ヤンヤン 夏の思い出

この映画はニューシネマの名称ヤン監督の
遺作となった長編映画で
2000年第53回カンヌ映画祭で
監督賞を受賞した作品。

コンピュータ会社を経営する父と母
高校生の姉そして祖母と
高級マンションで暮らしていた
主人公・小学生ヤンヤンの家族の物語。

祖母が脳卒中で倒れてから
ヤンヤン一家の家族に起こったことが
描かれていた。

姉の苦い初恋を描くとともに
父親の初恋の人ととの再会が描かれるとともに
これから始まりを予感させる
ヤンヤンの恋の始まりを思わせる行動など。

家族の思い出と現実が
過去と現実と
同じ事を体験する
淡くも苦悩するこころ模様を
ガラス越しに被写体を撮影したり
こころの裏表を描き分けるところに
巨匠らしい巧みの技を随所に感じさせてくれた
名作だった。

サンタブログ202605

#92人はなぜラブレターを書くのか
綾瀬はるか主演の
「人はなぜラブレターを書くのか」を観た。

20年前に起こった
日比谷線の脱線事故で起こった
実話を元にした映画。

20年を越えて
亡くなった人の思いを胸に
残された家族、友人、先輩、恩師など
の心の中に
ずっと生き続けていた主人公。

その当時の思いは
当時のままで心の中にとどまっている。
その思いを持っている限り
亡くなった人は
心の中に生き続けている。
しかし、その思いをどうすればいいのか
わからずに生き続けてしまう。

でも、いつかは
その思いにけりをつける必要がある。
その手段のひとつが手紙、ラブレターで
あることをこの映画は教えてくれた。

その手紙には
死者が死者の人生を生きてきた証
そして、その証が確実に紡がれていることが
嘘偽りではない
その人しか書けない
生の字として感じられる物だと思う。

このことはAIにはできない
温かな血の流れている人間しかできない
ことなのです。

手紙は
どんな時代になっても
なくしてはいけない大切な
ものです。

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