私信」カテゴリーアーカイブ

春の図書館の風景

僕は時間があると
町の図書館に行くのが日課です。

図書館に行くと
ただ本を読むだけでなく
知的好奇心が刺激され
思いもかけない本に出会う楽しみが
あるからです。

それと同時に
図書館には老若男女様々な人がいます。
特に制服姿の学生さんの
一心不乱に勉強している姿
友達と雑談でもしながら
息抜きしてる?微笑ましい姿をみると
自分の学生時代も思い出すとともに
自分の未来実現しようと
がんばりを心から応援してしまうのです。

3月の終わりになると
いつも行っている図書館の雰囲気が
違ってるのです。
人はいるのに
なぜかのんびりしている雰囲気
がしたのです。

どうしてだろう・・・・?

本を選ぼうと
図書館を一周してみて
その理由がわかりました。

いつもいるはずの
勉強している学生さんの姿が
見えないのです。

あ、そうか。
この時期は
次のステップに行く準備をしているのだ。
これまでの成果が実ろうが、実るまいが
とにかく
みんな次のステップに入っているから
学生さんは
図書館の外で行動している。
だから、学生さんがいないのだ。

いつもいたはずの
空席の学習席に
「おめでとう。
これからも、がんばれよ」と
声をかけくるのでした。

 

 

NOTE#7今日の成功は明日の失敗

NOTE#6いのちは地球よりも重い(誕生日に思うこと)
NOTE#5共に働いてる仲間との別れ
NOTE#4下り坂には下り坂の風光がある
NOTE#3日本酒「獺祭」の名前の謎
NOTE#2 友人小児科医との再会
NOTE#1 NOTE始めました

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誓い:老に学ぶ

文筆家執行早舟さんの書いた本に
こんな一文があります。

老人とは
老いた人、老けた人ということではなく
年を重ねて人間的に成熟した人と
いう意味というのです。

確かに
年令をただ重ねるだけでなく
人間的に成熟していきたいと
僕も常々思っています。

そして、執行さんは更に
こんな風にいっているのです。

「しあわせな人生を送りたいというのは
エゴイズムに直結した考え方です。
昔の人はそれが恥ずかしいことと
わかっていたので、
公にせず、腹の中で留めていました。
昔日本人が恥ずかしくてやらなかったことを
今堂々とやっている。
特に目に余るのが老人です。
自分の健康と長寿ばかり気にしている。
それを公言してはばからない」

かなり、過激な発言ですが
このあと、このように続くのです。

「若者の未来の幸福を
願うのが本来の老人というものです。」

年取ってくると
自分の生きてきた人生を
振り返って
同じく苦労は経験させたくない。
我が子が、孫がしあわせに生きていって欲しい
と願う気持ちが強くなってくるので
この執行さんの過激な発言には
すぐには賛同できませんでした。

でも
この言葉を何度も何度も読んでいると
嫌々
年取ってくると
健康でいようとか
しあわせを願う気持ちの視野が
どんどん狭くなってきているのに気がつきました。

若い時のように
大志を描くのではなく
なんと個人的な想いになってきていることに
気づいたのです。

今日61回目の誕生日を迎えました。
まだまだ若いときとは気持ちは
何も変わりません。
しかし、確実に年を重ねています。
脳出血という病気も経験し
確実に老いの道を歩んでいます。

だから
これからの人生は
輝く未来がこれからもずっと続くために
生きていこうと
小さい自分に閉じ困らず
老人の大志を描いて生きていこうと思うのです。

NOTE#6いのちは地球よりも重い(誕生日に思うこと)
NOTE#5共に働いてる仲間との別れ
NOTE#4下り坂には下り坂の風光がある
NOTE#3日本酒「獺祭」の名前の謎
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NOTE#1 NOTE始めました

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不貞の女

サスペンスやミステリーの巨匠として
半世紀にわたってフランス映画界うぃけんいんしてきた
映画監督。クロード・シャブロールの作品を見てきた。

シャルルは妻とひとり息子と
しあわせに暮らしていたが。
妻の不審な行動に
だんだん不安を募らせ
不倫をしていることを突き止めた。
そして
不倫相手に対して憎悪の念を抱いてしまい
ついには、不倫相手を殺害してしまうのです。

そして、警察の影が忍び込んでくるのです。

もっとドロドロした不倫ドラマは
現代でも多くあり
単純な不倫ストーリであるけど
どんな時代になっても
男と女の問題は変わらない。
愛情が強い上の激しい憎悪が生まれてくる。

現代人にも当てはまる
人間の持っている心理を
美しい映像美をともに描かれ
観を終わった後
人間の心の闇を強く感じた深い余韻に浸り
確かに秀作だと納得した映画だった。

またこの映画は
先日観た「シェルブールの雨傘」とどこか
映像に似た感じがしたのは
フランス映画の影響かと思ったが
実はジャン・ラビエが撮影したものだった。

NOTE#3日本酒「獺祭」の名前の謎
NOTE#2 友人小児科医との再会
NOTE#1 NOTE始めました

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シェルブールの雨傘

古典の名作であるこの映画を
初めて見た。

映画が始まって
全ての台詞が音楽になっていた
ミュージカル風であったことにびっくり。
最初は、その台詞に
ついて行けるか心配だったけど
そこは、さすが作曲者のルブラン。
美しい旋律、台詞をも音楽に変えて
全く不自然さなどではなく
またたく間に映画に引き込まれていった。

映画は
カトリーヌドヌーブ演じるヒロインの
叶わぬ恋が描かれていた。

恋が引き裂かれたのには
親の反対
徴兵制度などの社会状況などの要因が
あるが
彼女は17歳、彼は20歳なのを考えると
まだまだ結婚は早いという親の立場は
よくわかる。

もっといろいろ経験してから
安心して家庭をもってもらいたいと。

この映画でも
やはり恋は成就できなかったけど
愛し合った記憶は永遠
相手を思う気持ちは
形を変えてずっと続くと言うこと
時代が変わっても変わらないことを教えてくれる
今も色あせない内容の映画だった。

 

⭐︎ノートをはじめました。
お時間があれば読んでいただければうれしいです

https://note.com/fit_crab143/n/n6c5f3e7f29f7

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久米宏です

今年開けてそうそう
飛びこんできた悲しいニュース。
久米宏さんがお亡くなりになったニュース。

若き時代
「ぴったしカンカン」「ザ・ベストテン」
「ニュースステーション」など
その時代を
それまでの常識にこだわらず
独自の目線でテレビを通じて
目の前に飛び込んできて
テレビの前に釘付けになっていた。

最近久米宏という名前をはテ
レビで見かけることがなく
テレビ番組のパワーががなってきた時の
悲しいお知らせ。

そして
久米さんが書いた本があることを知って
読んでみた。

そこには
久米宏さんならではの苦悩が綴られていた。
誰にも表の顔と裏の顔があるもの。
もちろん久米さんにも
その苦労が綴られて
番組の裏側を垣間見た気がした。

そして
久米さんが一生懸命に
僕たちを楽しませるために
頑張ってくれたことに感謝の気持ちにあふれました。

久米さんありがとうございました。
安らかにお休みください。

最後に久米さんの言葉を書いておきます。

「自分の人生全てが偶然そのものだ。
偶然に乗り合わせた船を漕いでいただけなのです。
のりかかった舟は、漕がねばならない」  久米宏

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世界の終わりとハードボイルドワンダーランド

村上春樹の同名の小説。
今回初激化され
北九州芸術劇場で上演されると言うことで
見に行ってきました。

大学生時代に読んだ小説で
久しぶりに読み返して
この小説がどんな風に劇化されるのか
楽しみに出かけた。

楽しみにしていたのは
僕だけでなく
満員御礼の超満員の劇場で
開演前から熱気にあふれていた。

この小説は
心の中と肉体と
そして頭の中の世界を別々に描いていくが
言葉を
自分の頭で映像化していた世界が
目の前に現れ
芸術性の高いダンスと音楽で
話の裏側を表現しながら
観客の心に二つの世界が
しみこんでいく。

あっという間に終演となり
村上春樹の世界に引き込まれた時間。

青春時代
村上春樹の世界の虜になっていたが
忘れかけていた世界を
再び僕の心に読みが得させてくれた
完成度の高い劇だった。

次は
どんな村上春樹ワールドが
現れるだろうか?

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春の息吹

毎朝、日の出前に
散歩をしています。

ここ数日
外に出た途端
温かいなぁと感じ
四季が移り変わっていることを
肌で感じて
からだ全体の細胞が目覚めて行くのを
からだいっぱい感じるようになりました。

ある日
真っ暗な中
温かくなったなぁと思っていると
どこからか
いい香りが・・・
花の香り、梅ん香りでしょうか?
あたりは真っ暗なので
どこにどんな花が咲いてるのかは
全くわかりません。

でも
どこかで花が咲いてて
花の生命の息吹を発していると感じるのです。

ああ、いい匂いだ。
その匂いを嗅ぎ、感じる度に
からだの底から
エネルギーの息吹が
湧き上がってくるのを感じました。

その息吹を感じながら
僕は
目に見えない力が
僕だけでなく、植物からも
エネルギーを発して受け止めて
生きていることを感じたのです。

日の出前には
地球上は目覚めのエネルギーにあふれるのです。
だから元気に過ごせるのです。

その日
花の匂いを感じながら
生命のエネルギーに感謝していると
空が白みかけました。
あ、夜が明けると思った瞬間
・・・・
花の匂いは消えていました。

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もぐら

という山浦未陽監督の短編作品を観た。
この映画は
風俗店で働く若い女性の姿を描いた作品。

皆それぞれ
夜の世界で生きていかないといけない事情がある。
その世界には男も女もない。
誰もが親にさえ言えない
理由を抱えてもがき、悩みをかかえ
今の闇から脱出しようと
必死で生きている。

真っ暗闇の夜なのに
キラキラ輝くネオンの光が
心の闇を照らす虚栄心偽りの光では
こころは癒やされない。

そして心が癒やされた時に
朝の光に気づくのです。
朝の光は嘘偽りのない
希望の光であることに気づくのです。

その気持ちはよくわかる。
僕も太陽から希望の力をもらっている。
だから、昨日も、今日も、そして
きっと明日も
陽が昇る前に起きて
朝日に希望をもらって生きているのです。

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薬指に助けられて

以前入院していた時は
手のリハビリもしていました。
手の動きはとっても複雑。
だから
手を以前のように動かそうと思うと
かなりリハビリを
頑張らなくてはならなかった。

特に
リハビリに難渋した指は
薬指。
動きずらそうにしている
薬指をみていると
弱い指だし
この指だけが
思い通りに動かないことも不思議
動くときは
小指と一緒だし
その弱い指に
どこか愛おしさも感じてしまう。

この弱い薬指の役割もあるはず。
文字通り薬を塗るときには
重宝する指。

薬指に薬がついていても
親指と人差し指と中指の3本が
自由に動かせるので
ものもつかめるし
この3本で作業することができる。

歴史的にみても
古人は不器用なこの指にも
愛情をもって接してきた。

西洋では
この控えめな指が
愛情に通じていると考え
この指に結婚指輪をつけるようになった。

薬師如来では
左手に薬の壺をもち
右手の薬指を少し前に出し
傷ついた私たちに
薬を塗ろうとしてくれているように
この指は病気を治す力をもった
神聖な指と考えてました。

僕自身にとっても
薬指は
リハビリ中に
大きな勇気と治る力をもらった
指であることを実感しました。

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朝のセレモニー

7年前病気をしてから
生活のリズムは明らかにかわった。
それまでは
睡眠時間を減らしても
働いたり、勉強したりしていた。
睡眠は、休憩の延長戦でしかなかった。

しかし
病気をしてからは
朝起きると
「ああ、生きている」と思うことが
あったのを思い出します。

そして
目覚めたと同時に
今日も大事に生きていこうという気持ちが
あふれてくるのです。

それは今でも続いていて
朝起きてから
朝食をとるまでの時間は
自分だけの黄金時間とも言えます。
だから、無駄にはしたくない
朝4時には起きて
散歩を兼ねて、近所の氏神様にご挨拶。
そして
その後はブログを書いたり
その時感じた気持ち、考えをアウトプットの時間。
これが僕の朝のセレモニー。

仕事が終わった夜は
リラックスしながらインプットをする時間。
そして今日一日が無事終わったことに
感謝の気持ちがあふれてくると
なぜか8時を過ぎると
自然に眠くなり
9時には寝る毎日。

早起きしても
7時間は寝てるので
朝起きる時には
心身とも生まれ変わったような気分で目覚め
また朝のセレモニーを始めるのです。

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