東日本大震災10年経って今思うこと~FUKUSIMA50を観て~

東日本大震災が起こって10年
  東日本大震災と言えば地震、津波のことは
  絶対忘れてはいけないけど
  もうひとつ絶対忘れていけないことは
  福島の原発事故。

  当時原発事故の状況が
  刻一刻、タイムリーに
  原発建屋などの事故の状況が伝えられ
  結局
  建屋の屋根が水蒸気爆発で吹き飛んだ状況は
  今でも記憶にしっかりとどめている。

  その時、現場の方々は
  原子炉がメルトダウンを起こすのを
  指をくわえて見いたわけじゃなくて
  吉田所長をはじめ
  現場で働く人々の
  尋常でない努力のおかげもあったと思っていた。
  その時の状況を知りたくて
  当時現場の状況を映画化した
  FUKUSIMA50を今回はじめて観た。

  映画では予想通り
  緊急電力も途絶えるなど
  想定外のことが起こる中で
  最悪の放射能漏れ
  原子炉の爆発を抑えるために
  まさにからだをはって
  命がけで戦った職員の姿が描かれていた。

  現場は死線の状態
  いついのちがとられるかもわからない戦場。
  そんな状況を知ってか知らずか
  官邸や会社本部からは
  日本を守らないといけないという使命もあるから
  現場に対して
  オンラインできびしい注文が次々にとんでくる。

  恐怖との戦いで
  現場は究極の重責で
  きっと逃げ出したかったかもしれないが
  日本を守るという責任から

  逃げ出さずに守ってくれたおかげで
  あわや
  東日本に人が住めなくなるかもしれない
  状況から救ってもらえ
  現在があることを
  決して忘れてはいけないことを
  この映画は伝えてくれた。

  映画を観ていて
  10年前の福島の原子力発電の状況、対応は
  今の新型コロナウイルス感染との
  共通点が多いと言うことに気がついた。

  放射線事故は
  コロナと同じように目に見えない相手の戦い。
  目に見えない放射線を相手に
  放射能汚染が広がらないように
  電力の途絶えた建屋で
  バルブの操作をしたり
  目に見えない相手に対して
  文字通り手探りで戦っていた。

  
  もしあのとき
  2号機の建屋が爆破してたら
  日本の人口の半分は放射能の汚染に今も苦しみ
  東日本には住めない状況になっていた
  かもしれな状況だった。
  日本が残るかどうかのギリギリの状況だったようです。

  でも
  そうなる状況を
  神様は望んでなかたのかもしれないです
  なぜか
  2号機建屋の屋根の一部分が壊れたおかげで
  圧力を下がる抜け道となり
  大爆破、大惨事を逃れて
  我々は今、こうして日本で暮らしていけてるのです。
  
  なぜ
  屋根の一部だけが
  自然に壊れただけで難を逃れた理由は
  今もってもわからないと
  映画の中で語られていました。

  あわや危機一髪の大逆転のことが
  奇跡が起こっていたのです。

  僕は、神様がくれた再生へのチャンス
  なんだと思うのです。
  それは、我々人類特に日本人に
  かわらないといけないことに気づくチャンスを
  いただいたのではないだろうか?
  この10年で 大切なことに気づき変わっただろうか?
  
  思えば
  当時原子力発電は
  安全で、クリーンな発電だという触れ込みだった。
  自然を壊し、人間自身の生活を豊かにするために
  原子力発電を推進してきた
 
  その姿は
  人間の科学の勝利に酔っているかのように
  奢ってなかっただろうか?
  人間の知恵なんて
  自然の前では無力なんだぞ
  自然が地震、津波という事象で
  教えてくれたんではないでしょうか?

  真実を見極めろ、気ずけ、めを覚ませと
  言われているような気がするのです。

  この10年
  復興をすすめているけれど
  元の生活に戻すことが
  復興ではないことを伝えたいんじゃないでしょうか?

  何も変わってないから
  地球はウイルスを撲滅することじゃないよ
  人間の考え方、生き方が間違ってることに
  気づいてもらうために
  津波という手段の次に
  ウイルスを送り込んだ気がするのです。

  復興オリンピックっていってるけど
  言葉だけで 
  どう変わったオリンピックになるの?
  賛成できないよ、もっと考えなさいと
  神様が言ってるような気がします。
  
  今こそ変わらないといけない
  そんな変われる変化をまたもらったのだ
  もし、変わらなければ・・・・
  
  東日本大震災の教訓を生かして
  規制の価値観からの脱却が必要では
  ないでしょうか?

  本当に大切な物は
  目に見えない、目に見えないところに
  あると思うのです

  変わりましょう。

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