日別アーカイブ: 2024年2月23日

先日宮沢りえさん主演の”月”
という映画を観た。

この映画は
実際起こった
身体障害施設での殺傷事件
をモチーフにした映画でした。

身体障害者の方を
映画に出していいのか?
など映画公開の是非も問われ
お蔵入りの可能性も秘めている
問題作という評判。

なぜか、この映画は
生で、この映画を見ていなければならないと
なぜか強く思って
上映館を必死で探して観てきた映画でした。

見終わった感想・・・・
言葉にできなかった。
この映画はホラーなの、サイコミステリーなの
ヒューマンドラマなの
この映画は何?と頭の中が
混乱した映画だった。

施設の職員が
どうして殺人を犯してしまったのか?
そこには
人間の深い心の闇
自分に役立たないものを排除したい
排除してしあわせな世界になり
自分も救われる。
・・・という妄想にかられ
その妄想が育つ環境に身を置いたため
次第に妄想が現実のものとなり
ついには
殺人することが正義になってしまった。

そんな誰もが持っていて
誰もがその闇に引き込まれるかもしれないという
ことを教えてくれた。

深い問題作の映画だった。

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