日別アーカイブ: 2024年2月14日

病は気から

この言葉は、
みなさんもよく耳にする言葉でしょう。
実際僕も、診療中に限らず
よく口にする言葉です。

最近は、情報があふれ
病気を診断するのは医者ばかりではなく
ちょっと胃が痛くなれば
AI先生に尋ねる人もいるのではないでしょうか?
AI先生がみつけた中に
自分が安心できることをみつけ
一瞬安心して・・・でも
おなかが痛いのも、咳がでるのも
大丈夫だと考えて
ほっといてしまいがちです。

そして、大変なのは次に同じ症状が起きたとき。
あの時の判断は、正しかったのか?
この症状はがんなのか?
自分の命は大丈夫かと
自分で判断することができなくなって
病院に駆け込む方をよく目にします。

医者の立場だからいうわけではありませんが
からだの不調を感じたら
勝手に思い込まないで
きちんと医療機関を受診して
医者に診てもらって、正しい診断をしてもらって下さい。
病は気からなんです。
みなさんの不安を取り除くことができる
みなさんに寄り添える医者で
いつもありたいと考えています・

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やりきったこと

さて、今日考えて見たことは
今まで「やり切った(やり切っている)」ことの中で、
一番思い出深いことなんだろう?
ってこと

僕のやりきったことは、
今のクリニックを開院したこと。
今のクリニックを開院して2月で丸13年になります。

この病院を作るために、
知恵、体力、経験、そして運さえも・・・・
僕の持ってる全ての力を
注ぎこんでできたと思います。

クリニックを作ろうと思った時
自分と見つめ合う機会をいただきました。

自分と見つめ合った瞬間、
自分らしい医療、自分しかできない医療、
自分らしく生きること、自分しかできない生き方を
したいというエネルギーが
自分の中から沸々と湧いてくるのを感じました。

それを今考えてみると、
きっと自分の使命に目覚めた
瞬間なのかもしれません。
だから、
決意して立ち上がれたんだと思います。

縁もゆかりもない土地での再出発でした。
最初は妻以外に
僕の思いの理解者も応援してくれる人もいませんでした。
でも、僕は行動しました。
自分の思いを語る機会がありました。
心から溢れる思いを誰かに伝えたいと思いました。

そんな僕を
時の神様は見ていらしたんだと思います。
僕に”出会い”という
プレゼントを用意してくれていました。

めげそうな時も
僕を支えてくれたのは、
それまで縁もゆかりもないのが不思議に
思えるほどの良きご縁でした。

初対面の方なのに
全てを語れた気がします。
僕の医療を夢を理解してくれ、
身体を張ってサポートしていただいた方々に
次々に出会いました。

どんな困難なことが起こっても、
めげそうな時も温かく応援してくれた方々でした。
そして
いつも僕を信じてついてくれた家族がいました。
クリニックが形になるにしたがい、
みなさんの温かい心に
僕が包まれていく気がしました。

そして、クリニックが開院して
この2/14で丸13年になります。

今思うのは、
このクリニックで太陽のような医療を届けるのは、
ただの通過点でしかない。
僕には、
まだまだ使命感があるような気がしています。

僕の命を輝かせてくれた
皆さんの温かい心に感謝して、
今ここにいることに感謝して、
自分の命をみんなのために
精一杯光輝かせて生きていこうと
思っています。

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