医は医なきを期する

医師として
  人生の半分の時間を
  生きてきました。

  医師という仕事に
  ゴールはなく
  日々勉強の毎日
  医学が進歩するから勉強を
  しないといけないけど
  本当に勉強しないといけないことは
  真実の医療の姿を
  みつけ、確立するためなんだと
  月日が経つにつれて
  思うようになりました。

  まだまだ道は途中ですが
  今、思う医としての道は
 「医は医なきを期する」と言うことです。
  今までの医学の進歩は
  強引すぎて、本質から外れた
  少し行き過ぎた方面に進み過ぎている気がします。
  効果の有無を追求しすぎて
  医学本来の目的
 「医は医なきを期する」と言うことを
  忘れかけていることに気づいたのです。

  つまり
  医の目的は
  この世から医の力を借りずに
  生きられる世にすること。
  つまり
  医が除去された世の中を
  目指していくことが
  本当の医療の目的なんだと言うことに
  気がついたのです。

  医は 
  病気を治すだけが目的なのではなく
  再び病気に冒されないように
  導いていくべきなのです。

  医者の手を借りずに
  病気知らずで生きていくためには  
  元々持っている
  自己抗体の抵抗力や自己治癒力を
  生かす道を生き
  そのために自分の生きる道を
  確実に歩んでいく精神、心を強くする
  その生き方ができているかを
  見届け、指南するのが
  医者として生かしていただいた
  僕がたどりついた
  僕の医師としての道
  医道でもあります。

  最後に、もういちど言います。
  人のからだには
  元々自然治癒力をもって生まれています。
  ですから
  医療は
  病気を治すだけで足ると思うことなく
  医なくとも生きられる術をお伝えすることなんです。

  それが、僕の目指す
 「医は医なきを期する」ということなんです。

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