月別アーカイブ: 6月 2021

祖父の見守り

先日1年ぶりに
   MRI検査を受けてきました。

   医者のくせにといわれそうですが
   思い切って告白すると
   MRI検査は苦手なんです。

   これまで
   何度も患者さんには
   MRIを受けていただきました。
   じっとしてないといけないし
   CTに比べて時間がかかるし
   音もするし
   こどもの場合は
   お薬で眠ってもらって
   検査をしていました。
   敏感なこどもたちは
   何かされると予感するのか
   興奮してるのか
   鎮静できず、興奮状態もつよくなって
   後日に予約を取り直して
   再チャレンジを余儀なくされることもあり
   MRI検査は
   主治医としても
   プレッシャーの検査でした。

   そのMRI検査を
   今回の入院中に
   初めて受けることになりました。

   耳につく
   うるさい騒音のする
   MRI室で
   じっと、じっとしないといけない
   ということを
   初めて経験しました。

   正直な気持ち
   苦痛でした
   閉鎖空間で動けないのは
   拷問にも感じ
   次は無理・・・と思いました。

   退院後受けたときも
   初めての病院だったし
   今後も診てもらうので
   覚悟して受けましたが、
   たまりませんでした。

   できれば
   次回は短時間で済む
   頭部CTをお願いしようと
   思ったのですが
   先日
   1年ぶりにMRIを撮りましょうと言われたとき
   閉鎖空間が苦手なので、できれば・・・といいかけると
   そうですか、鎮静の薬を使いましょうか?と
   提案されましたが
   自分はおとなだし
   そんなことはプライドが許さず
   覚悟して受けることにしました。

   どんな拷問でもうける覚悟で
   MRI台に横になりました。

   始まりました。
   落ち着くために眼をつぶり
   深く呼吸を意識していると
   ふと
   思い出したのです。

   僕が
   大学生のとき
   電気工事をひとりでしていた父が
   漏電して
   入院したことを。
   その時、ヘルメットと、
   金属製のものを使ってたので
   電気の流れが変わり
   頭をかすめた程度で
   電気がからだを貫通するのを免れ
   一命をとりとめたことがありました。
   また
   父は10年以上前、脳梗塞を起こし手術もしましたが
   全く麻痺などの後遺症もなく
   元気に今でも暮らしているのです。
   そして
   今回僕も
   脳出血を起こしたけど
   仕事も生活も変わりなく復帰しています。

   そんな父のことなどを
   まぶたに思い浮かべていると
   僕が
   生まれてまもなく他界した
   僕の記憶の中には全くない
   祖父が現れ
   大丈夫、心配するな、治してるぞと
   いいながら
   僕の頭をなでてくれているのでした。

   そういえば
   祖父は祖母の介護の疲れから
   脳出血を起こして亡くなったという
   話を聞いたことがあります。

   僕も、父も
   祖父から守られてたんだ
   同じ陽気で苦しまないように
   守ってくれたんだ。
   今も、寄り添って下さっている。

   感謝の気持ちで
   胸が熱くなり
   長いはずのMRI検査も
   あっという間に終わりました。

   結果は
   祖父の思いのおかげで
   何も異常はありませんでした。

   実際会ったことのない
   全く記憶のない
   おじいちゃんに会い、
   今にも続く愛情を感じた時間に
   感謝でした。

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安心安全の世界とは

オリンピックの開幕日が
  日に日に近づくにつれて
  どのように
  コロナウイルスと共存していくかを
  人々に突きつけられ  
  様々な人が
  オリンピックとコロナウイルスについて
  様々な人が
  意見を交わし
  議論は過熱していってるが
  中々結論に至っていないのが
  現在の状況です。

  そのなかで
  飛び交っているのが
 「国民のいのちを守る」
  そして
 「安心・安全」という言葉。
  何度も聞いていると
  当たり前のことを言ってるようだけど
  実は
  その意味をよく考えないといけないと思います。

  そこで今回は
  「安心・安全」について。

  安心・安全は
  言葉上はよく似てる気がしますが
  実は意味の上では全くちがう言葉何です。

  安全とは
  危険を取り下げること
  または、危険のリスクを下げることです。
  安全を達成するためには
  誰もが納得できる基準
  特に科学に裏打ちされた基準が
  求められます。

  例えば
  シートベルトは車の死亡事故を減らす
  とか
  感染については
  感染源を特定し、感染経路を断てば
  感染を抑えることができるなどのような
  誰もが納得する科学的根拠が
  存在しています。
  ですから
  データーを示すことで
  人々は納得できるのです。

  それに対して
 ”安心”という言葉には
  科学的根拠は存在しません。
  人々の頭の中に浮かんだイメージ
  すなわち
  人が作り出した幻なんです。

  安心という言葉には
  科学根拠というものは存在しません。
  そこにあるものは
  安心という言葉を発した人が
  ”安心”したいという願望を表した
  言葉なのです。

  その言葉は、
  こうありあたいという願いを表した
  言葉なのです。

  菅総理大臣は
  安全・安心の言葉の意味を踏まえて
  発言されると
  国民はもっと納得するのでは
  ないでしょうか?

  どんな行動をすると
  どんな効果が起こり
  感染リスクが下がるから
  安全なんだと。

  これだけリスクが下がると
  人々が
  安心した気持ちで
  オリンピックの開催を喜べると。

  今のままでは
  総理が、国だけが
  安心できる方向に進んでるのかとおもうほど
  人々は安心できてないから
  先行き不安なのだと思います。

  僕も診療中や日常生活でも
  よく使ってる言葉ですが
  言葉の意味をおかみしめながら
  使っていきたいです。

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万象我師

この春
ミニトマト、ズッキーニ、レタス、獅子唐の苗を
いただいたので
プランターに植えて
日々の成長を
毎朝チェックするのが
毎朝の楽しみであるとともに
元気をいただています。

昨日は
ズッキーニに花が咲きました。
ズッキーニの花は
大きなま真黄色なので
存在感がとてもあり
花を見つけた時には
こんなに大きくなったと
喜びの瞬間なのですが
花を見た時に
次は立派なおいしいズッキーニの実を
つけてほしいなぁと
自分本位の人間の欲しかない
思いが沸き上がってきて
純粋に花の美しさを愛でられないの気持ちに
気がついて
悲しくなりました。

でも
ズッキーニは
僕の思いなんんて、気にもせず
必死で生きていることに
今日気がつきました。

今日は朝から雨が降っていたので
ズッキーニの花をみて
ズッキーニから元気をもらおうと
いつものように見に行くと
今日は
花開いてないんです。
花びらを閉じて
雨が花の中に入らないよう
花粉が雨で流されないように
必死に花を閉じている姿に
思えて仕方がなかったのです。

自然は様々に時々で変化します。
そのことを嘆いてもしかたない。
受け入れて
守るべきものはしっかり学ぶ。

そんな
力強い生きるためのメッセージを
雨にうたれているズッキーニの姿から
学びました。

万象すべてわが師なんですよね

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正しい栄養の取り方

我々人間のからだを構成する物質は
  リンとか鉄とか亜鉛とか水とか
  地球の自然界普通に存在する元素から
  できています。
  生体独特のものというものは
  何一つありません。

  従って
  僕たちのからだは
  構成物質がなんであるかより
  これらの物質の結びつき方
  体内での相互の影響しあってることが
  重要だということでは
  ないだろうか?
 
  体内の構成物質、元素が
  凝集して、外界からの力に
  かき乱されないように
  その物質が持っているエネルギーの力を
  遺憾なく発揮して、利用できることが
  重要ではないかと思います。

  この成分が不足しがちだから
  この栄養、食品をとらないといけないと言うことは
  気を使ってる方は
  多くいらっしゃいますが
  その成分が道のように使われているかを
  考えながら
  摂取している人は少ないことでしょう。

  外見は同じ
  水晶、ダイヤモンドにしても
  粉々にしてしまうと
  水晶は六角に、ダイヤモンドは八角に割れると
  言われます。
  水晶もダイヤモンドも
  構成成分は同じでも
  外から受けたエネルギーで状態が
  変わるということでしょう。

  ですから
  同じ食品であっても
  例え
  からだに悪いというものであっても
  あなたの持ってるエネルギーによって
  よくも働くこともあり
  悪くも働くことにもなると言うことです。

  ですから
  あなたのからだの細胞
  からだを形作っている成分一つ一つが
  健康状態で働くためには
  健康を意識するだけではなく
  趣味、強要、知識、感情や
  その人を取り巻く
  家庭環境、社会の経済状態を含め
  個人生活から社会事情に至るまで
  幅広く影響していることを
  知っていないといけないし
  そして、そこも整えなければ
  健康になれないと言うことも
  知っていないといけないのです。

  ニュートンが
  リンゴが落ちたのは引力があるから
  と万有引力を発見しました。

  
  僕は思うのです。
  確かに万有引力は確かにある。
  リンゴが落ちたのは万有引力のせいだけではなく
  リンゴからしたら
  風の力や、熟した時期など
  落ちる時期を感じたから
  また、ニュートンに食べて欲しいと思ったなど
  落ちるための様々なエネルギーを感じたから
  木から落ちたのかもしれませんね。

  生きていくためには
  様々な力が働いていることを
  知らないといけないのだと思います。

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病気になって知ったゼロパワーの存在

本当の自分
  本来の自分に目覚めると
  自分の中のゼロポイントにつながって
  おもいがけない力が
  出現したことを
  体験することが誰にでも
  あると思います。

  ゼロポイントに目覚める地
  次から次に
  本当の自分、本来の自分の心が
  露わになり
  自分の本音の部分が
  出てくるようになります。

  ゼロポイントに目覚める
  きっかけになるののひとつは
  病気の時だと思います。

  僕も病気になったとき
  これまでの自身の生活や生き方を
  振り返り
  ”本音で生きよ”という
  魂の叫びとも思える声に
  触れたような気がしました。

  実は
  肉体は
  意識するに関わらず
  魂の声に敏感に反応するのです。
  からだに出てきた反応は
  魂の意向であることもあるのです。

  その魂の意向
  つまり
  本当の自分に忠実になると
  宇宙と同一化することができ
  宇宙に存在する
  ゼロパワーとも接触することができ
  それまで想像しなかたような
  大きな力を得ることができ
  奇跡と呼ぶようなことが起こるのです。

  病気になることには
  大きな意味があることなのです。
  つまり
  病気になったことで
  魂からの声に耳を傾ける時間ができ
  からだの声に従って
  本音で生きていく決心をするように
  なるのです。
  そう決心した瞬間に
  あなたの自然治癒力のスイッチがおんになり
  それまでとは違う
  エネルギーの流れが生まれます。

  ですから
  病気になったら
  医者任せにして生きていくのではなく
  どんな病気であっても
  諦めずに
  自分で魂の声に従って
  自分の意志で生きていくことが大事なのです。

  あなただけの人生
  誰かのため、人の眼を気にして生きていくのではなく
  自分の本当の気持ちに気づき
  自分の感じる宇宙と一致することで
  ゼロパワーをいかして生きていけるのです。

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メタトロンが教えてくれること⑤高血糖の理由

その患者さんは
  当院ができた時
  10年以上の付き合いのある患者さん。

  患者さんは
  糖尿病を長年患っておられ
  糖尿病専門医の指導を受けているので
  僕は
  セカンドオピニオンの立場で
  漢方薬とメタトロンでの
  診療をずっと続けてました。

  その患者さんは
  長年薬を内服しているにも関わらず
  Hb1acは7-11を変動し
  ずっと正常値に至ったこともなく
  数値だけ見ると
  とてもコントロールできている状況ではない。
  数値を初めて聞くと
  どの医者も大慌てするとか。
  でも
  インシュリンは分泌されているとのことで
  Hba1cが高くても
  インシュリンの皮下注射は使わない方針のこと。
  その患者さんを
  15年近く僕も診ているが
  不思議と合併症状を起こすこともなく
  血糖値だけが高いが
  からだが高血糖であることを
  正常だと言っているような気がして
  膵臓だけでなく
  セカンドオピニオンとして
  全身状態を診させていただいた。

  最近は
  メタトロンを使って
  専門医と異なる着眼点で
  その患者さんの診療を続けていた。

  その患者さんのメタトロンは
  膵臓はもちろん
  神経も、腎臓の血管も、目の血管も
  合併症がある状況でなく
  メタトロンの治療にもよく反応して
  
  毎月メタトロンをする度に
  臓器から良くなっているのが
  わかっていたので
  Hba1cが8代前後で推移しても
  そのうち正常値に近づくと予想していた。

  しかし
  先日その患者さんが受診されたときには
  とても心配そうに
 「今日は悪いと思う」
 「○○内科の血液検査で
  Hba1cが9台になったので
  今日は覚悟してますと」

  糖尿病は
  表だった症状が出にくいので
  検査値など
  他覚的評価中心になるので
  取り急ぎ
  メタトロンをはじめた。

  結果は
  前回よりもいいぐらい
  膵臓も、神経も、眼も
  他に心臓も、肺も若いひとにも負けない
  力強い状態でした。

  糖尿病の悪化は考えにくい
  なら、なぜ血糖値が上昇したのか?

  もういちど
  患者さんを診ると
  腰にコルセットをしている。
  尋ねてみると
  今、自宅の庭の改築に力を入れられてて
  自ら工具を持ち、木を伐採したり
  結構日々
  重労働をおこない
  ギックリ腰になり
  まだ痛みが残っているので
  原因を整形外科で検索中だとか。

  庭作り
  7月完成うぃ目指して
  今つゆ時期に入り
  晴れ間には寸暇を押して
  作業に入っている。
  メタトロンでも
  腰を使っているサインが出ていた。

  僕は話を聞いて
  血糖値が高い原因は
  これだと思った。

  つまり
  庭作りに頑張っていることが
  アドレナリンがでて
  グルカゴンがでて
  血糖値を上げて
  血圧も上げて
  からだが戦闘態勢に入っていることがわかった。

  Hba1cが高いのは
  頑張っているから高いのだ
  膵臓が悪いからではない
  頑張るからだになるようにしてるんだ。
  だから
  腰も痛めている
  庭作りで頑張り過ぎたからだを
  いやしてあげたら
  きっと血糖もさがり
  血圧も、腰の状態も良くなるはずです。

  今の
  患者さんの高血糖の原因のことをはなすと
  患者さんも納得されて
  来られたときのゆうつな表情とは
  全くちがう明るい顔で帰られた。

  患者さんに1ヶ月後会うのが楽しみ。
  そして
  7月患者さんの新しい庭に
  お伺いするのが
  僕も楽しみにして診療を終了した。

  検査などの数字だけに縛られることなく
  その人の暮らしぶりから
  患者さん自身を診ることの大切さを
  あらためて教えられました。

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崇神天皇時代と変わってない感染対策

  世界的パンデミックに襲われている現代
  このようなパンデミックが起こったのは
  歴史的にみても
  今回が初めてでなく
  スペイン風邪、ペストなどが
  知られています。
  
  日本でも
  歴史上
  何度も疫病が流行したという記録が
  残っています。
  一番古い記録は
  第10代崇神天皇の時代に
  疫病が流行ったようです。

  崇神天皇の時代については
  諸説ありますが
  紀元前100年頃のことかと
  考えられます。

  これまでの疫病の多くは
  今考えるとウイルスや細菌が原因で起こる
  感染症であったと思います。
  この疫病の原因がわかるようになったのは
  つい最近
  20世紀になってからなので
  崇神天皇の時代には
  全く原因がわからなかったでしょう
  その時に崇神天皇は
  自分ができることをして
  疫病を収めようとしたことでしょう。

  朝、夕と
  神々に祈りを捧げられたれたことでしょう。
  そして
  自らの身を清めるために水行し穢れを落とされ
  お住まいの宮殿を浄められたそうです
  そして全国に
  天社という国直轄の神社を作り
  国社という今でいうところの県庁をつくり
  神戸という地域の氏神様(県知事)を任命し
  天皇の指示が
  神戸を通して全国の人々に届く
  仕組み作りしたのです。

  これで
  天皇の思い、つまり中央と地方を
  一つにすることに成功したのです。

  具体的には
  それまで
  神社に人が定期的に集まる風習があったので
  人が集まる神社に
  手水舎を設置し
  そこで手洗いと口をゆすぐことを
  徹底されたのです。

  崇神天皇の思いと行動を
  国民が一つにすることで
  疫病は程なくして収まったそうです。

  この話は
  今から2000年以上前の話ですが
  科学が発達した現代でも
  手洗い、みつを防ぐなど
  やってることは同じなんです。

  感染対策の
  基本は昔と変わってないことにも
  びっくりですね。

  でもなぜ
  科学の発達した現代において
  コロナ感感染症は
  収まらないのでしょうか?

  それは
  崇神天皇が願った
  国民の命と生活を守りたいと願いが
  一つになっていないから
  国民に伝わっていないからなんでしょうか?

  2000年前に比べて
  人口も増え
  生活形態も複雑になって
  人々の思いも複雑になっているので
  思いが
  伝わりにくい時代になっているのも
  あるでしょう。

  でも  
  昔も今も変わらないのは
  人々のいのちが大切だということ。
  今こそ
  何が一番大切かを
  ひとりひとりが考え
  気持ちを一つにする時期がキーポイントですね。

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内なる声を聴くとは

入院していたときから
  自分の内なる声を
  感じるということを経験しました。

  例えば
  リハビリ中に
  動かない手が
  動く手の動きをサポートするように動いたり
  次の日には
  動かなかった指が
  少しずつ動くようになっていたり
  小さな奇跡というような
  出来事がありました。

  そして
  その奇跡を感じたときには
  からだの中から
  ニコニコ笑顔で
 「よかった、よかった」という
  声が聞こえてきたのです。

  この声は最初は
  自分自身の心のつぶやき
  喜びの声だと思っていたのですが
  毎日度々、異なるときに
  同じような声が聞こえてくるし
  僕のリハビリを加勢してくれている 
  見守ってくれている力が
  あるように思えるようになりました。

  内なる声、内なる力が
  あるのではないか?

  この内なる声は
  決して自分の感情やつぶやきと
  必ずしも一致しない
  思いもしない言葉のことも多くあり
  僕自身の感情の声ではないんです。
  この声は
  感情の心のもっと奥の、深いところにある声で
  その時の感情や出来事に関しては
  淡々と見つめている
  もうひとりの自己が確かにいる、ある。
  それが内なる声なんですよね。

  そして
  この内なる声を最初は気のせいだと
  否定してましたが
  だんだん受け止めて、
  その内なる声を意識して
  暮らしいると
  心強い味方がいつも見守って下さってるような気がして
  毎日が、行きやすくなったような気がします。

  内なる声は
  病気をしたから聞こえてたのでしょうが
  聞こうともせず、従うこともなく
  無視して暮らしていたので
  病気になってしまったのでしょうね。
  
  僕自らのせいで
  病気を招いてしまったのに
  内なる声は
  だから、言っただろうと叱咤すること
  そんな怒ったそぶりも全く見せず
  親身になって応援してくれるのです。

  僕が内なる声を裏切ったとしても
  内なる声を裏切ることなど
  全くありません。

  その
  内なる声に気づいたときに
  有り難くて、有り難くて
  涙が止まりませんでした。

  これは
  僕だけのことではありません。
  みなさんの中にも
  内なる声は存在するのです。

  僕の医者としての仕事は
  みなさんに
  その内なる声を聴けるように
  お伝えすることのような気がしてます。

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薬を飲むなら喜んで

65歳以上の方を対象に
  コロナワクチンの接種が
  山口県でも
  進んできています。

  当院でも
  接種がコロナワクチン終息に
  役立てることになればと
  予約制にはなりますが
  接種の強力をしています。

  接種の協力をしていると
  かかりつけでない方も
  多く来られるので
  みなさんが
  日頃どんなお気持ちで
  過ごしているかがわかる
  場面に出くわすことがあります。

  そんな中
  気づいた点をひとつ。

  問診票には
  今どんな診断を受けて
  どんな薬をのんでいるかを
  記入する欄があります。

  とても大まかな質問で
  答えやすい問診になっているのですが
  逆に、書き漏らしもあるかもなので
  きちんと確認する必要があります。

  そこで
 「病気はありませんか?」とおたずねすると
 「病気はありません」と答える方が多いので
 「え?問診には薬を飲んでると書いていますが}
 「薬は飲んでるけど、病気じゃないよ」
 「病名はご存じですか?」
 「・・・・・」という
  会話をくり返すことが度々あります。

  普通なら
  病気がある。診断がついている。
  だから、お薬を飲んでいるはずだけど
  何のためにお薬をのんでるのか
  わからなくなっている。

  ご高齢だから
  長年飲んでるから
  わからなくなってしまうのかもしれません。
  健康になってても
  習慣的に薬を飲み続けていると言うことも
  あるかもしれません。
  
  これには
  いつもきちんと説明していない
  医者側の責任もあるかもしれません。

  が
  自分の身を守るために
  自分がどんな病気?
  どこが弱いから治療をしているのか
  知らないといけません。

  からだには
  カルテが記憶しているわけでは
  ありません。
  薬は、からだにとっては異物です。
  からだが必要かどうか判断します。
  その時に
  あなたがどんな思いでその薬を
  摂取しているかが
  その薬が
  効果が出るかどうかのポイントになります。

  あなたが
  喜んで、その薬を飲んでいるのであれば
  あなたのからだは
  喜んで薬を吸収し
  ちゃんと働くように受け入れてくれることでしょう。

  薬を飲むなら
  あなたのためになってるからと
  納得して、喜んで飲んでもらいたいです。

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なぜ病気になったのか?

  コロナ禍で
  新しい生活様式が叫ばれ
  新生活が長引くにつれて
  こどもたちの  
  からだの変化を感じることがあります。

  学校では
  オンライン授業がおこなわれることも増え
  外出機会も制限される中
  こどもたちの生活は
  スマホを扱うことが多くなります。

  スマホやタブレットは
  こどもだけでなく
  おとなにとっても
  家にいながら多くの情報はとれるし
  テレビ、映画、本を読むこともできるし
  ゲームなどの娯楽に使うことだってできる。
  ステーホーム中でも
  SNSを使い、zoom会議、オンライン飲み会など
  コミュニケーションもとれて
  したいことが
  スマホ一台でなんでにできてしまう
  魔法の機器とも言えるでしょう。

  でも、この魔法の機器を
  自己制御力が未熟なこどもに与えてしまうと
  スマホに夢中になって
  何時間もゲームをやっていたり
  youyube、漫画、SNSを見続けたり
  依存度が問題になることが多くあります。

  東北大学の川嶋隆太教授はご自身の著書の中で
  長時間形態やスマホを使用する生徒の学力は低い
  という調査結果を発表しています。
  それ他の研究でも
  ビデオゲームのプレイ時間が長いと
  同じように学力が下がる
  また、スマホ時間が増える他
  うつ病の原因の可能性もでてくる
  という研究発表も増えてきています。

  最近、当院外来でも
  朝起きれない、授業に集中できない、一日中眠い
  覇気がない、眠れないなどの症状が続き
  貧血や、自律神経失調症などを心配されて
  受診される方が増えています。

  そのようなご心配なお子さんに対して
  様々な検査をおこないますが
  異常を認めるお子さんは
  ほとんどいません。

  検査異常ないから
  正常かと言えるので
  症状に困っているのは事実なので
  原点に帰って
  もう一度お話します。
  毎日の生活を
  朝から起きて寝るまでの生活のことを
  尋ねます。
  その子の生活像が描けるまで
  じっくり聞きます。

  すると
  症状のあるお子さんに共通する
  生活像は
  スマホを使っている
  時間が多いということです。

  ご本人も家族も
  スマホをよく使っているのは
  わかっていてても
  何時間使ってるという
  答えは返ってきません。
  時間感覚が麻痺くらい
  多くの時間をスマホ使用に割いているのでしょう。

  スマホ一台に
  全世界の情報ががこれ一台に詰まってる
  中々優れもののツールです。
  しかし
  情報も多すぎて
  何を信じていいのかわからなくなり
  情報だけが
  頭の中で堂々巡りしてしまい
  コロナ情報もそうかもしれませんが
  不安ばかり増し
  抑えきれない不安のため
  病院を受診される方も増えています。

  スマホ自体は
  決して悪いわけではありません。
  スマホを頭が疲れるまで使い
  頭を休める時間を作らない
  生活のあり方が問題なんです。
  つまり
  スマホのどう使うかを決めていない
  スマホの使い方を知らないことが
  問題なんです。
 
  これは
  スマホだけの問題ではなくて
  病気も同じです。
  病気になることが悪いわけではないのです。
  病気になるまで気づかなかった
  からだの使い方が問題なんです。
  からだの使い方を変えずに
  薬などで症状を抑えても
  からだの使い方を変えずに生活してるから
  病気がまた発病してしまうのです。

  当院では
  患者さんと共に
  なぜ病気になってしまった理由を探すところから
  医療が始まると心得
  病気にならないからだの使い方を
  お伝えしています。

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