日別アーカイブ: 2024年4月23日
欠点
誰にも欠点はあります。
聖人と言われる人にも、
きっと欠点はあったと思います。
そう思うのは・・・・
人は欠点があるからこそ
成長できるのだと思うからです。
完璧な人だったら
その先に成長できるでしょうか?
欠点は
神様が人間に与えられた
プレゼントなのかもしれません。
実際
欠点のない人よりも
欠点のある人の方が
人間味にあふれ、多くの人に愛されていませんか?
欠点があるから
あなたも、僕も愛される人でいられるのです。
そう思うと
欠点にも
「ありがとう」という気持ちが芽生えてきますね。
小児科医になったのは
最近断らない病院の救急医として
働いている医師の生の姿を追った
ドキュメント映画「あの鼓動に耳をあてよ」
という映画を観た。
その映画で
なぜ大変な救急医を選んだのか?という問いに
病なら何でも診るってかっこいいですよね。
そして
実際に救急医になると
何でも診るのは病気でなく
患者の背景、人そのものの何でもであると
答えていました。
その言葉に、自分も小児科医を決めた時の
思いを鮮明に思い出しました。
僕も
まずは目の前の患者さんがどんな病気であっても
自分の手で治してあげたいと思っていました。
総合医療を考えましたが
大学には、臓器別の縦割りの科ばかりで
総合診療をできる科はまれでした。
そんな中
小児科はこどもなら
外科疾患以外はまず自分で診る
診ないといけない科であること
こどもたちの成長を見守ることができる
希望がもてる科であることに
魅力を感じて選んだことを思い出しました。
そして
実際、小児科医として働き始めると
こどもを取り囲む
家族のことが気になり
家族を診るファミリークリニックを開業。
家庭医となったのですが
家族の人を見ていると
それぞれの立場での生き方があり
その中で
病気になる原因があると。
自分も病気を経験して
生き方への警鐘が病気なんだと気づき
今は
からだだけでなく
しあわせになるための生き方を
伝えようと今は診療だけでなく
ブログを書いたり、本を出したりしています。
かっこいいから救急医に憧れて始まった
僕の医師としてのはじまりは
救急医とは仕事は違っても
志は変わらないと
今自分がやってることを更に進めていこうと
思うのです。