時を超えたお盆

今年のお盆は
みなさんはどのようにお過ごしでしたか?

大雨が心配なお盆
コロナの感染報告がうなぎ昇りの日々で
高校野球も3日連続の順延で
政治家の方々が
自粛生活を叫ばれるとおりの
お盆になった気がします。

いつもと違うお盆をおすごしだったことでしょう。
僕はのんびりと
家族と過ごした夏休みでした。

本を読んだり
DVDをみたり
雨や風の音を耳にしながら
お風呂に入ったり
まさに
時の流れに身を任せながら
時間の流れに身をゆだね
過ごしていました。

時の流れを感じたのは
今という時間だけではなく
過去に戻ることも・・・

半藤一利氏の最後の著書
「戦争というもの」を読んで
その時僕は
戦争が始まる当時に
いました。
戦争に突入し
連戦連勝のニュースに沸き返る人々
でも実際は
先行き不安だらけの日本の状態で
あると言うことに気づかず
報道を信じて。勝つと信じ
生きていたのです。

そして
8月15日の
田辺聖子さんの日記に触れ
「何事ぞ!」と
突然の敗戦の事実を知り
驚愕したと書かれており
まさに本を通して
戦争体験。

偶然にも半世紀前の
日本の状況を
偶々手にした著作から
知ることなり
当時、人々が自粛を強いられながらも
いつになったら
元の自由な生活に戻れることを
望んでいたのだと
どこか現代にも通じる
感覚をを覚えました。

まさに
戦時中も今も
人々の気持ちは
元の自由な気持ちになりたいという
気持ちを持ってるのは同じだ
と言うことを感じました。

そして
その日みた映画
「ナミア雑貨店の奇蹟」
いまだした手紙が32年前から
返事が来るという
時空を越えて交流するという
映画でした。

時計の上では
現在であっても
過去から送られてきたメッセージを
受けた気がした
ちょっと不思議なお盆を過ごしました。

これも
お盆だから受け取ることができた
これからもしっかり生きよという
ご先祖様からのメッセージだったのでしょうか

今日からクリニック平常通り
診療いたします。
よろしくお願いします。

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