ペンローズ博士のノーベル物理学賞

今年のノーベル賞が発表されました。
 今年は日本人の受賞者はいなかったので
 日本人にとっては
 少し盛り上がりに欠ける感じがしました。

 僕的にも
 存じ上げない名前がずらり。
 僕が知らないだけで
 みなさん立派な業績を残された方なので
 注目すべき学者です。

 今回僕が注目したのは
 ノーベル物理学賞を受賞された
 ロジャー・ペンローズ博士です。

 略歴をみてみると
 あのホーキンズ博士と双璧の物理学者で
 ブラックホールを解明された方でした。

 ブラックホールのことは
 僕はほとんどわかりませんが
 博士が述べられた言葉が気になりました。
 その言葉は
 「物質そのものが、ある意味では
  精神的な存在である」です。

 博士の研究された物理学の世界は
 物質的の裏に隠された
 精神的な世界を解明された方だと思うのです。

 それを裏付けるように
 ご自身が用いてきた数理学的な手法は
 もともと精神世界の中で生み出されると
 考え、研究を進められ
 著書のなかでも
 「意識というのは、何か別の存在です。
  それは部分の寄せ集めではなく
  一種の大局的な能力なので
  おかれている
  全体の状況を瞬時に考慮することができるのです。
  つまり
  私は 意識が量子力学と考えるのです」と
 述べられています。

 結局 、量子力学は
 物質世界の解明をしているようで
 実は
 目に目ない
 物質の世界の奥に隠れている
 意識の世界を追求しているのです。

 全ての物は
 目に見えない意識の力が働いている。
 その力は
 個々人の意識の力と言うより
 もっと、もっと大きな大局的な力
 が働いている
 それを解明するのが量子力学だと
 ペンローズ博士が解明しようとした
 世界なのでしょう。

 そういえば仏教にも
 「全にして個、個にして全」
 という言葉があるのを思い出しました。

 ひとりひとりの人が生きて行くには
 きっと大きな意識。力が働いていることが
 今後科学の世界で証明されるのでしょう

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