生い立ち②医者にあこがれていた少年時代

僕は
 平均的なサラリーマン家庭に
 生まれました。
   
 仕事人間の父と
 専業主婦の母という
 当時の平均的なサラリーマン家庭で育ちました
 両親とも
 教育はしっかりうけさせようと
 思っていたようで
 小学校は
 校区の公立小学校でなく
 バスで1時間ほど通学時間のかかる
 私立小学校に入学しました。

 7つ離れた姉と一緒に通ってましたし
 近所の友達から
 すごいなぁなどと
 言われることがありましたが
 その私立の学校に通ってることは
 僕にとっては
 特別意識はなく
 当たり前の普通の道と思っていました。
 みんなの視線の意味がわかるには
 かなり時間が経ってからでした。

 また
 その小学校は
 カトリック系の学校で
 週に1回、道徳の授業があって
 イエス様の話を
 シスターの先生がしてくれました。
 今でも不思議に思い出す
 小学校の授業と言えば
 このシスターが黒板一杯にかいた
 イエス様、マリア様の絵です。
 
 なんの先入観もなく
 自然な形でキリスト教を学べ
 イエス様に対して
 親近感が湧いたとともに
 聖書の話が自然とみにつき
 そのことが
 今でもキリスト教に抵抗なく触れられている
 一因になっているのかもしれません。

 それと
 その小学校は 
 私立の進学校でもあったので
 お医者さんの家庭が多かった
 ように思います。

 友達もお医者さんの家庭の人と
 自然と仲良くなりました
 そして、その子の家に遊びに行くと
 どこのお父さんも
 仕事の合間に
 白衣を着てニコニコして
 挨拶に来られるんです。
 
 僕は
 家に父がいるという
 経験はあまりありません。

 と言うのも
 その時代は高度成長期のまっただ中
 我が家の父は
 まさに企業戦士で
 帰宅も遅く
 家にいる、父に会うのは休みの日ぐらい
 でも、疲れてて
 僕と遊ぶ余裕もあるはずもありません。

 父が余裕で
 笑顔をみせてくれる
 開業してるお医者さんの家庭に
 どこか憧れている自分がいたような気がします。

 でも、そんな
 お医者さんの家庭って
 僕と住んでる世界とは別次元のはなし。
 僕が、医者になれるわけないし
 医者になることもないだろうからと
 なぜか
 医者という世界に壁を作って
 小さい時から過ごしていたような気がします。
 
 でも、心の底では
 お医者さんという仕事を実感する前に
 お医者さんの家庭でふれて感じに
 どこか憧れをもっていたのは確かです。

 今思えば
 この小さいとき気持ちって
 理屈じゃなくて
 純粋な気持ち
 魂のプログラムだったのでしょう。

 でも、医者になんて・・・・と思って、
 気持ちを抑えていたのも事実です。

 その僕が
 だんだん医者の道に近づいていくのですが
 その続きは、またブログで

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