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「真実の医療」カテゴリーアーカイブ
【真実の医療②:真実の医療はどこに?】
【真実の医療②:真実の医療はどこに?】病院に行くと
問診があり…
その後、診察
そして必要であれば検査を受け
診断がついたら
お薬をもらったリ、時には手術が必要・・・などの
治療をします。患者さんの困った症状は
どこからきているのか?
どこが悪いのか?病気の原因
ターゲットを見つけ
治療するこれが現代医療の中心
西洋医学原因を探す
科学の力を最大限に駆使するのが
西洋医学のやり方検査をすることが悪いわけではない
原因を改善するために薬を使う、手術をすることも
患者さんのためだから、医療者は
時間を忘れ、時にはわが身を削って
患者さんと一緒になって
病気と必死に戦っています医学は進歩しました。
治らなかった病気も治るようになりました
でも病気はなくなりません。それは
医者が、悪いのでもなく
西洋医学が悪いのでもない人間のからだって複雑
現代医学ではまだわからない
手の届かないところがあります現代医学が
気づかないところに
きっと
大切なこと、
真実の医療があるのだと
僕は思います。僕が気づいた大切なことを
これから、お伝えしようと思います。
カテゴリー: 真実の医療
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真実の医療:スタートライン
よく聴くこんな話
“病院に行くと、検査、検査だよね”今の診察って
パソコンの画面と向き合って
患者さんの顔を見ず
患者さんの話を聞かずに
検査、検査、検査検査結果がでたら
異常値を直そうと治療する
異常値がなければ、大丈夫だといういつのまにか
医師たちは
検査結果に縛られている。
だから
患者さんは不安になっていく。こっちを向いてって。
人のからだは
数値だけで測れるものではない。からだをよく診れば
患者さんとよく話せば
検査に頼らなくても
できることがある。
わかることがいっぱいある困ってる目の前のあなたと
向き合い
顔を見て
ことばを聞いて
この手で触れて
初めて
医療が始まるここが、きっと
真実の医療のスタートライン
カテゴリー: 真実の医療
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明日からできる食物負荷試験~食べれることの喜びを~
一般的にアレルギーで困ってる方は多く
年々その悩みは増えててきている。
その中で、一番患者さんが困ってるのが
食物アレルギー。
それをどのようにすれば解決するかの
糸口となる講演を聴講してきた。
全国で唯一アレルギー科単科の個人病院
”おかべアレルギークリニック” 岡部貴裕先生。
今までずっと臨床畑一筋
そして、僕も北九州勤務時代お世話になり
その、実直な医療に感銘を受けていた。
そして、講演会でも
大きくうなずける点が多かった。
食べれるかどうかどうかは・・・・
食物負荷試験はやはりかかせない検査。
その検査をどのようにやっていくか
・・・・経験と実績に基づいた力強い講演。
食べれないことは、苦痛なこと
でも、どの食物も
大量に食べるないといけないわけではない
本人の好み、家庭の嗜好などに合わせて
安全に食べる量を決めてあげることが
・・・・・僕たちの使命。
そのために、行う
安全にできる食物負荷試験。
これなら、できる
僕も、先生を見習って、一歩を踏み出す時か。
最後に先生は
「食べることは
命をもらうこと
幸せをもらうこと」 と話を〆られた。
まさに、いつも思ってたこと
講演中に何度も先生に
”さぁ、始めてみよう”とポンと肩を叩かれた気がした
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山口県小児科学会山口地方会~栄養面からこどもの病気を考える~
山口県内の小児科医が集まる学会
日本小児科学会山口地方会に出席
各先生方が経験された貴重な症例の他に
高名な先生の貴重な講演も聞ける大変有意義な学会。
「乳幼児健診に必要な栄養学」
実践上司大学大学院食生活学科 古川 漸教授
の講演
こどもの病気を栄養面から講演され、
①ミルクを制限されているときは、カルシュウム不足に注意
②尿路結石の時はカルシュウムを制限するのではなく
シュウ酸を制限すること
③離乳食時におこる乳糖不耐症に対しては
徐々にミルクを増量することで耐性がえられること
④牛乳は、酸を中和するので虫歯の予防になる
⑤虫歯の予防は、糖をとらないこと
食後に牛乳を飲むこと
⑥チュアブル錠は、甘いが虫歯の原因にはならない
⑦食物除去中は、糖の代謝予備能力の低下が起こりやすく
ケトン性低血糖に注意
⑧小さく生まれた子どもは、出生後も代謝経路が
倹約型なので、普通に食べてしまうと、カロリーオーバーになる。
そのために生活習慣病になりやすい
などなど
目からうろこの話がたくさん。
明日から、患者さんに話す内容が濃くなって、
・・・・・ひとり熱弁をふるってるかも(笑)
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防府小児科医会~よりよい小児科医療充実をめざして~
2か月に一回
防府市の小児科医が集まって勉強会を行っている。
山口県立総合医療センターや
市内の開業医の先生が一同に顔を合わせ
貴重な症例の報告があったり
様々な疾患についての情報交換
防府市の小児医療をよりよくするために論議したり
・・・・・
とても有意義な時間。
今回は
家にいる時だけ濁ったおしっこが出る症例の報告
があり・・・・みんなで知恵を絞りあった
そして昨年より、医療センターで行われてる
経口食物負荷試験の状況の説明を受けた。
食物アレルギーでお困りの患者さんは多くいらっしゃる。
食べれるかどうかの判定は重要であるし、難しい。
こんなときに
身近に食物負荷試験を行っていただける施設があると
とても有難い。
いきなり負荷試験ってわけにはいけないけど・・・・
日頃からかかりつけ医がしっかり患者さんのことを把握し
負荷試験の適応がある患者さんには
今後、お願いすることもあるだろう。
最近、大きな病院と開業医との病診連携が重要視されてるし
日々の診療していると、その大切さが実感させられる。
防府市小児科医会は
防府の小児科医療の充実と
こども達の明るい未来を願っている集まりの会
であるといつも実感させられる。
次回は年明け。
これから忙しい小児科医
インフルエンザにも負けず、みんな元気で
・・・・来年もがんばりましょう
今回は特別に
たかはしさんのお弁当付きでした。
ごちそう様でした。
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動物由来の細菌感染症の増加~ペットブームの影で~
山口大学連合獣医学研究科 度会 雅久教授による
「動物由来の細菌感染症ー産業医に必要な知識」
の講演を聴いてきた
ペットブームの昨今
それによって増えている
ペットからの経皮感染が問題になってるレプトスピラ症
日本でも感染している人が意外に多いQ熱(ワイル病)
ジフテリアを発症するコリネバクテリウム・ウルセランス感染症
などを
わかりやすいスライドを使って講演された
(*スライドはレプトスピラ菌です)
そして、話の中心は
今年ユッケ事件で注目された腸管出血性大腸菌感染症。
原因菌としてO-157が知られているが
その他にも、O-104など様々なものが知られている。
この菌が怖いのは
10%の人に溶血性尿毒症症候群に移行し
血小板減少や溶血性貧血、
尿量の減少、脳症などの重篤な合併症を引き起こすこと。
画像のように
菌が赤血球(ドーナツ型の円形のもの)を吸着して、病気が発症します
この菌が産生する
Shiga toxin(志賀トキシン)と言われる、
日本人の名前がついてるけど
コレラ菌も同様な毒を産生して
・・・・この怖い毒素が原因で合併症が引き起こされる。
根本治療はまだ確立されていないのも、問題。
このように近年動物由来の感染症がふえているけど
ペットの健康管理の重要性
そして
文明が進み
グルメブームで生を食べることが増えたことの
警鐘・・・・・なのかもしれない
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