真実の医療」カテゴリーアーカイブ

いのちって何だろう

”いのち”と毎日向き合ってるのに
改めて「いのちって何でっすか?」と聞かれると
心臓が動いてる?
脳死ではない?
生命活動を行っている状態?
ってちょっと科学者っぽく答えてみても
なんだかしっくりこない。

質問を変えて
「なぜ死ぬのですか?」と聞かれても
難しい。
死ぬことは当たり前だし
宗教的に次のステージに上がるために・・・といっても
誰もが納得してくれる答えとは言えない。

そんな時
生物学者の福岡伸一氏が次のように
答えていた。

「秩序あるものは秩序が壊れる方向にしか進まない。
それが宇宙の大法則、エントロピー増大の法則。
生命もこの法則から逃れることはできない。
だから生物は必ず死ぬ。

しかし、生物はただ座しているわけではなく
必死に抵抗を試みている。
自らを絶えず壊しつつ、作り治すこと繰り返し
法則にあらがう。
なんとか坂道を上り返そうとしている。

いのちとは、この健気な努力のことである」

この福岡氏のことば
まさにメタトロンでは、まさに
からだの部分の壊れているところ
そして修復している過程を診ている。
つまり
いのちの状態をチェックしているのです。
そして、そのいのちの力に
手を貸すことにも少しは貢献できている。

メタトロンは
いのちに寄り添っている医療なのだと思う。

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生命力は伝わる

週末
防府市の向島小学校にある寒桜を観てきました。

この桜は
僕が入院していた時も
家族から
満開の寒桜の写真がおくられてきて元気をもらった
パワーのある桜です。

今年も空に向けて
ところ狭しと咲き誇っている姿。
きれいと思っただけでなく
力強く生きている姿に圧倒されました。

毎年実際に見に行ってる寒桜。
入院中にも見ていた寒桜。
そして新型コロナウイルスの影響で
実際に見に行くことはできなかったけど、
久しぶりに見た樹には
その生命力の大きさを感じることができました。

そして、
そばに行くだけで
体の底から元気が湧いてきたから
不思議です。

大自然に生きている
動植物、全てのものは
たくましく生きている。
そして生命力溢れるものが
生き残っていることを
教えてくれている

そして
その生命力をつなげようと
してくれているような気がします。
ですから
病気の時だけでなく
元気が出ないときは
生命力みなぎるものに
触れること
無理なら写真だけでもいい
生命力を感じ
生命力を引き継ごうと思う事は
とても大事なことだと思いました。

ちなみににこの寒桜は
樹齢100年、最近蓬萊桜という新種で
山口県の特別天然記念物に指定され
一人で100年以上生きて来ました。
そしてその生命は
接ぎ木された
いわゆるこどもとも言える寒桜につながり
今年も
親に負けないくらいの
立派な姿を見せてくれています。

生命力はどんどん伝わっていくんですね。
あなたにも
わたしにも

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自分の価値

あなたは
どんな人ですか?
あなたって
どんな人か説明できますか?

あなたのの顔ってわかりますか?

意外と
自分のことってわからなくないですか?

自分の顔を知りたければ
鏡をみればわかるはずだけど

”あの人と比べたら、かわいくない”
”あの人より、目が小さい、鼻が低い”
”あの人と・・・”なんて

あなた以外の人と比べてないですか?

逆に
人から言われて

肌がつるつるしてる
髪がきれい
くちびるがふっくらしてる
・・・・など
初めて自分の魅力に
気がつくことがあるかもしれない

自分のことって
意外と知らないものだと思いませんか?。

自分の外見だってわかりにくいのに
自分の良さや能力なんて
もっとわからないもの。

勉強や仕事をする時
誰かと比べてしまったら
集中できないし、
あの人が気になって
心が上の空になってしまいます。

そして
誰かと比べて
”あの人より劣ってる”なんて
不安に思ってしまうこともあるかも。

人と比べるってことは
ないものねだりをしてる
実はとっても我がままな行為なんだとおもう。

外見にしても
内面にしても
みんな持ってるものが違う
ってことに気づいてほしい。

あの人が持っているものを
あなたは持っていないかもしれない
けど
あなたが持っているものは
あのひとは持っていないはず。

自分が持っていないものを
欲しくなるのは人間の性。
あの人と同じものを持ちたい
と思うのも人間の性。
あの人と同じものを持ってしまうと
また
別のものを欲しくなってしまうのも
人間の性。

だから
人の持っているもので
満足することはできないんだと
思います。

”人がもっているものは
永遠に手に入れることはできない”と
思った瞬間に
自分の中に大切なものがあることに
気がつきます。

そして
自分の中にある
大切な宝物を
探してみたくなるでしょう。

自分の中にある宝物なら
きっと
いつまでも大切にしようと
思うでしょう。

他の人が
持っていようが
持っていようが
関係ない。

あなただけがもっていたい
あなただけの
大切な宝物

そんな宝物は
みんな持っている。

もっと自分に関心を持って
自分の中にある
宝物を見つけてみましょう。

自分の中にある
自分らしさを見つけましょう。

他人からみた自分の価値ではなく
自分の中の宝物を発見したら
きっと
自分の素晴らしい価値を
誇らしく、大切に
思うでしょう。

自分らしさとは
実は
”神様からもらった果実”

神様からもらえる果実は
1種類だけで
自分の手で持てるだけという
決まりがあります。

だから
他の人がもっている果実を
持つことはできません。
取り替えることもできません
分かちあうこともできません。

その果実は
あなたしか見つけることができません。
あなたしか手に取ることはできません。
あなただけの果実

その果実は
自分で、自分のために
大切に味わうことしかできない。
そして
その果実は
永遠にあなたを支えてくれます。

”自分らしさ”という
神様にもらった果実を
さあ、見つけてみて下さい。

☆週末は、
美容師の MIKIKOさんとフォトグラファーの美智子さんに
1日お付き合いいただき自分らしさ発見の時間を過ごしました。
本当に自分って自分ではわからないものだと実感。
わくわく、ドキドキしっぱなし。カメラの前で、もっと輝きたい
と思った刺激的な貴重な時を過ごせたことに
感謝の時間でした。

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トニー滝谷

イッセー尾形主演の映画「トニー滝谷」を
観た。
ほぼモノクローナルの映像の中
西島秀俊さんの語りで
淡々と進む映画。

孤独に生まれ
孤独に生きていた主人公が
愛を知り、しあわせな結婚生活を始め
二人の生活で孤独とは無縁になると思ったが
またもとの孤独状態に戻るかもしれないと
怯えてしまう結婚生活だった。
そして、唯一愛した女性も
実は孤独から逃れるための
病気を持っていたのです。

孤独者として生まれ
孤独から逃れることができるのだろうか?
淡々と語られ、淡々と進み
いったいどんな風に進むかわからない
映像の世界に
ただ独り向き合わされることで
主人公の孤独を観ていたはずが
いつのまにか自分自身の孤独と
向き合っていたことに気づかされた
後味の深~~~い映画だった。

原作は村上春樹。
全てに引き込まれる不思議な映画だった。

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福分があるなら禍分もある

人間には、
天から与えられた福分というものがあるという。
福分とは、天から与えられた幸運のこと。
ですから、福分のある人は
いつも幸運を呼び込んでいる人のことをいいます。

福分があるのだとすると
禍分というものもあるはず。
福分があるなら、禍分は存在します。
そして人によって福分と禍分は決まっているとも
考えられています。

ですから、
嫌なことがあった時
これを自分の人生に与えられた
禍分だと考えれば
福分も必ずある、与えられると思うと
気が楽にんさりませんか?
頑張れませんか?

人は、とかくしあわせなことばかりに
目がいきがちです。
しかし自分の人生は、
しあわせだけで満たされることはありません。

現代人はしあわせばかりに目がいって
しあわせばかりを追い求めすぎてしまい
一寸でも満たされていないと
世界で一番不幸のように落ち込んでしまうのでは
ないでしょうか?

これは人生だけでなく
何事においても、いい面、悪い面
表と裏があります。
表からみれば、禍分にしか見えなくても
そのことが福分につながっているのです。

ですから
どんなに不幸な状況でも
前を向いて歩いて行きましょう。

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死ぬ日まで生きていく

誰にもわからないのは
いつ死ぬかということ。
誰もが経験する死が
いつ来るかわからないので
人は死に対する不安、恐怖を憶えるのかもしれません。

考えてもわからない死の対して
怯えて生きるよりも

「生きている間は生きている。
死ぬ日まで生きているんだ」

と考えればどうでしょう。

確かに、人は死に対しては無力です。
死のために備えることは
人が最もできないことのひとつでしょう。

死に対する運命は、自分では逆らえなくても
死ぬ日までは生きていくのです。
死について思い悩み
くよくよして生きても
明るい気持ちで生きてても
死が訪れる日は必ず突然くるのです。

それなら、死ぬ日まで、明るく生きていく方が
いいと思いませんか?

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自信を回復させてくれるもの】

今日は、
自分にとって
元気や自信を回復させてくれるものって
なんだろうか、考えてみました。

僕にとって
元気や自信を回復させてくれるものは、
きっと自由な時間だと思います。

ある事柄に一心不乱に取り組み
無事成し遂げた後の
開放感は格別なものがあります。
その時感じた開放感は
何かに解き放されたかのように、
まるで
久しぶりに太陽の光を
浴びたかのように
全身エネルギーチャージされていくような
感覚に全身が満たされます。

そして
疲れがとれ、
気がつくと次へのエネルギーに
充填されていくのを感じます。

その心から解放される時
自由な時間をどのように過ごしているか?
実際に好きなことをする、
家族と過ごす、友達と過ごす、
好きな本や映画を観る・・・
その時々で自由な時間の使い方は違います。

また、たとえ何もしなくても
自由を感じることだけでも
自分へのご褒美をいただけたような気がします。

自分に元気を回復されてくれるもの
それは、決してモノではないような気がします。

今振り返っても
疲れた時に
心が満たされたモノは
思いつきません。
物ではないような気がします。

自由を得られたことは、
何かから解放されたということ。
自分の明日へのエネルギーであり、
希望へと続くものだと思います。

そして
自らの発展に繋がっていく。
そして
新たな結果を生むステップにつながる。
その満たされた結果自体が
ひょっとしたら
ご褒美なのかもしれない。

何にも束縛されない、
心から溢れる純粋な明日への活力、
未来の成功へのスタートに立てた気持ちが、
僕にとってのご褒美としての
自由なのかもしれません。
あなたにとって自信を回復させてくれるために
必要なものって
なんですか?

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知らなくていい権利があることを誰が伝えるのか

恩師でもある
大賀正一教授の講演を拝聴した。
演題は「新生児医学と小児医学~無限と連続~」

話は
生まれた時に行われる
新生児に行われる新生児スクリーニング検査
でわかる病気の種類が
僕が医者になった頃は6種類だったけど
今は、数十種類以上にわたるようになったと
言うところから話始まった。

それらの疾患が
新生児スクリーニング検査で判明したとしても
とても希な病気であったり
治療法もわからないなど
病名だけが知識としてだけ
一人歩きしてしまう病気がある。

そのような
将来発症するかどうかもわからない病気だと
発症しても治療法がない病気を
知ることが本人にとっていいのか
家族が知っとけばいいのか
主治医の心の内に秘めておけばいいのか
その判明後の行動が
その子の人生を大きく変えてしまうことにも
なりかねない。

それに対して
希な病気
500万人にひとりのような病気でも
最近原因、治療法がわかり
救うことができるようになった病気もある。

そんな病気に対しては
治せるのだから
希であっても、お金がかかっても、リスクがあっても
挑んでいかねばならない。
挑むことで、その子の人生は大きく変わってしまう。

生まれたとき正常でも
病気の原因因子を持っていると
様々な条件でその病気が発症することがある。
だから
生まれて、健やかに育っていくことを
サポートするのが使命の小児科医は
その子の命、いえ、いのちだけでなく
人生、しあわせさえも願って働き続けなければならない。

生まれてから死ぬまでの
連続する命を見届けるのが小児科医の役目
だと恩師は熱い思いを込めて
我々にメッセージを送ってきた。

医者はサイエンティストであるため
最低この期間に対して
責任を持つべきであると思うが
僕は更に、生まれる前、死んでからも
つまり魂の連続についても責を負っていくべきだ
と思ったのです。

恩師から、素晴らしい気づき、学びの
有り難い時間を過ごしました。

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強みを考える

3月が近づくと、
なんだか空気が変わったのを感じます。
生命の芽生え、エネルギーの目覚め、何か生まれそうな、
そして何か始まりそうな未来を感じさせてくれる
空気感を感じます。

季節が移り変わるように
人の考え方、流れも変わってきます。
どんな時にも信じられるのは自分。
そして自分の強みを知っていたら・・・
どんな時にも自分の武器になってくれるような気がします。

そこで、今日は自分の強みについて考えてきました。

「強み」は、
自分の“好き”“得意”“成功”という
プラスの要素を全て兼ね備えたもの。

好き・得意・成功
というキーワードで自分を深めて行くと

僕の強みは、
やろうと思ったこと、やりたかったことを
実現するために行動することができる(た)
ことだろうと思います。

実現しようとがんばることは
好きだし、得意な事だと感じていて、
そしてもちろん今の自分につながっている。
とも思ってます。

そして
何か一つやり切った時、
ふと振り返ってみると、
それは昔思っていた夢が
実現していることに
気がつきました。

描いた通りの形ではないけど、
僕に夢が叶ったと
感じさせてくれました。

夢が
出会いたいと思う人に出会ったことで
こんな風に実現している。
とても、不思議なことに思えました。

もしかしてこれを
”運”と言うのかもしれません。

”運”と感じたその瞬間に、
決して自分一人だけの力でないことに
気がつかせてくれます。

神さまかもしれない、
ご先祖様かもしれない、
友達かもしれない、
昨日出会った人
かもしれない、家族かもしれない・・・
誰なのかはわからない
誰かの力で実現できた気がします。

僕の周りにいる人、
全ての人のおかげで
実現したことなのではないかと思う。

だから、みんなに感謝したい、
”ありがとう”っていう気持ちになります。
神さま、ご先祖様だけでなく
誰にも手を合わせたくなります。

そして、
みんなに恩返しをしたくなります。
僕がしあわせをいただいた力を
全部おかえしできたらいい。
そう思って過ごすと、
みんなのために頑張れる力が
湧いてきます。

そして、益々
自分にしあわせになる力が
あふれて来る気がします。

これから、
一人でも多くの
しあわせの輪が広がるそんな風に、
自分の強みを発揮できるように
生きて行こうと思います。

あなたの強みってなんですか?

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キーワード

今日は今生きている自分というものを
自己紹介形式で3つのキーワードに絞って
書いてみようと思います。

僕は池内克彦と申します。
職業は医師。
赤ちゃんやこどもの命を守る小児科専門医として
こどものこ家族の健康を守る家庭医として日々働いています。

小児科医の仕事を一言で言えば、
自分で意思表示の出来ないこどもの命を守ることです。
だからみなさんに大変だねって言われます。

そこで今日は
どうして自分が医師それも小児科医になったのか?を
3つのキーワードに沿ってお話しします。

第一番目は“笑顔”。
笑ってないこども、困ってる人やしあわせでない人を見ると、
なぜ?どうして?笑わないの?体の具合が悪いの?
笑顔でない人をほっとけないのです。
いつも笑顔でいてもらいたいのです。

第二番目は“愛”です。
親がこどもを愛する、人が人を愛する。
愛情を注いでいるものに対して、
僕もその愛を全力で応援して支えてあげたいのです、
愛を守り、愛を大事にしたいのです。

そして
最後は“信頼”。
自分を信頼してくれるのなら、
その人を全身全霊込めて守りたい
という気持ちが起こります。

あなたに信じてもらえたら
僕はどんな時も頑張れるんだと思います。
“僕を信んじて、
頼ってくれる人が笑顔でいるために、
全身全霊愛をもって生きていく。”
それが
僕が今医師たる理由なのかもしれません。

そして、
これからも多くの人が、
今よりも
しあわせで愛あふれる豊かな人生を送れるように
日々医師として信頼と愛を持って生きていくのだと思います。

あなたにとってのキーワードっては何ですか?

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