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自信を回復させてくれるもの】

今日は、
自分にとって
元気や自信を回復させてくれるものって
なんだろうか、考えてみました。

僕にとって
元気や自信を回復させてくれるものは、
きっと自由な時間だと思います。

ある事柄に一心不乱に取り組み
無事成し遂げた後の
開放感は格別なものがあります。
その時感じた開放感は
何かに解き放されたかのように、
まるで
久しぶりに太陽の光を
浴びたかのように
全身エネルギーチャージされていくような
感覚に全身が満たされます。

そして
疲れがとれ、
気がつくと次へのエネルギーに
充填されていくのを感じます。

その心から解放される時
自由な時間をどのように過ごしているか?
実際に好きなことをする、
家族と過ごす、友達と過ごす、
好きな本や映画を観る・・・
その時々で自由な時間の使い方は違います。

また、たとえ何もしなくても
自由を感じることだけでも
自分へのご褒美をいただけたような気がします。

自分に元気を回復されてくれるもの
それは、決してモノではないような気がします。

今振り返っても
疲れた時に
心が満たされたモノは
思いつきません。
物ではないような気がします。

自由を得られたことは、
何かから解放されたということ。
自分の明日へのエネルギーであり、
希望へと続くものだと思います。

そして
自らの発展に繋がっていく。
そして
新たな結果を生むステップにつながる。
その満たされた結果自体が
ひょっとしたら
ご褒美なのかもしれない。

何にも束縛されない、
心から溢れる純粋な明日への活力、
未来の成功へのスタートに立てた気持ちが、
僕にとってのご褒美としての
自由なのかもしれません。
あなたにとって自信を回復させてくれるために
必要なものって
なんですか?

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知らなくていい権利があることを誰が伝えるのか

恩師でもある
大賀正一教授の講演を拝聴した。
演題は「新生児医学と小児医学~無限と連続~」

話は
生まれた時に行われる
新生児に行われる新生児スクリーニング検査
でわかる病気の種類が
僕が医者になった頃は6種類だったけど
今は、数十種類以上にわたるようになったと
言うところから話始まった。

それらの疾患が
新生児スクリーニング検査で判明したとしても
とても希な病気であったり
治療法もわからないなど
病名だけが知識としてだけ
一人歩きしてしまう病気がある。

そのような
将来発症するかどうかもわからない病気だと
発症しても治療法がない病気を
知ることが本人にとっていいのか
家族が知っとけばいいのか
主治医の心の内に秘めておけばいいのか
その判明後の行動が
その子の人生を大きく変えてしまうことにも
なりかねない。

それに対して
希な病気
500万人にひとりのような病気でも
最近原因、治療法がわかり
救うことができるようになった病気もある。

そんな病気に対しては
治せるのだから
希であっても、お金がかかっても、リスクがあっても
挑んでいかねばならない。
挑むことで、その子の人生は大きく変わってしまう。

生まれたとき正常でも
病気の原因因子を持っていると
様々な条件でその病気が発症することがある。
だから
生まれて、健やかに育っていくことを
サポートするのが使命の小児科医は
その子の命、いえ、いのちだけでなく
人生、しあわせさえも願って働き続けなければならない。

生まれてから死ぬまでの
連続する命を見届けるのが小児科医の役目
だと恩師は熱い思いを込めて
我々にメッセージを送ってきた。

医者はサイエンティストであるため
最低この期間に対して
責任を持つべきであると思うが
僕は更に、生まれる前、死んでからも
つまり魂の連続についても責を負っていくべきだ
と思ったのです。

恩師から、素晴らしい気づき、学びの
有り難い時間を過ごしました。

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強みを考える

3月が近づくと、
なんだか空気が変わったのを感じます。
生命の芽生え、エネルギーの目覚め、何か生まれそうな、
そして何か始まりそうな未来を感じさせてくれる
空気感を感じます。

季節が移り変わるように
人の考え方、流れも変わってきます。
どんな時にも信じられるのは自分。
そして自分の強みを知っていたら・・・
どんな時にも自分の武器になってくれるような気がします。

そこで、今日は自分の強みについて考えてきました。

「強み」は、
自分の“好き”“得意”“成功”という
プラスの要素を全て兼ね備えたもの。

好き・得意・成功
というキーワードで自分を深めて行くと

僕の強みは、
やろうと思ったこと、やりたかったことを
実現するために行動することができる(た)
ことだろうと思います。

実現しようとがんばることは
好きだし、得意な事だと感じていて、
そしてもちろん今の自分につながっている。
とも思ってます。

そして
何か一つやり切った時、
ふと振り返ってみると、
それは昔思っていた夢が
実現していることに
気がつきました。

描いた通りの形ではないけど、
僕に夢が叶ったと
感じさせてくれました。

夢が
出会いたいと思う人に出会ったことで
こんな風に実現している。
とても、不思議なことに思えました。

もしかしてこれを
”運”と言うのかもしれません。

”運”と感じたその瞬間に、
決して自分一人だけの力でないことに
気がつかせてくれます。

神さまかもしれない、
ご先祖様かもしれない、
友達かもしれない、
昨日出会った人
かもしれない、家族かもしれない・・・
誰なのかはわからない
誰かの力で実現できた気がします。

僕の周りにいる人、
全ての人のおかげで
実現したことなのではないかと思う。

だから、みんなに感謝したい、
”ありがとう”っていう気持ちになります。
神さま、ご先祖様だけでなく
誰にも手を合わせたくなります。

そして、
みんなに恩返しをしたくなります。
僕がしあわせをいただいた力を
全部おかえしできたらいい。
そう思って過ごすと、
みんなのために頑張れる力が
湧いてきます。

そして、益々
自分にしあわせになる力が
あふれて来る気がします。

これから、
一人でも多くの
しあわせの輪が広がるそんな風に、
自分の強みを発揮できるように
生きて行こうと思います。

あなたの強みってなんですか?

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キーワード

今日は今生きている自分というものを
自己紹介形式で3つのキーワードに絞って
書いてみようと思います。

僕は池内克彦と申します。
職業は医師。
赤ちゃんやこどもの命を守る小児科専門医として
こどものこ家族の健康を守る家庭医として日々働いています。

小児科医の仕事を一言で言えば、
自分で意思表示の出来ないこどもの命を守ることです。
だからみなさんに大変だねって言われます。

そこで今日は
どうして自分が医師それも小児科医になったのか?を
3つのキーワードに沿ってお話しします。

第一番目は“笑顔”。
笑ってないこども、困ってる人やしあわせでない人を見ると、
なぜ?どうして?笑わないの?体の具合が悪いの?
笑顔でない人をほっとけないのです。
いつも笑顔でいてもらいたいのです。

第二番目は“愛”です。
親がこどもを愛する、人が人を愛する。
愛情を注いでいるものに対して、
僕もその愛を全力で応援して支えてあげたいのです、
愛を守り、愛を大事にしたいのです。

そして
最後は“信頼”。
自分を信頼してくれるのなら、
その人を全身全霊込めて守りたい
という気持ちが起こります。

あなたに信じてもらえたら
僕はどんな時も頑張れるんだと思います。
“僕を信んじて、
頼ってくれる人が笑顔でいるために、
全身全霊愛をもって生きていく。”
それが
僕が今医師たる理由なのかもしれません。

そして、
これからも多くの人が、
今よりも
しあわせで愛あふれる豊かな人生を送れるように
日々医師として信頼と愛を持って生きていくのだと思います。

あなたにとってのキーワードっては何ですか?

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素敵な友達

人は一人では生きていけない。
だから人との出会いは
人生の中でとっても大事。

どんな人と
友達になるかって
とっても大事。

出会った時
素直な心で”素敵だ”と思える人と
友達になれたらとってもしあわせ。

気が合う友達
つきあいやすい友達
お互い気がゆるせる友達。
友達と一言でいっても
いろいろ。

自分が安心できる人は
みんな友達。
素敵だな”と思える人とも
友達になって欲しい。

友達に
年齢
も性別も関係ない。
”素敵”だと思える人と
友達になってほしい。

その友達は
自分を成長させてくれる。
そして
豊かな人間関係はもたらしてくれる
でも、求めるばかりではだめ
そのためには
”学ぶべきことを学ぶこと”。
”いつかこんな人と友達になれるように”
日々努力が必要。

自分も
”素敵な”友達になれる
準備をしておかないと。
友達にはなれない。

”素敵な”人に
いつ会えるかどうかもわからない。

でも
いつも会うための相応の準備をしないといけない。
こんな”素敵な”人と友達になりたいと
強く思えば、思うほど
そのチャンス、方法が見つかるはず。
そして
友達になってもらおうと
自分磨きをすることになるでしょう。

ですから
あなたと友達になった時は
その人にとっても
あなたはいい友達になり
あなたからも
多くのことを与えられる人になっていることでしょう。

そして
きっと一生の宝物になるでしょう。
そんな素敵な友達と
出会ってもらいたいです。

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好きなことの中の嫌い

寒い連休でした。
全国的に雪や寒波の影響も報道されていました。

防府市市内のあちこちで
インフルエンザがまだ流行っています。
今週も衛生状態、健康状態に注意して過ごしましょう。

さて、今日は好きでやってる仕事でも
その中に好き嫌いはないですか?
好きな仕事の中にある嫌いなことについて
考えてみました。

実は僕は注射をするのもされるのも大嫌いです。
だから、こども達にも注射はできるならしたくない。
でも
自分は医者だから、
嫌いでも注射をしないといけない場面がある。
注射をする時こども達は、
僕のことを悪魔か鬼に見えているかもしれない。
こどもの笑顔を守るのが小児科医なのに、
目の前のこどもを悲しませてしまい、
医師としての思いに矛盾した行動に戸惑うこともある。

でもその時、心の中の医者の良心が叫ぶ。
”この注射をしないと、もっとこの子を悲しますことになるよ。
命を奪われてしまうことになるかもしれないよ。
そうなってもいいの?”

僕は我に返る。
今僕が逃げてしまうと、
誰がこの子を救うの?この子を救えるのは僕しかいない。
ひるんだ心を、医者の良心が一瞬で追い払い、
”この子にどう思われてもいい、
目の前の子どもが早く元気になることを、
笑顔で過ごせること”を願い注射をする。

終わった後は、一瞬で空気が変わる。
こども達の気持ちが僕の心に伝わってくる。

僕は、こどもの頑張りに応えるために、
最高の笑顔でこどもを送り出す。
注射をしたこどもたちは、また受診する時、
注射をされるかもとおびえるて来院されることはあっても、
先生は嫌いと言われたことはない。

注射がないと分かれば、安心して診察を受けてくれる。
注射を打つ時に僕のことを鬼と思ったかもしれないけど、
鬼ではないんだねと
お互い安心して診療が始まる。

これは、仕事上の嫌なことの話だけど、
注射の時の問題だけでなく、
日常生活でも、目の前の人が、
今嫌がってることでも、
心を鬼にして行われないといけないことは
あるんだと思う。

その時は気づいてもらえないかもしれない、
理解してもらえないかもしれない。
でもその時に相手を思う心は、必ず伝わる。
嫌な事でもだから、いいことはもちろん伝わる。

だから、
いつも目の前の人のしあわせを感じて接することが
大事なのだと思う。
そうすれば
しあわせな関係が生まれる、
しあわせの絆が広がるのだと思う。

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一年後の自分からの贈る言葉

ちょっと訪れる春のことを想像してみました。
未来を感じた時、
ふと一年後の自分は、
一年前の自分を振り返って
今の自分をどんな風に思うことだろう。
一年後の今の自分に贈る言葉を
考えてみました。
一年後の自分はどうしているだろう?
ちょっとだけ
想像上の1年後の自分をお話ししますね。
一年後はきっと、
多くの患者さんと共に過ごし
今より仕事も増え、
自分のやらないといけないこと、
できることが広がっている
気がしますというか
そうなってないといけない気がします。
そして、
多くの出会いもあり、
ご縁をいただき、
ブログ、SNSなどのソーシャルメディアにとどまらず
コラム掲載、電子書籍、本を出し、
ラジオ、テレビ、講演活動など
しあわせの種を巻くために
様々な仕事や思いを伝える活動が

増えているかもしれません。

多くの患者さんと向き合い
患者さん以外の家族、友人、知り合い、知人など
身近な人と生の声を聞き、
伝える機会が増えている気がします。
そして
みんなと別れる時には
僕も相手も素晴らしい笑顔の時間に
なっているでしょう。
またしあわせの種まきをするだけでなく
より多くの新たな勉強をして
知恵知識を身につけて
自分の人間力を高める
努力もしていることでしょう。
そして一年たった自分が
今現在の自分を振り返って思うことは
きっと
今踏み出すことを決心して、一歩を踏み出した
自分の勇気、行動力を持てた
今の自分に
きっと感謝の気持ちを思って
“ありがとう、よくがんばったね”と
一番に声をかけてくれるでしょう。
でも、それは
自分一人の力でできたわけじゃない。
謙虚にいつも感謝の気持ちを忘れずにいないとダメだよ。
もっと、もっと謙虚にね。
と続くでしょう
と1年後の未来の自分から
今の自分に贈る言葉を
考えてみました。
みなさんも、時間があれば
想像の羽を広げて
一年後の自分から、今の自分に
労いの言葉をかけて見ませんか?
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ルール

世の中にはルールや規則ってたくさんある。

おとなにはおとなのルール
そしてこどもにもこどものルール
誰もが守らないといけないルール
がある。

ルールは守るためにある。

でも
ルールを守りましょうと言わても
与えられ、守らされてるルールって
どこか窮屈で
ちょっと反発したくなるかも。

ルールや規則って
嫌なものって思ってるかも。

必ず守れるルールがある
それは
自分で決めたルール
自分で守ろうと決めたルール。

自分で決めたんだから
きっと守れると思う。

ルールは
自分を律するための自分のための決まり。
そして
自分自身との約束事。

自分自身との約束事って
何のためにするの?

自分自身の約束は
なりたい自分になるため。
夢を実現するために
するもの。
夢を口にすることは
誰にも言うことはできる。

でも
夢を実現するためには
毎日毎日
夢に向かった階段を
一段ずつ一段ずつ登っていかないといけない。

毎日毎日
とだえることのない営みを続けないと
目指すゴールには到達しない。
そのために
毎日毎日階段を上るように
自分自身でルールを決めて
それを上っていく。

成長するために
自分自身が決めたルールなら
きっと守れる。
そして
自分自身との約束を守れば
必ずや結果はでる。
自分自身を信じて
日々歩んで欲しい。

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先日宮沢りえさん主演の”月”
という映画を観た。

この映画は
実際起こった
身体障害施設での殺傷事件
をモチーフにした映画でした。

身体障害者の方を
映画に出していいのか?
など映画公開の是非も問われ
お蔵入りの可能性も秘めている
問題作という評判。

なぜか、この映画は
生で、この映画を見ていなければならないと
なぜか強く思って
上映館を必死で探して観てきた映画でした。

見終わった感想・・・・
言葉にできなかった。
この映画はホラーなの、サイコミステリーなの
ヒューマンドラマなの
この映画は何?と頭の中が
混乱した映画だった。

施設の職員が
どうして殺人を犯してしまったのか?
そこには
人間の深い心の闇
自分に役立たないものを排除したい
排除してしあわせな世界になり
自分も救われる。
・・・という妄想にかられ
その妄想が育つ環境に身を置いたため
次第に妄想が現実のものとなり
ついには
殺人することが正義になってしまった。

そんな誰もが持っていて
誰もがその闇に引き込まれるかもしれないという
ことを教えてくれた。

深い問題作の映画だった。

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不要なものを捨てる

毎日色んなものに囲まれて生活しています。

今こうして、自分の周りを見渡すと
物って不思議だなぁって思います。

昔、
成長してくれたものかもしれないけど
でも、今の自分にとっては
不要になってしまったものって
以外とあるんじゃないかなァって思います。

そんな今は不要になったものでも
感謝の気持ちを持つこと。

その気持ちを持っていれば
たとえ捨ててしまっても
心の中で成長の証として残ってくれると
思います。

そこで、考えてみました。

僕を成長させてくれて
今は不要になったもの。
それは
医学生時代に学んだ教科書です。

医学部卒業して20年以上経ち、
その時使っていた教科書を
開くことはほとんどなくなりました。

でも、最初に
教科書を開き勉強を初めた
その時の気持ちは今でも忘れられません。

今でも、その本の背表紙を見ただけで、
その当時のこと、
必死で勉強した時のことを
思い出してくれます。

教科書は、
医学の知識を得ただけでなく、
医師としての自覚、
人間との生きる道を教え、伝えようとしていたと
今も思わずにはいれません。。

医学的内容は
今は古くなったものもあるかもしれません。

でも、
その時の思い出、感じたことが
ギュッと凝縮してそこにはあります。

今、現実的にそのページを開くことは
なくても
僕が今医師をできることが、
この本で学んだことから
始まったのは確か。

僕の医師としての
生みの親そして
育ての親なのかもしれません。

だから、
決して粗末にはできない。
本棚の上で、
じっといつまでも静かに
見守ってくれている教科書たち。

ありがとうの気持ちを持って、
大切にしたいと思います。

今は自分の成長のために
不要になってしまったけど
僕の出発点の教科書に感謝。

あなたの
今不要になってしまったものってなんですか?

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