病気の時は学びの時

  誰もが病気になると
  病気を治そうと
  病院を受診したり
  病気を治す薬を求めたりします。

  病気になることは
  運の悪いことだから
  病気になってはいけない
  病気は治さないといけないと思います。

  その人々の思い、願いを叶えるために
  医学は発展してきました。
  でも、その医学も考え方がかわり
  様々な治療法も出現し、情報もふえ
  有り難かったはずの医学、西洋医学を
  拒否する方もでてきて
  様々な方法を試される方も増え
  西洋医学では治らなかった病気が
  ○○で治ったと
  いう方も珍しいことではなくなりました。

  僕も西洋医学を学んだ医師ですが
  その医学は完璧でなく
  西洋医学の限界も感じ
  よりよい医療を求めて
  漢方医学を勉強し
  最近では波動医学を診療に取り入れていました。

  日常診療をしていると
  西洋医学の限界を感じた方々が
  いつの間に増えてきて
  僕も気がつくと
  西洋医学を否定する立場になっていました。

  でも
  今、西洋医学を否定しようとした
  自分を反省しています。
  病気をしたことで
  西洋医学の大切さを実感したのです。

  リハビリをして
  動かなかった左手が動くようになり
  歩けなかった足を使い
  今は病気になると
  全く同じではないけど
  多少運動面は落ちていますが
  発症前と
  変わらない全く同じ生活を
  送っています。
  
  それを可能にしてくれたのは
  西洋医学の
  今まで人類が獲得した知恵です。
  どうやって
  人は歩いているのか
  他の脳の部分を使えば
  こうやって筋肉を動かす神経を動かす方法を
  学び、実行し
  今ある生活を送れるようになったのです。

  波動医学、漢方医学
  サプリでもなく
  西洋医学としての
  科学の分析力により救われたのです。

  西洋医学は
  確かに不確かな面、無力な点も
  あるのは確かです。
  だから、すべてダメだというわけではないのです。

  他の医療も
  完全なものはまだありません。
  これがダメというのではなく
  いいところに目をやり
  活用するべきなのが
  西洋医学を学び、他の医療も実践してい自分が
  病気をすることで学んだ
  大切な病気を経験した意義なんだと思います。

  病気は
  学びをえるためになるんです。

  ある本に
  「泉の水がきれいなら、ボウフラは湧かない。
   流れがよどむと、その中にばい菌が湧くのだ。
   その姿があなたなのだ」と
  書いてありました。

  病気になったのは
  僕の心のよどみのせい。
  よどみのわけは・・・・
  自分の生き方に問題があったのではないか?
  自分で枠を作り
  自然の流れに任せるわけではなく
  ひとりで頑張っていた面があります。

  いつも
  自分中心に考えていた自分
  人間以外の生物は
  自然からの頂き物を
  そのまま受け取っている。
  決して自分中心ではなく
  自然の中で生きていることを
  自覚して生きていかなければならないことを
  病気になって学んだ気がします

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