あたりまえの日常がしあわせです

  今年も残りわずかになりました。
  一年を振り返るに当たって
  僕は
  去年の今は
  入院していたので
  今、家族と静かに年末年始を迎えることに
  感謝の気持ちで一杯です。

  以前にも書きましたが
  入院したまだ数日しか経ってないとき
  看護師さんが
  温かいお湯とゆずを部屋に運んできてくれて
  洗面器にお湯とゆずを浮かべて
  足と手を洗ってくれた時のことを
  今も思い出します。

  あのゆずの香りと
  温かいお湯と
  看護師さんの手のぬくもり
  そして
  お風呂に入れない患者さんを気遣ってくれた
  お気持ちは
  今でも忘れられません。

  今は
  家のお風呂で 
  ゆっくり好きなだけ
  体を温めている贅沢な時間を
  実感しています。

  コロナ下で
  帰省できない、旅行もできない
  3密に自粛生活にと
  みなさんもいつもの年越しとはちがう
  年末をお過ごそうと思いの方も多いのではないでしょうか。

  でも
  何か特別なことをしなくても
  当たり前の生活ができ
  当たり前のように仕事納めができること
  当たり前のお正月を迎えられることって
  とてもしあわせなことなんだと
  思います。

  あたりまえの日常の中にこそ
  しあわせがあるのです。

  僕は
  その当たり前をかみしめながら
  新年を迎えたいと思います。

  今日は当院の仕事納めの日です
  この一年当たり前に過ごせたのは
  僕に関わって下さったみなさんのおかげです。
  本当にありがとうございます。

  みなさんの日常のあたりまえの生活を
  当たり前としてすごすことができるように
  馬のように早くは走れないけど
  牛のように一歩ずつ確実に
  みなさんのお役に立てるよう
  に生きていこうと思います。

  来年もどうぞよろしくお願いします。

  どうぞ心静かに
  みなさんに平和な年が訪れますように
  良い年をお迎え下さい。

  来年は4日から診療になります。

     サンタキッズ&ファミリークリニック
           池内 克彦

カテゴリー: 真実の医療 パーマリンク