投稿者「santa」のアーカイブ

本心

平野啓一郎の小説「本心」原作の映画を観た。
女でひとりで育てられた主人公が
母が、全て話しておきたいことがあると
いう言葉を残してなくなってしまい
2040年という近未来の話しなので
母のAIを作って
母の思いを知ろうとする映画。

近未来だけど
AIが発達し
AIの世界でアバターが
自分の願いを叶わせる世界になっていて
人々の生活、世界は
仮想世界の割合が大きくなっている世界。

アバターを通して
異なる人に
自分の代わりに行動してもらうのだけど
これって
近未来の世界ではなく
今問題になってる闇バイトの世界ではないか・・・・
母は、アバターとして現れても
かつて幽霊と思われた存在の母。

アバターのいなっても
母になっても
人の本心はわからない。
いや、自分と意志とは関係なく
自分が動き出すことになる世界が
訪れてきているのだろう。

だから
まずは自分の本心、大事にしているものはなにか
自分だけでなく
周りの人々の本心を知ることが
これからは大切になってくるのだろう。

この映画はAIの世界を描いているが
ホラー映画のように
ゾッとさせられ、考えさせられた映画だった。

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運を引き寄せる行動

幸運の訪れることを
嫌がる人はいないし
多くの人が幸運を引き寄せたいと
思ってることでしょう。

その証拠に
ネットでも多くの
幸運を引き寄せる方法が
語られている。

幸運を引き寄せる方法は
確かに多くのものがあり
幸運を引き寄せる方法は
人それぞれだと思う。

幸運になる方法を知っても
実際に幸運を手にする人は
わずかだと思う。

運がいい人、幸運を引き寄せる人には
共通の特徴があります。

それは
素早く行動を起こし
無限に修正している人です。
幸運を呼ぶ方法を目にしても
1日1回しか行動しない人と
100回行動をする人を比べてみましょう。
もし、幸運がみんな平等に100回に1回配分されるとしたら
1日に1回しか行動しない人は
幸運が巡ってくるのに
最大100日かかりますが
100回行動する人は
1日にして幸運がおとずれるのです。

幸運は確率だけでは、計れないないけれど
行動を起こさないと巡ってこないのは
確かだと思います。

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フランス人の生き方に学ぶ

日本人は島国に生きてきたので
いつ侵略されるかの危機の不安におびえ
大陸に生きる
民俗は考え方も生き方も違うのは
当たり前のことです。

そのことを端的にあらわす
フランスに次のような言葉があります。
「人は生をうけて死を迎えるまで
結局、他人と完全にわかり合うことはできない」と
考えたのでしょう。
そこには、人間同士は完全にお互い
信じ合うことはできないから
わかり合えない同士だからこそ
共にしあわせに生きていくために
どうすればいいのかを常に考えることが
多いのだと思います。
だから、
美味しい食事、知的な会話するなど
しあわせを共有する時間を大事にするのです。

それに対して、日本人は
自分で積極的にしあわせの方法を探すというより
世間一般が望むように生きる
みんなが望む生き方から外れないようにして
生きていくかをしあわせに生きる方法だと
考えて生きている気がします。

平和な世界に暮らす日本人だから
全体を大切にして生きる。
いつ今のしあわせが続くかわからないから
相手を大切にして生きるる。

平和ボケとも言われる日本人。
これからは、目の前の相手のしあわせを考え生きる
ことも必要なのかもしれないと思うのです。

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人生の目的

僕たちは
なぜ今ここにいるのか?
なぜ生まれてきたのか?
今ここにいる理由がわかれば
もっと生きやすくなるのではないかと
いつも考えている。
が、
考えても、考えても
明らかな理由はでてこない。

そんな時
リーディングで有名な
エドガーケイシーは
生まれてきた理由について
こう語っています。

「我々は、宇宙の高い摂理に導かれて
自らの霊的成長を実現する上で
もっとも相応しい環境と肉体を選んで
この世に生まれてきた。
そして、その目的は
この人生を最大限に活かして
自分自身の本体である魂を成長させ
同時に社会貢献することにあります。」と。

ですから
経済的、社会的成功が目的ではなく
魂の成長をめざした生き方が
しあわせな生き方ということなのです。

僕達は
確かに志し携え
この世に生まれきた。
でも、肉体をもち
様々な経験をするうちに
大切な志しを忘れ
快楽や物欲に酔いしれてしまっていないだろうか?

でも、持って生まれた志しってなんでしょう?
どうやって確認すればいいのでしょうか?

これでいいのか?と思ったときに
自分自身に
こう問いかけてみて下さい。
「今生まれ変わってでも実現したい目標は?」と
その時に、自分のこころの中に浮かんだことがあります。
浮かんだときに
そんなだいそれたことを・・・なんて思って
否定しないで下さい。

あなたが生まれてきた目的は
その心の声なんだと思います。

僕は、苦しみの中にあるときに
「なぜ、今ここにいるのか?」と問いかけます。
最初は小さなこころの声でしたが
今では、はっきり確信してます。
「愛の気持ちをもって
真実の道を人々と歩むこと」なんだと。

みなさんも
こころに問いかけてみて下さい。
みなさんがもっている愛の気持ちをもって
共に目的を果たしていきましょう。
その先には・・・・・必ず実現します。

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パリ流生き方、日本流生き方

世界を見渡すと
それぞれの国は生活習慣も違うし
その国の国民の考え方
信条も異なってきます。

フランスの人の大切にしている信条に
「アール・ド・ヴィーヴル」という言葉があるそうです。
この言葉を意訳すると
「人間と人間の間を取りもつコミュニケーション手段
としての芸術的生活術」となりますが
この言葉に対する一般的な答えはなく
人それぞれが試行錯誤しながら答えを見つけて
いくそうです。

だから、夫婦であっても
考え方はちかっても言い訳で
自分で考えた行動
女性に道を譲り服装、髪型を褒めることも
料理を楽しむためにテーブル黒しを選ぶことも
アール・ド・ヴィーヴルなんです。
日常生活の中に、ちょっとした喜びを発見して
コミュニケーションを楽しみます。

つまり、フランス人は
お互いが過ごす瞬間を楽しむことを
共有することにしあわせを感じるのでしょう。

それに対して
日本人は
お互いの喜びを共有するために
行動するのではなく
上手く生きていく
つまり世間に対して波風を興さずに
無難に生きていくことを尋常にしている
様な気がします。

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なぜ人は迷信に走ってしまうのか?

人は病気になりたくないし
病気にならないために
どのように生きていった方がいいかを
日々考えて生きていると言っても
過言はないと思います。

だからなのか
世の中には
色んな健康法があふれています。
その中には
医者という立場から見ても
なるほどっと考えさせられるものも
確かにあります。
しかし
「そんなこと・・・」なんて
思う医学の点から見ても疑いたくなる
情報や治療法が多くあるのは事実。
そして
医学的治療を受ける人ばかりでなく
現代科学では説明できない
呪術的思考が強くなる方も
いらっしゃいます。

戦時中にも
「金魚を拝んでると爆弾がよけてく落ちる」
「朝らっきょうを食べると弾丸に当たらない」など
いわゆる迷信がまことしやかに囁かれ
実行されている方もいらしたとか。
アメリカ軍による空襲は
一般人にとって防ぎようもないものだから
迷信でもすがりたくなるのも
理解できます。

このことが
戦時下でない現代では
健康に対して
自分ではどうしようもない
不安や緊張感から
病気から逃れようと
いわゆる民間療法や新興宗教に
はまってしまうのでしょう。

どんな医療を受けるかは
ひとりひとりが選ぶことができます。
だから、民間療法や新興宗教が
個人の利益の範疇であれば
まわりがとやかく言うことはないのかもしれません。

そこにあるものをよく考えると
この奥に潜むのは
今の医療に対する不信感なんです、

だから
僕が行っている医療は
目の前の患者さんにとって
一番しあわせになれる治療を
全力で行っていると信じてもらえるように
心を込めて診療を
そして診療だけでなく
生き方などいってることがわかってもらえるように
精一杯生きることなんでしょうね。

自分のやってることに自信を持ち
少しも恥じることのない生き方を
していきます。

自分の正直な道が
みなさんの平和にもつながることを信じて
今日も生きていきます。

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信用される人の10ヵ条

同じように生きていても
自分以外の人に信用される人と
信用を中いられない人がいます。

人はみんなに好かれたくて生きているわけではないし
嫌われたからといって生きていけないわけではない。
でも
同じ人生なら
人に信用されて楽しく生きていきたいですよね。

人に信用される人の特徴って
ささやかな行動にちがいがある気がします。
そこで
今日は、人に信用される10ヵ条をお伝えしましょう。

①挨拶ができる
②約束を守る
③古いものを大事に使う
④人の話が聴ける
⑤筋が通っている
⑥先を読んで行動する
⑦他人の身になって考える
⑧気持ちや考えを表現できる
⑨潔さがある
⑩感謝と畏れがある。

これを一気に全部実行するのは
できなくても
この10ヵ条を意識して
行動することで、一個ずつでも
実行すると
人はあなたのことを信用してくれるようになるのです。

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天行健

「天行健、君子以て自彊(ジキョウ)して息(ヤ)まず」
というお言葉を
僕の師匠でもあられる丸川春潭老師から賜りました。

この意味は、一般的には
「天地は、途切れることなく、規則正しく
健全に運行されている。
そのように君子も、自ら努め、学問に励み
人と交わり、職務を全うし
怠ることなく規則正しく健全に
行わなければとならない」という
意味にとられています。

しかし、老師の伝えたい意味には
もっと深い意味がありました。
全て、自分の心の動きだと。
今我々は
コロナ禍の中に生きています。
歴史を振り返ってみても
世界を巻き込む戦争
また日常的にも生活の中にも
大小様々の争いごともあり
こころ揺れ動くこともあるでしょう。
そして、社会においても
経済活動、受験など
人それぞれ立ち向かわなければ
ならないこともあるでしょう。

でも、
どんな時も、自分の心に従い
結果を案ずるのではなく
毎日毎時毎時を悔いることなく
今を生きよ。
そうすれば
天の運行のように健やかに
そして穏やかに過ごせるのだと
教えていただきました。

今日はクリスマスイブ。
2年前のイブは病院のベットの上にいました。
ですから
今、こうしていつものように
みなさんに自分の思いを伝える事は
僕にとってとても有り難いこと。

今こうして生きていけるいのちがあること
まさに「天行健」であることに感謝して
今日一日を精一杯生きていきます。

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神話の役割

世界の多くの国には
物語のような神話が多く存在する。

日本にも
古事記という、国造りの神話がある。
ここから多くの神様の存在がある。
その成立は7世紀と神話としては
最近の様な気もするし
その時の日本の状況を考えると
成立の裏には
その時の権力者の思惑もある気もするけど
現代の日本人にとっての
心のふるさと、原点になっているのは
間違いない。

アメリカの著明な神話学者ジョーゼフ・キャンベルは
神話には次のような役割があるといっています。
①神話は宇宙の成り立ちを説明し
自分が何者であるかを教えている
②神話は、神秘的な物の前で
謙虚になり畏怖の念を抱くことを教えている。
③神話は社会秩序を支え、
どんな状況の中でも人間らしく生きるためには
どうすべきかを教えている。

その上で、彼は
「自然の知恵と元どおり和解することを
学ばなくてはなりませんし、
動物と、そして水や海とともに兄弟であることを
もう一度自覚すべきです」と
語っています。

古事記も、その成立の経緯に
いろいろな思惑があるだろうけど
神が主人公になった時点で
神が語る言葉が真実になるのかもしれない。

そう言えば・・・誰かが
神話を持たない国は滅びると
いった言葉を思い出します。

神話、古事記を大事にしないといけない
本だと思います。

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武士の考えた死とは

葉隠の中に
「武士道というのは
死ぬ事を見つけたり」と
書いてあった。

昔の人、特に武士は
いつ死ぬかもしれないという
常に死と隣り合わせで生きていて
死のことを
いつも頭に置いて覚悟をもって生きていたと思います。

実際、武士は
「人は死と向き合ってこそ
意味のある『生』を送ることができる」
「人はこの世に誕生した瞬間から
『死』というゴールに向かっている」
と考えて生きて来られたのでしょう。

人はみんな、栄光のゴールである
『死』を迎えたいはずなのに
現代は、いつしか『死』を
縁起の悪いもの、不幸なものとして
忌み嫌うようになってしまった。

これは
死に対する考え方は
現代人の生き方を端的に現していると思う

コロナ感染での対応でわかるように
いのちと経済を天秤にかけているところがある。
つまり
物質世界を守るのと
経済を回すことが生のゴールと
考えているのだろうか?
死んだら終わりだから
今の生を守ろうとする気持ちが強くなっている。

生を考えるものとして
医療はある意味科学の頂点であるが
死をゴールとして
終わりなのか、終わりでないのかで
人の人生は大きく変わってくる。

誰も死の世界を語ることはできないから
死で終わりと考えていいのか?
死を考えることで
生も輝いていくのだと思う。

僕は生を仕事とする医師として
死をもともしっかり向き合わないといけないと
日に日に強く思うのです。

ですから
縁起が悪いと思わないで
時々、僕の考える死について
耳を傾けていただけると
うれしく思います。

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