年別アーカイブ: 2022

身心論

夜回り先生として
毎晩毎晩夜の街を巡回し
まさに迷い子を救った水谷修先生。

水谷先生の
「もうすぐ死に逝く私から今を生きる君たちへ」
という著書を読ませていただいた。
そこには、先生の武勇伝ではなく
救えなかった若者に対する
鎮魂歌のようにわびる気持ちを
その救えなかった若者の声を叫びを
本人に変わって声を上げている本で
こころに響く本だった。

その中で、先生は
「健全な肉体しか、健全な精神は宿らない」
と語られています。

確かに、熱があったり、からだの銚子が悪いと
楽しいことなんて考えられなくて
暗いことばかり考えてしまう。
逆のことも
嫌な気持ちで日々過ごしていると
風邪をひきやすかったり、
からだの抵抗力が落ちていることを
実感した経験もあることでしょう。

これは、こころとからだが一体であることを
示しています。

でも
最近こころが病んでいる人が多いのは
こころとからだが分離しているからではないでしょうか?

最近のこどもは
外で遊ぶことが少なくなり
塾や習い事など、学校が終わっても
自由な時間などなく
多忙な時間が続きます。

友達と外で遊ぶ時間もとれないので
スキマ時間?を利用して
ゲームやyoutubeを見たりして
ひとりで遊ぶしかないのです。

からだをつかわないけど
こころは使っています。
遊ぶ時だけでなく
人目を気にしなければならない
車に気をつけ
誰かに何か言われてないか気にして
気にしなければならないことばかり。
こころは疲れ切ってしまう。
でも、からだは全然疲れない。

実はこうした
こころとからだのアンバランスが
こころの病の大きな原因になっていると
水谷先生は書かれています。

そのために
スキマ時間を時には
ゲームをするのではなく
縄跳びしたり、ランニングしたり
からだを動かして下さい。

からだの心地よい疲れが
あなたのこころのバランスを撮ってくれるのです。

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本当のコミュニケーション

コロナパンデミックになって
まだまだ治まらないコロナ感染。
その中でコロナ前の生活を取り戻そうと
今までの生活を改めて
生きていこうという
人々の意志が感じられます。

そのひとつが
コミュニケーションを
どう行うか。
オンラインなど
直接会わなくても
コミュニケーションできるなど
コミュニケーションの形態は
大きく変わってきた。
それで、仕事や学習など
感染を気にせずに行えるようになったけど
弊害がないわけではない。

そこで
今日はコミュニケーションについて
考えてみたいと思います。

人と人をつなげる
コミュニケーションには
4つの手段があります。

ひとつは直接会って話す
二つめは、スマホ・携帯で話す
三つめは、今では珍しくなっている手紙を書く
四つめは。SNSを使うもの
ひとつ目と二つめは言葉を使って
三つめと四つめは文字を使っての
コミュニケーションに分けられます。

最近の若い人は
文字を使ってのコミュニケーションが
多いことでしょう。
文字を使ったコミュニケーションは
文字以上のことは伝わりません。
そこで絵文字が生まれたのでしょうが・・・

もし「好きだ」「愛してる」など
文学的に美しい言葉で綴られても
そこにハートなどの絵文字があったとしても
そこにあるのは生きていない言葉です。
そこには本当のその人の気持ち、こころを
乗せることはできません。

もしその言葉が
こころに響くのは
その言葉を書いた人のこころを
感じるからでしょう。
人の発する言葉は
すぐ消えてしまいます。
でも、発した言葉だけでなく
その時の表情、声のトーンなどから
その人の気持ちを受け取ることができるでしょう。
コミュニケーションは
言葉や文字だけでなく
こころとこころのキャッチボールが
できているかどうかということではないでしょうか?

言葉、文字だけなら
あなた自身を飾って隠すことだってできる
真意を隠すことだってできる
悪くいえば、人をだますこともできる。

人と人との接触が
希薄になってきているこの時期だから
人と人と会う、対面のコミュニケーションを
大事にしないといけないと思うのです。

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絶望の時の乗り越え方

生きていると
いいことばかりではない
いいこともあれば
悪いこともある。

いいことはずっと続かないし
悪いこともずっとは続かない
・・・とわかっていても
悪いことのどん底にいると
このままずっと悪いことから抜けられない
のではないかと絶望的になることもあるでしょう。
そんな時
頭に浮かぶ死という言葉
実際死を選びそうになることも
誰にもあるでしょう。

苦しいとき
ふとこんな思いが浮かんできたのです。

「苦しい時だからこそ
人のために何かしてごらん。
帰ってくるやさしさが
ありがとうのひと言が明日を拓く。
君の生きる力になる」

そう言えば
医者になったばかりの研修医時代
まさに不眠不休で
重症患者さんにずっとつきっきり
夜は急患の患者さんが次々に訪れ
もう体力の限界、楽になりたいと思ったとき
患者さんのお母さんに
ありがとうございますと声をかけられ
そのひと言の労りの言葉で
それまでのつらさが吹き飛んだことを
思い出しました。

つらいときこそ
人のために尽くすのが
苦しみから抜け出す方法なのだと確信しました。

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病はからだからのメッセージ

ほとんどの人が
病気やけがをすると
「どうしてこんなになったのだろう?」
と落ち込んだり
「これからどうしよう」
一分でもはやくこの状況から抜け出そうと
病院を受診されます。

そして
患者さんの一日でも早く苦しみから
逃れるようにしようと
診断治療しを行うのが医師の仕事。
・・・・と思われがちですけど

その時の治療が効を奏して
治ったとしても
別の機会に受診されたとき
以前の症状のことをお聞きすると
その時の深刻さを憶えている方は
少ないのが現実のような気がします。

その時の症状さえ収まれば終わり
「喉元過ぎ去れば熱さを忘れる」のごとく
ケロッとして何事もなかったように
日常生活に戻ってしまいます。

これでは
当時悩んでた苦しみが何も人生に
いかされてません。

症状が治まればいいという患者さんの目的だから
医者はそのその時の症状を抑えればいいと
思いがちだけど
それではなにも解決にはならないのです。

病気は
からだからの悲鳴のメッセージ
病気になったときに
感じたことがあるはずです
そのことを大事にして
解決することが
真の治療につながるのでないかと思います。

病気のメッセージを
正確に捉え対応するのが
これからの医師の仕事になる
ならないといけないのです。

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神様が教えてくれた手術のタイミング

10年前になくなられましたが
春日大社の葉室宮司様は
大阪大学医学部を卒業され
形成外科医として研鑽を積まれましたが
ある一流の外科医の手技に
人間の力を支える神の存在があることを知り
一旦医師を止め
国士舘大学で神道の勉強をされました。
結局医師には戻らず
春日大社の宮司様として一生を過ごした
経歴を持っていらっしゃる方です。

この宮司様が何を見たものは・・・

形成外科医として
第一線で活躍されたとき
どうしても満足した手術ができません。
どんなに研究しても
自分の満足する手術法が見つからず
悩んでいました。

そんな時
アメリカに手術痕が全く残らないという
神様と言われる名人の先生がいらして
その先生の元で
1年間学ぶチャンスをいただきました。

1年間
その名人医師の元で
講義も聴き、手術も立ち会い
確かにその先生の手術の痕は本当にわかりませんでした。
でも
どうしてもその理由がわからないままだったので
最後の手術では
第一助手として私の手術を見ていなさいと
最後のチャンスをもらいました。

先生の側に立って
いざ執刀となっても、全く手を動かしません。
長時間全身麻酔をかけ
手術のリスクを下げるために
手術時間を短くするのが鉄則なのに
この先生は全く手を動かしません。

大丈夫かな?と思っていたら
先生が突然スッと手を動かしはじめました。
それは見事な手並みで
もちろん縫合も傷が残らない
完璧な状態だったそうです。

手術後控え室で、先生に
「私の手術で何かわかったかね」と聞かれたので
「何もわかりませんでした。
なぜあんなに長時間、何もしなかったのですか?」
と聞くと
「実は神様が教えてくれるのだよ。
『今、メスを入れたら傷が残らない』という
タイミングをね。それを待っていたんだと」
答えられたのです。

この話を聞いて
神様が合図を送ったかどうかは
わからないけど
自分勝手な思いで
患者さんのからだを見てはいけないということだろう。
患者さんの気持ちになって
患者さんと一体になれたときに
患者さんにとってのいい治療ができるのだ
そんなことを教えられたエピソードでした。

葉室宮司様は
医者を一旦やめて神道を歩み続けた
一生を過ごされたのです。

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宇宙からのエネルギーで変わること

人だけでなく
地球全体のすべての生物は
太陽からの恩恵を受けて
生きているのは間違いありません

きっと
太陽からは
この肉体、生命を支えてくれる
大きなエネルギーが降り注いで
いることは
確認できないけど
直観的にみなさんも感じていることでしょう。

実は
太陽だけでなく
宇宙全体からは
大きな、大きなエネルギーが
地球に降り注いでいるのです。

そのことは
メタトロンでの
チャクラをみるとわかります。

宇宙からのエネルギーを
しっかり受けることができると
体調が良くなるだけでなく
様々な効果があります。

気力が出る。
病気が治るといったこともあります。
それは自分だけのことではなく
自分の調子がよくなると
自分の周りの
家族や友人などの病気も治せます。
ストレスから解放されます。
ストレスがないと
積極的に生きていくことができます。

からだの中から
次々と自分でも気づかなかった
新しい力、新しい能力が
あふれてくるのも
実感できるようになるかもしれません。

宇宙から降り注ぐ
無限のエネルギーを受けられる
からだに是非なっていただきたく
日々診療しています。

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しあわせに生きるための条件

今の日本は
物質的に恵まれ、
世界の中で戦争しているところを知っていても
戦禍に巻き込まれているわけでもない
そして
医療水準、教育水準も
世界的にみても高水準にあります。
世界中からみると
きっとしあわせを感じている国民だと
思われていることでしょう。

でも
僕たちはしあわせでしょうか?
今年も10月末時点で
18000人以上の方が自らの命を絶っているという
統計があります。

それぞれに理由はあるのでしょうが
自ら命を絶つのは
今の現実に悲観している
すなわちしあわせと思うからではないでしょうか?

僕は
人間がしあわせであると感じるためには
二つの条件があると思います。

一つは、自分の人生に対して
目的、目標を感じて生きているかどうか?
すなわち、自分の人生と向き合って生きているか?

自分の生きていく目標、目的を持っていると
どんなに苦しい時であっても
その先のあるべき自分の姿を描いいると
苦しい時間も自分にとって必要な時間だ
と思えれば、いつかこの苦しい時間を
乗り越えられると思えるでしょう。

ここで注意したいのは
目標、目的が
お子さんなどの大切な人のためではなく
自分自身も目標、目的だということです。

あと一つは
自分を超える大きな存在と
つながっているという感覚があること。

今世間では
宗教と政治の関係が問題になっていますが
宗教に依存するというわけではなく
生きていくためには
自分ではコントロールできないことがある
ということ。

朝、目が覚めるって
自分の意志ではどうしようもないこと。
寝ている間にも、心臓は動き、息ができているから
僕たちは目覚めることができたのです。
朝、太陽の光を浴びて
温かさやぬくもりを受け取れるのも
僕たちの力ではどうしようもないこと。

そう考えると
目覚めたことに感謝
その後生きていることに感謝しませんか?
誰に感謝?
自分の英知を超えたところにある
何か大きな存在があり
生きなさいと生かされていると思いませんか?
だから
このいのち、この時、この瞬間を
大切に生きようと思えませんか?

僕たちが
今ここにいるのは
何かの大きな目的があるから
生かされているのだと思うのです。

だから
いのちは大事にしないといけないのですね。

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メタトロンの原理

人体は60兆個の細胞で構成されていて
そのひとつひとつの細胞を
もっと細かく見てみると
分子、原子。そして最小の物質である
電子(素粒子)にまで分解されます。

電子は量子学の進歩によって
粒でもあり波でもあり
すべての物が振動していることがわかったのです。

振動しているのは
生物だけでなく
本も机もコンピューターもスマホも
花もお米もリンゴも
この地球に存在するすべての物が
固有の振動を持っていることを
発見さたのが
1918年ノーベル物理学賞を受賞された
マックス・ブランク博士です。
博士は
「すべては振動であり、その影響である。
現実には何の物質も存在しない。
すべてのものは振動を構成されている」
と述べられています。

それぞれが固有の波動を持っているので
人間のからだを構成している
細胞のひとつひとつに固有の波動があるなら
細胞の集まりである
心臓や肺、肝臓、腎臓などの臓器も
それぞれ固有の波動を持っているのです。

それぞれ固有の波動をもっているから
心臓は心臓として、肺は肺として
働いているのです。

そしてそれぞれの臓器や器官が
本来の振動を発していれば
自己治癒力も働いて健康が保たれているのです。

しかし、何らかの原因で
波動に乱れが生じると
臓器や器官の機能が低下して
不調を生みます。

そこで、
メタトロンなどの波動測定器を使って
人体のエネルギー状態をよみとることで
病気の診断や治療に役立たせている
それが
メタトロンの治療原理です。

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物に溢れた時代だから必要な感謝の気持ち

セミナー出席のため京都を訪れたので
少し足を伸ばして
洛北の鞍馬寺に行くことにしました。

鞍馬寺は
源義経が幼少時代過ごした寺としても有名で
天狗とともに修行したなど
数々の伝説が残されている。

そして
僕が個人的に敬意を払い
度々お会いし直接ご指導いただいた方も
若いときこのお寺に導かれるように
訪れ修行をしたと聞いていたので
僕もいつかは訪れたいと思っていて
その時が訪れた。

交通方法を調べようと
HPを拝見したら
鞍馬寺の香仁貫主様が遺された詩が掲載されてました。
山奥のお寺でしたが
そこには愛と慈悲にあふれた場所でした。

僕が説明するより
この貫主さんの遺された詩を読めば
伝わるのではないかと思うので
最後にその詩を紹介させて下さい。

「生活即信仰

戦後、我々は 復興に
一生懸命 努力し
物が豊かになってホッとした
たしかに便利になったが
それに満足せず
もっともっと 楽に生きられる
ようになって走ってきたが
豊かさや便利さを求めすぎて
バランスが崩れているようだ

しかし 世界に眼を転ずれば
苦しんでいる子供達や
食べ物すらない人も多くいる
多様な地球の生物が絶滅している
もう一度  自分の暮らし方を
見つめ 考え直すときがきている

「朝の目覚め」「顔を洗うこと」「食事のこと」
「沐浴」「眠り」が
単なる日常茶飯事の作業ではなく
宇宙代生命に生かされている
暮らしだと気づき めざめたい
「ありがとう」という感謝の念に
満たされた日々の暮らしのあり方
そのものが信仰ではないだろうか  」

宗教問題でも揺れる今の日本
今の時代だから
自分の生活を見直す必要があると思うのです

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信貴山参拝の思い出

2022年も残り少し
今年もコロナウイルス共に一年過ごすことを
模索した虎年になった気がします。

虎といえば思い出されるお寺が
奈良の信貴山にあります。
いつかいってみたいと思っていたお寺で
寅年の時には
このお寺を開かれた
聖徳太子も受けられた特別なご祈願ができると
聞いたので
この機会を逃すと12年後に
行けるかどうかわからないので
診療の穴を空けずに
お参りをすることができることがわかったので
思い切って行ってきました、

寅年のご祈祷を受けさせて
いただきました。
内容についてはお話することは
できないのですが
ご祈祷が終わった後
本堂から見た太陽、
斑鳩、伊勢湾まで見合わせた風景は
僕の胸に深く深く刻まれました。

このお寺は
本堂でお参りできるだけでなく
空海さんとの縁も深く
四国の88カ所のお遍路と同じ体験ができる
お堂があったり
毘沙門天の仏様以外にも
多くの仏様ともご縁がいただけるお寺です。

お遍路や、お寺を巡ることは
体力的にも難しい自分には
ありがたいほどのご縁をいただいたお寺。
信貴山は、お寺のアミューズメントパークても
言えます。

近くにバンジージャンプもできるところがあり
次回は
バンジージャンプを経験して
新たな体感を経験しようと画策してます。

みなさんも
機会があれば、奈良の信貴山を訪れては
いかがですか?

ちなみにお寺の中に泊まることもできますよ。

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