足下の木の葉

その朝
  いつものように
  氏神様の周りを
  竹箒で掃いて
  さっぱりした気持ちで
  お参りをしていた時の
  ことでした。

  さっぱりした気持ちで
  神様の前で
  手を合わせて
  ふと足下をみると
  足先に黄色い木の葉が
  合ったのです。

  お参りの前に
  はいたばかりなので
  こんな目立つ木の葉が
  あるはずはない
  掃かなかったはずはない・・・と
  思って
  自分の掃除をしたということを
  肯定しようとしてました。

  その時
  ふと思ったのです。
  ここに確かに木の葉があるのです。
  もしかしたら
  掃いたときにもあったのかもしれない。
  その木の葉の存在に気づかず
  見ようとせずに
  勝手に掃除ができたと
  思ってしまったのかもしれない。

  掃除完了と
  判断したのは自分自身の頭。
  つまり
  思考だったのです。

  実際に
  やらないことは 
  まだ残っていたのに
  終了としたのは
  自分自身の心。

  病気の時も
  見落としていることって
  多くないだろうか?
  原因を頭だけで
  考えてないだろうか?
  そうしていると
  大きな木の葉
  つまり大きな原因が
  足下にあっても
  気づかないんですよね。

  頭で見るだけでなく
  肉眼の目を
  心の目でも素直にとらえることが
  大事なことを
  足下の木の葉が教えてくれました。

  病気の原因は
  必ずあるし、示してくれている。
  それに気づける生き方を
  しなさいということを。

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