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諸行無常
仏教が教える真理の中に
「諸行無常」があります。
「諸行無常」の意味は
「この世の全ての万物は
常に変化していて
一瞬たりとも
その場にとどまることはない」
という意味です。
これは
仏教世界だけの真理かと思っていたのですが
このことを
最新の科学「量子力学」でも
証明されてきているのです。
量子力学の父と言われる
マックス・ブランクは
「万物は波動である。いかなる物質も
存在しない」と逝っています。
つまり、この世に存在するものは
全てが波動エネルギーでできていて
宇宙の全てのものが
無限の波動エネルギーでできている
ということなんです。
波動エネルギーを自然界の現象で言えば
波のうねり。
海に寄せては返す波のようなものと
考えられます。
つまり
波もその場にとどまることがないように
波動エネルギーでできている全てのものは
その場にとどまることもなく
うねりの中にあると言うことがわかったのです。
また
「諸行無常」の無常が
無情でないこともポイントです。
無情とは変化です。
宇宙のエネルギーは常に変化しています。
全てのものがうねりとして
存在しているということが
わかってきたのです。
つまり
諸行無常は
この世はこのうねりの世界にある
といっていたんですね。
また
この宇宙のうねりの中にいるものは
自分のからだも
宇宙の一部分であり
宇宙のうねりのエネルギーでできている
ことになります。
だから
我々のからだだけでなく
生きている人生も
とどまることはない。
人間の持つ生老病死などの四苦八苦さえも
人生というエネルギーのうねりの
一部分でしかなく
常に変化していると言うことなんですよね。
人生は
山もあれば谷もあります
これは
波動エネルギーのうねりに生きているので
今起こっていることを
嘆いても、喜んでも
仕方ない。
万物は生々流転していて
エネルギーのうねりの中で生きていることを
意識して生きていきなさいと
「諸行無常」という言葉は
教えてくれているんでしょう。