野口英世い栄光と影②~英世の人生が教えてくれること~

  前回の英世の人生の続き。
  
  英世に気づいてもらいたいことを
  知らせる人生の転機の時が
  近づいてる時間が近づいてることを知らせる
  事件が起こるのです

  それは
  アフリカのガーナでの黄熱病の流行です。
     
  黄熱病流行のニュースが流れると
  英世自らガーナに出向いたのです。
  自分の作った黄熱病のワクチンを接種して。

  自分の信念を証明するために
  まさに寝食を忘れ
  研究に没頭したことでしょう。

  でも、幸運の女神は
  英世に微笑むことはなかったのです。
 
  ワクチンの効果はむなしく
  英世は
  黄熱病に罹患し
  ガーナの異国で亡くなったのです。

  英世の夢
  黄熱病の克服という夢を
  果たせなく、黄熱病に倒れた英世。

  どんなに、病床で、どんなに悩み
  悔やんでたことでしょう。

  英世の最後の言葉は
  同僚の医師との会話。

  「大丈夫か?」と聞かれた英世は
  「わたしにはわからない」と答えたという
  のが最後の言葉だと言われています。

  真実を追究し
  真実を証明できなかった英世の無念さを
  表した言葉だと思います。

  でも、番組では
  最後の言葉は
  「これで最後にして下さい」という
  謎の言葉を残したと証言していました。

  真実を明かせなかった落胆
  名誉を追求したつらさ・・・なのか
  その真意のところは
  わかりませんが
  きっと、苦悩の中で英世は
  旅立っていったのでしょう。

  実際
  黄熱病はウイルスの病気で
  英世の追い求めていた細菌ではなく
  だから
  歴史的にみると
  英世の医学的成果は
  間違っていたことを歴史は証明しています。

  英世のライバルであった
  黄熱病の原因ウイルスを発見した医学者が
  英世の死後英世について
  こういう言葉を残しています。

  「英世のワクチンを信じて
   亡くなったいのちの重さは大きい」と。

  英世の実績は
  歴史が様々なことを教えてくれている。
  実は
  伝記に載ってるような偉人ではない
  普通の人間だったのだと思う。

  だからといって
  見習うべき点が亡いわけではない。
  英世の示してくれた
  目標を決めたら
  それに向かって突き進み
  成功、名声を手にした
  努力、忍耐の姿には
  心揺さぶられる。

  でも、英世の人生全体では
  忘れてはいけないことを
  教えてくれている。
  成功の影に潜んでいる
  賞賛という魔物、自尊心、名誉欲
  欲に支配される怖さ。

  人のこころに惑わされない
  素直な強い心が大事なことを
  英世は教えてくれている。

  そして
  今、この時期に英世の番組をみた意味は
  僕たちに何を伝えているかは
  次回のブログで

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