だます人、だまされる人

 年末になると
 色んな事件が報道されますが
 例年特にお金がからんだ詐欺事件が頻繁に報道されます。
 最近、ここ山口でも
 保険外交官の方が20億近い
 詐欺を働いていたことが報道されました。

 詐欺の報道を聴くと
 いつも思うことがあります。

 詐欺をする人
 人をだます人は
 確かに悪い人です。
 でも、だまされる人は
 いい人なんでしょうか?
 
 だました人は
 道理にあわない
 悪いことをしたので
 罪の償い、罰をうけることになります。
 でも
 だまされるには
 だまされた人にも
 だまされるだけの理由が
 合ったからではないでしょうか?

 いい話、うまい話をきいたときに
 どうして自分に
 そんな取り分があるのか
 考えたのしょうか?

 詐欺にあっった側に
 世間の常識から考えてみて
 大きく外れていないか考えなかったでしょうか? 
 相手の巧みな
 話術などが合って、
 信じ込まされたかもしれませんが
 だます人がつけ込んだのは
 だまされた人の心の闇
 すなわち欲望だと思うのです。

 だまされた人の心は
 語られることは少ないですが
 必ず欲望があるはずです。

 欲望があったから
 だまされてしまったのでしょう。
 大きな欲望を持っていなければ
 詐欺師のいうことの話の矛盾点に
 気づけたかもしれません。

 自分の欲望が
 冷静な判断をできなくしてしまっているのです。

 お釈迦様が
 色欲物欲を捨てなさいと
 仰っているのは
 自分を見失わないためかもしれません。

 うまい話、いい話が合ったとき
 自分のこころが病まされていないか
 その話で
 自分の欲望を満たそうとしていないか
 考えないといけないですね。

 欲望は
 簡単に我が身を滅ぼす原因に成るのですから。

 ただ詐欺師の手法もどんどん光明になり
 おれおれ詐欺のように
 人の情に隙いる詐欺も世の中にあります。
 
 その場合も、なんでもお金で解決するのではなく
 何事もその本人、いのちを第一に思えば
 その方の安否を確認する行動に走るでしょう。

 いつも何事もお金で解決しようとしているから
 お金が第一という物欲の心が
 影響しているのかもしれませんね。

 常日頃から
 お金に縛られず
 生きる習慣を持ちましょう。

 コロナの時代で、今
 いのちか経済かなどと選択をせまられる
 報道を良く聴きます。
 僕は
 これにも違和感を持ちます。

 大事なのは
 いのちでしょう。
 お金を失っても
 命さえあれば、またやり直しがききます。

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