離乳食の与え方

食の大切さを意識しながら
生活している人は
多くなってきたなぁと
日頃診察しながら
年々増えていると感じます。

それと同時に
年々女性の社会進出も増え
仕事と子育てと
忙しいお母さん方も増えてきています。

食の大切さはわかっているけど
忙しいし
食事にばかりかまっていられない。
スーパーに行けば
その悩みを解消してくれるような
簡単に与えられると謳っている
食品に思わず手が伸びてしまうことも
あることでしょう。

でも、ちょっと待って。
食は大事ですよね。
特にこどものうちに獲得した食習慣
味覚というものは
おとなになって買えようと思っても困難。
だから
こどものうち、特に離乳食はこだわっていただきたい。

でも
どうやるかわからないという
声も聞こえてきそうです。

そこで
今日はちょっと離乳食の与え方を
伝授します。

離乳食を市販のもののしようはやめましょう。
市販の商品は加工品であり
材料も怪しいので
注意が必要です。

市販ものを使うぐらいなら
自分たちが食べているものを
与えた方がましです。
もちろんこどもの咀嚼力に合わせて
ペースト状にしたり、
柔らかくしてください。

それに加えて
離乳食の歳に大事なのは
「単一のものを素材で離乳食を作る」
ことです。

お肉、魚ならミンチ状にしたり
野菜ならスムージ状にして
すべて単一の素材で作ることが大事です。
これを順番に
3日間ずつ与えるようにします。

そして
味付けですが
最初だけは味付けをしない方がいいです。
そして味付けをするときも
できるだけシンプルに。
塩など、簡単で素材の味が活きる味付けを
心がけて下さい。

化学調味料は味覚を壊します。
絶対に使わないで下さいね。

そして水分については
基本水で充分です。
水以外であればお茶になると思います。
糖質の観点からも
間食にケーキやスイーツを出すことも
お勧めできません。

素材生かした食事をして
からだにいい食べ物を見つけ出す力は
元々人には身についています。
その力を壊さないようにした食生活をする
そのはじまりが離乳食にあります。
手をかけるのはたいへんですが
手をかけたぶん、その子は健康になれるのなら
かわいいお子さんのために頑張ってみましょう。

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