老いると軽く生きられる

人生百年時代といわれるように
世の中にはお手本となる
年の取り方を身をもって教えてくれる
人がふえてきます。

例え多少肉体的衰えがあっても
認知症を感じるような変化が垣間見るような
瞬間が増えてきたと客観的に感じられるようになっても
それをマイナスの現象として捉えず
ひとつの文化として積極的にとらえていくと
ああいう風な年をとりたいと思われるのではないでしょうか?

蓮如が「人は軽きがよき」という言葉を残しています。
人は成長すると共に
多くの責任、役割を背負って生きています。
その責任は自分の意志で下ろすことはなかなかできないけれど
老いてくると
肉体的にもできなくなるし
認知症がはじまってしまうと
やることは現実的に無理になってしまうので
自分の意志と関わらず、手放すことになる。

その分
背負ってる分を手放して軽く生きていけるようになるのです。
それが年をとることの現実の生き方だと思うのです。

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