溺愛してもいいのか?

こどもはかわいいもの。
でもかわいくても、溺愛するのは
ちょっと問題だから
厳しく育てないと・・・よいう意見が
昭和世代のおじいちゃん、おばあちゃん
そして
教育パパさんからの声が聞こえてきそう。

溺愛してしまうと
こどもをダメにしてしまうのだろうか?

答えはNO。
いっぱい愛してあげて下さい。
愛された経験は
愛する力になるし
常に強さと工夫して乗り越えていく力が
育まれていく。

ただ、愛することと
過保護とは違うということ。
過保護は、その子をダメにしちゃうのです。

過保護とは
その子が困らないように
経験豊富な親が先回りして
危険を回避するようにしてしまうこと。

我が子が
失敗して、苦しんでいる姿を
見るのはこころが痛むもの。
だから失敗しないようにという行動に走る気持ちは
わからないでもないが・・・・

脳は失敗したことで
知恵やセンスは育まれるということを
覚えていて欲しい。

歩き始めたこどもにとって
大事なことは転ぶこと。
歩く経験より
転んだ経験から多くのことを学ぶ。
だから、見守って
転んだ時に手を差し伸べられるようにしておく。

もし
親の予想を超えて
こける場面をこけずに済んだら
こんなに大きな経験は
大きな成長につながる。

もし予想を超えてできた時
「すごーい」と声をかけるより
「できたね」「よかったね」がいい。
できなかったら
「そんなこともあるよね」という声かけをすると
こどもは次にやる気のスイッチを入れる。

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