日別アーカイブ: 2026年5月13日

診察で伝えなければならないこと

診療の中で
患者さんに対して
お伝えしなければならないことは
もちろんあるし
お伝えした方がいいこともある。
けれど
患者さんは何を望んでるかを
くみ取ってお話をしないといけない。

何をどう話すかは
有意義なものになってほしいと願って
毎日患者さんと向き合っています。

ただ、医者と患者さんという関係が
お互いに影響することがあるのです。

北欧のノルウェーでこんな調査があります。
中年のサラリーマン1000人を二グループに分け
ひとつのグループは
何も全く言わず、そのままにしておく
もう一方は
何人もの医師をつけ
定期的に診察を受け
健康のアドバイスをおこなった。

どちらが健康に過ごせたかというと
医師からのアドバイスを受けたグループの方が
不健康で病気にかかる人が
多かったというのです。

この結果を知って
自分がよきと思って伝えたことが
実は、患者さんは
気にやんだり、落ち込んだり
精神的なストレスが大きくなるのだろう。

もちろん
何もしなかった人の中にも
大病をしたり
もっと早く見つかれば大事に至らなかった
ケースもあっただろう。
だから
何もしない方がいいというわけではない。

今の現状の注意点を
指摘、アドバイスするだけでなく
その人の生き方、価値観、思いなど
全てをくみ取りながら
その人にあったアドバイスをすることが
大事なことを教えてくれた
調査だと思う。

どう生きたいかをくみ取る方法が
あるなら
それが、科学的に根拠のないものだと言われても
使っていこうと思う。

NOTE#9病気はからだからのメッセージ
NOTE#8天上天下、唯我独尊|Dr.サンタ
NOTE#7今日の成功は明日の失敗
NOTE#6いのちは地球よりも重い(誕生日に思うこと)
NOTE#5共に働いてる仲間との別れ
NOTE#4下り坂には下り坂の風光がある
NOTE#3日本酒「獺祭」の名前の謎
NOTE#2 友人小児科医との再会
NOTE#1 NOTE始めました

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