生みの親といのちの親

この世に生まれてくるためには
必ず父と母がいます。

この世に生まれてくるということは
両親との縁が最も深いと言うことになります。
この両親から引き継いでいるご縁を
「血」といいます。

血とよく似た言葉に
血液という言葉がありますが
似ている言葉ですが
全く異なる物です。

血は、誰からもらったのでしょうか?
両親やご先祖様からだけから
いただいたと思っていませんか?
確かに
両親から
血は引き継いでいるのも事実ですが。

でも
この世に誕生する前のことを
考えてみると
卵子と精子が結合し
その卵子が細胞分裂して
僕たちは生まれてきています。

受精した後生まれるまでのこと
お腹の中でのでの状態
お腹の中でなにが起こっているかは
母親自身すらわからないうちに
すすんでいます。
生みの母といえども
お腹のできごとには
全く手をかけることも、意識することも
できません。

3億ある精子の中から
たった1個の精子が選ばれ
卵子と運良く結合し
順調に細胞分裂を繰り返し
順調に育つことって
両親の力じゃないのです。

この世に生まれてくるのは
両親やご先祖様の力と言うより
もっと大きな力が働いているからなんです。

僕自身もあなたも
この世に生まれてきたのは
大きな大きな
いのちの親とも言える
自然の力のおかげなんです。

ですから
僕たちのいのちを
天命だといういい方をすることもあります。

いのちは
天命でいただきそして天命に帰るもの
ではないでしょうか。

両親や両親とつながっているご先祖様を
生みの親と考えるなら
もっと大きな育まれた愛の力で生まれ、
またその力の源に帰っていくのだと思います。

僕たちはみんな
生みの親といのちの親が
二組の親がいるのです。

両親にも感謝
そして
いのちを育んでくださった
大きな存在にも感謝して
生きていかないといけないですね。

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