夢見る小学校

テストがない
宿題がない
通知表もない
好きなことだけしたらいい
学校があったら
どんなにいいだろう?と
思ったことないですか?

実はそんな夢のような学校があるのです。
映画「夢見る小学校」は
そんな実際の学校の様子
生徒、先生の思いを教えてくれた
映画でした。

そこには
何をするかもじぶんで決めて
追求し作りあげていきます。
ひとつのことに疑問を持ち
その課題を解決すると
それで終わりでなく
自分で見つけた課題だから
次々更なる課題が見つかって
どんどん発達成長していくんです。
まるで脳細胞がシナプスを介して
増えていくんです。

この学校には
規則はありません。
あるのは
「礼儀正しく」
「自分を大切に」
「出会いを大切に」しかないそうです。
なるほど、それで充分なのかも。

またここの学校は
ADHDのように、学習障害と診断され
入学したこどももいます。
そのこどもの入学する条件はただひとつ。
薬を飲まないことだったらしい。
薬を飲まなかったことで、
こどもは何か困ったか?といえば
そんなことはなく
のびのび学習して卒業したそうです。

この学校では
みんなで集まったときも整列しません。
整列すると
見にくいからだそうです。

人と比較する数字でつける
通知表も存在しません。

この映画をみて
我々おとなは
こどもはのびのび自由に育てたいなんて
口では言っているけど
おとなの価値観で
こどもの自由を奪っていないだろうか?

自由に過ごすって
口でいうのは簡単だけど
実は自由に縛られてるのかも。

この学校を創立した
堀真一郎先生が
「自由にしていいよ。
だけど”責任”は自分で撮るんだよ」
こう言われて自由にワクワク行動できるでしょうか
「自由にしていいんだよ。
責任は、すべておとながとってあげるから」
といってます。

責任をとれる大きな人間だけが
人を育てることができる。
これは、先生にだけむけた言葉ではなく
僕たち医師にも言えること
だと思う。

カテゴリー: 真実の医療 パーマリンク