日別アーカイブ: 2026年3月9日

命に感謝

マラリアの研究で著名な寄生虫学者の
堤可厚先生がケニアのマサイ族と暮らした時に
酋長と交わした話。

酋長 「人間にとって一番大切なものは何だと思うか?」
酋長 「それは胃袋だ。
胃袋がダメになれば人間は死ぬ。
人間が死ぬ時には、食べ物が入らなくなる
だろう。
また、森で死んだ動物の腹を切り開いてみると
胃袋に必ず血が入っている。
だから、胃袋が一番大事なんだと」
このように答えたそうです。

また、こんな質問もされました。
酋長 「お前はどうして
眼がこの高さについているか知ってるか?」
酋長 「そんなこともわからないのか。
眼がここにあるのは、立って遠くを眺めた時
1日で歩いてたどり着く地点を見るためなのだ。
だから、誰でも、立って自分の眼の届く
ところまでは歩いていくことができるのだ。」

先生 「でも、身長が高い人もいるし、
低い人もいるでしょ?」
酋長 「背の高い人は、足が長いから
見える所も遠いけど、歩ける距離も
長くなるだろう?
そんなこともわからないのか(笑)」

この話を聞いて、ハッとしました。

胃袋がどうしてあるのか?
眼がどうしてここにあるのか?
考えたことも、実感したことも
元気なら考えないかもしれない。

過酷な大自然の中で生きている人は
目には目の働きが
耳には耳の働きが
胃には胃の大切さを感じながら
からだの一部分が
大切な役割をしていることを実感しながら
生きている。

その大事さを
我々は感じているだろうか?

現代人は
からだの臓器を部分を
部品と考えていないだろうか?
目には目、胃には胃の役割があるけど
ひとつひとつが
生命という全体を支えていることを
感じながら生きていくことができれば
もっと自分のからだを大事にすることが
できるのかもしれない。

からだ全体に支えられて
僕たちは生きることができている。
だから
からだひとつひとつの部分に
命に
生きていることに
感謝しなければならないのだと思う。

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もぐら

という山浦未陽監督の短編作品を観た。
この映画は
風俗店で働く若い女性の姿を描いた作品。

皆それぞれ
夜の世界で生きていかないといけない事情がある。
その世界には男も女もない。
誰もが親にさえ言えない
理由を抱えてもがき、悩みをかかえ
今の闇から脱出しようと
必死で生きている。

真っ暗闇の夜なのに
キラキラ輝くネオンの光が
心の闇を照らす虚栄心偽りの光では
こころは癒やされない。

そして心が癒やされた時に
朝の光に気づくのです。
朝の光は嘘偽りのない
希望の光であることに気づくのです。

その気持ちはよくわかる。
僕も太陽から希望の力をもらっている。
だから、昨日も、今日も、そして
きっと明日も
陽が昇る前に起きて
朝日に希望をもらって生きているのです。

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