日別アーカイブ: 2025年7月1日
働かざる者食うべからず
”働かざる者食うべからず”という
言葉があります。
この言葉を聞くと
怠けるなと言われている
ような気がして
ちょっとドッキリする言葉です。
実はこの言葉は
禅語の
”一日不作、一日不食”
(いちにちなさざれば、いちにちくらわず)
からきている言葉です。
禅では、作務をおこないます。
作務というものは
単なるそうじではなく
人が人であるための基本行為
または
人としてやるべきことを
をさしています。
つまり
人のためにすること
人が社会に対してすることが
作務
人間としての
務めと考えているのです。
人は人との関わりで
生きている。
一人では
生きていけないと
わかっているのに
人は
周りの人や
自分が勤めている会社
そして社会に対して
要求ばかりだしてしまいます。
そして
要求が叶わなければ
すぐ
まわりの人や社会のせいに
してしまいます。
一人で
生きているわけではないので
うまくいかなった時
自分で解決する努力を
していただろうか?
自分に対して
甘えがなかっただろうか?
振り返ってみることが
大切じゃないでしょうか?
社会の中では
人はお互い支え合って生きている。
やるべきことを放棄して
支えられることばかり考えていては
社会は乱れてしまう。
どんな小さなことでもいい
自分のできることをする
誰かのために
自分のできることをする
どんな小さな一歩でもいいから
自分の脚で歩いてみることが大事。
誰かのために
一歩踏み出すことができれば
困った時には
きっと誰かが手を指しのばせてくれる。
誰かのためにして初めて
”生きる”意味がわかるのかもしれない。
“働かざる者食うべからず”という言葉は
そんなことを
教えてくれている気がします。
過去最早の梅雨明け
先週の6/27に山口県は梅雨明けしました。
観測史上最早の梅雨明け
だそうです。
この週末
まだ梅雨明け宣言してない東京での
日差しは
もう真夏と変わらない
肌につきささるくらい痛いほど。
肌感覚はもう夏真っ盛りの
日差しでした。
そして
昨日初めて朝セミの声を聞こえました。
そう言えば
これまでは
セミが鳴き出したら、梅雨明けを感じていたけど
セミも今年の梅雨明けにはびっくりして
急いで地上に出てきたかもしれません。
今日から7月。
今年はどんな夏になるでしょう。
暑くても、みんなが元気に笑顔で
しあわせに過ごせる夏になりますように。