日別アーカイブ: 2025年6月16日

出会いを大切にするということ

よく”出会いを大切にしなさい”と
言われます
”出会いを大切にする”って
どういうことだろう?

人は、日々出会いを重ねて
生きています。
この世にたった一人の
大切な存在同志と出会い。
その人に今日出会ったからといって
次の出会いが必ずあるとも限らない。
次に出会うことは
保障されていない。

だから
出会いは only one
出会いは 一期一会
と言われます。

貴重な出会いだから
出会えたこと
めぐり会えたことを喜び
喜びを感じた瞬間に
出会えた人のしあわせを願う気持ちが生まれ
その人のしあわせを自分でも喜べるようになる
ような気がします。

人との出会いを大切にすると
人の喜びが我が喜びに
感じられるようになるのだと
思います。

出会いを大切にできた時
出会った相手のしあわせを喜び
真心のこもった行動ができるようになります。
でも、
出会ってから時間が経ってくると
お互いになれ合いの気持ちが
出てきてしまいます。

親しくなれば
親しくなるほど
相手の真心のこもった行動が
当たり前になってしまいます。
そして
相手に対して
甘えから色んなことを
望んでしまいます。

それは
出会ったことの
有難さや感謝の気持ちを
忘れてしまったからでは
ないでしょうか。

だから
いつも出会えたしあわせ
この世に生まれてきたしあわせ
を感じながら
仕事をし、生活し
毎日を過ごしていくと
とってもしあわせな毎日が
過ごせるような気がしませんか?

これからも
今まで以上に出会いを大切に。

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生きるとは手放すこと

若い時は
生きることは何かを得ることだと
思っていた。
更に若い時は
誰よりも先んじて獲得することに
満足する時期があった。

でも次第に年をとってくると
必要以上に欲しがり
欲が増えている自分に驚くようになった。
その増えた欲が
自分の人生を歩きにくくしていることに気がついた。

そこで
老いの時期をしあわせに生きるためには
これからは得る人生ではなく
手放すことが必要になるのだ。

これは子育てにおいても言えること。
成長したこどもをいつか手放さなければならない時は
必ず来るし
来ないといけないと思う。

こどもを手放すことは
その瞬間とても悲しく
何も残らない気がして悲しくなるかもしれません。
でも、そんなことはないのです。

美智子上皇皇后様が
次のような歌を残されています。

「手許の光が消え
二人の子の中に
ほの光るものがさしはじめる」

手放して気づく
朽ちることのない光があることに。

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