「病は気から」の証明

昔から
病気の原因のひとつを表した言葉に
「病は気から」があります。

これは昔の人の経験から
生まれた言葉ですが
最近で科学の視点からも
正しいことが証明されてきてきました。

細胞を分子レベルで視ると
免疫細胞には神経からの情報を
受け取る部位があることがわかりました。

このことは
ストレスの状況や
気分がいい状態の時の情報が
免疫細胞にも伝わっていることを表していて
その時の気持ちの持ちようが
免疫力に影響を与え
病気が発症するかどうかに関わって
くるということです。

実際
アメリカの研究で
癌患者さんの生存率を調べた時
癌であるという病を素直に受け入れ
未来に対して
現状にこだわらず
希望をもって毎日を過ごした患者は
絶望の日々を送った患者さんより
平均生存率が高いという報告もあります。

私事ですが
自分も3年前に脳出血を煩い
現在でも若いときのように動けません。
幸いなことに日々の生活は何不自由もなく
仕事もでき、余暇もそれなりに楽しめています。
しかし、年をとれば
老化という名の病を感じることも
多くなってきています。

ここで老化と言うことに
焦点を当てて生きていくと
来年、3年後、5年後には
病気がでていないだろうか?
10年後、20年後には
今のように暮らせているだろうか?
などと考えてしまい
暗くなってしまいます。

この思いが
神経を通して免疫細胞に伝わり
本当の病気を作ってしまうのでしょう。

病は気からなんです。
病気の状態を自分で作らないように
先のことよりも
今現在のからだのことを大切に思って過ごすことで
きっといつまでも元気でいられる
方法なんだと思います。

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