アトピー性皮膚炎からのメッセージ

アトピー性皮膚炎は
誰もが知っているといっていいほど
身近な病気です。

皮膚がジュクジュクしたり
カサカサしたりかゆみも強く
寛解、増悪をくり返す病気で
原因はアレルギーだと言われるので
これから食事をはじめる
赤ちゃんのお母さんは
なにを食べさせるかとても神経質になる。

先日も
卵を食べさせると
口の周りが赤くなった
アレルギーかも?と思い
その他にも口の周りがかぶれる度に
アレルギーかも?
心配で食べさせられない
不安で食べられるものがなくなったと
検査を希望されて受診されました。

アトピーと気づくきっかけは
アレルギーかもしれませんが
湿疹の原因は
体内にたまった毒素を
皮膚を通して排泄しようとする現象だと
説明できます。

湿疹がひどくなると
ステロイド剤を塗布すると
あっという間に治ります。
治ったと思って安心してると
また悪化してステロイド剤を塗り
ステロイド剤を習慣的に塗り
副作用が出現します。
ステロイド剤はいい薬ですが
塗りすぎに注意が必要になります。

塗りすぎになるのは
ステロイド剤塗布で治っているわけではなく
体外に出そうとしている毒素を
無理矢理体内に押さえ込み
皮膚にフタをしてしまう薬といえます。
おさえこんでいるから
一時的に症状は収まるけど
無理矢理押さえつけることで
薬の効果が切れると
症状がより悪化してしまうこともあるのです。

アトピー性皮膚炎の根本原因は
アレルギーだけど
アレルギー反応を起こすのは
からだの最終手段なんです。

アトピー性皮膚炎のこ時のメッセージは
「これ以上毒素をいれないでくれ」という
ことなんです。
毒素侵入に気づくために
アレルギー反応を起こしているのです。

だから症状を力尽くで押さえ込むのではなく
あるがままに毒素をだしきったほうがいい。
そしてその毒素を出し切ることで
湿疹はステロイドを使わずに治るはずです。
そして
からだにいい生活に切り替えていくのです。

アトピー性皮膚炎の時は
「毒素を外に出させてくれ、
そして毒素は中にいれないでくれ」
という内なる声を受け止めてください。

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