冠動脈疾患と糖尿病

第6回呼吸と心臓を勉強する会に出席。
今回のテーマは

近畿大学医学部循環器内科学 宮崎俊一教授による
「冠動脈疾患における糖尿病の重要性
-軽症糖尿病に対する治療戦略ー」 の講演。

糖尿病は全身の血管に悪影響を及ぼす怖い病気。
ほっておくと必ず網膜症、腎不全になる。
糖尿病の治療は
網膜症、腎不全を起こさないようにする効果はある。
でも、
脳血管、冠動脈など大きな血管に対して効果があるかは
現在でも賛否両論あるところ。

脳梗塞、心筋梗塞が糖尿病の薬を飲んでおけば防げるか?
が今日のテーマ。

現在の最新の知見を
多くのデーターを示されながら講演された。

結論は
食後に高血糖状態であるのが冠動脈疾患にとって悪い。
運動療法、食事療法による血糖コントロールが
脳梗塞、心筋梗塞の予防に効果はある。

メタボリックシンドロームの基本はやっぱり運動に、食事。
頭にしっかり入れて
帰りはタクシーを使わず歩いて帰ったけど
風呂上り、ビールとおつまみを・・・・・

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