桜色の風が吹く

世界で初めて全盲ろう者の大学教授になった
東京大学先端科学技術研究センター教授・福島智さんと
母・令子さんの実話を元に描いた
人間ドラマの映画を観にいった。

目にみえないのに
そして
耳も聞こえないのに
その想像を絶する困難を乗り越えることができたのか?

もちろん
本人のどんな状況でも
その状況に負けない精神力と
人一倍恵まれた賢さもあったのかもしれない。
と今の実績だけを知ってるから
自分のことではないから
そう言えるのかもしれない。

でも
ここまで行きつくまで
だんだん光が奪れつつ恐怖があっても
その状況を明るい性格で
受けいれ、乗り切ったのに
次に襲われた
頼りにしていた
聴力を失われるという
誰の目にも不幸と映る現実を
親や家族の愛情と協力
と本人の努力で乗り切って行く姿が
観ていて涙をそそる。

光を失っても
音を失っても
暗黒の世界にいたとしても
使命があると気づき
大学進学していくのです。

ここまでが描かれた映画でした。
その後も
きっと苦労の連続だったと思います。
きっと、使命をみつけたから
乗り切れたのだと思います。

人は生まれた理由がある。
使命をはたすためにきっと生きている。
使命はどんな人にもあることを
この映画は教えてくれた気がします。

映画を見終わった後
僕自身の使命をはたすために
どうすればいいのか。
それを知るために福島教授の生き方を
お手本にしたいと思いました。

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