スープとイデオロギー

在日コリアン2世の母の韓国、北朝鮮そして
日本でいきた母の苦悩を描いた
ドキュメンタリー映画をみた。

韓国現代史上最大のタブーとされる
「済州4.3事件」という大虐殺事件を体験し
挑戦総連の熱心な活動かでもあり
1970年代に帰国事業で
3人の息子達を北朝鮮に送り
その後も資金などおを送り続ける両親に
日本に残ったひとり娘で
本映画の監督であるヤンさんに
年老いた母が
済州での体験を語りはじめる。

その体験を思いだし
語ることで、時空が逆回りするかのように
母のアルツハイマー病が進行しだす。
そして
亡くなった夫の帰りを待ち続ける母。
母の時間はどんどん逆回り。

そんな時
やン監督は12歳年下の彼との結婚を決意する。
母は日本人との結婚は
認めないといっていた母親が
ヤン監督を彼が愛してくれることを感じたのか
韓国のおもてなし料理の
スープを作りもてなす。
彼は、そのスープを気に入り
母を本当の母のように尽くす。

スープを飲む食卓の光景は
3人のこころが
深く強く結ばれていったことを伝えてくる。

北朝鮮のこころをもった母親
韓国人として日本人として生きていく娘
日本人としてコリアンの歴史を受け入れ
人として愛をもって生きる夫。
この3人の姿
それぞれの思いがあっても
愛があればすべての問題の解決になることを
教えてくれた映画だった。

暗い、悲惨な歴史の中で生きていく人の
姿を見ることで
現在戦争中のロシア、ウクライナの可決だけでなく
愛があれば、愛を示せば
すべての問題が解決するのだと感じさせてくれた
映画だった。

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