日別アーカイブ: 2022年10月18日

ユートピア

日本の長い歴史の中で
日本が平和な時代だと言われるのは
縄文時代と江戸時代だと
いわれています。

当時の状況を自分の目では
確認することはできないけど
江戸時代末期、外国から江戸に訪れた人が
「まるでユートピア」という言葉が残っています。

どんな光景をみてそう思ったかというと
街並みは素朴だけれども
一枚の絵のように美しく清潔で
男も女もみながしあわせで満足そうに見える
こどもたちは目を輝かせ
底抜けに陽気で、よく笑い、親から愛され、
なんの不満のないように感じると
「日本ほどこどもを大切にする国はない。」
「貧乏人は居るけど。貧困なるものは存在しない」
と書き残している外国人もいます。

それが、明治時代になり
西洋文化が日本国に入ってきて
これまでになかった知識、芸術、教育
そして価値観によって
世界の一員として生きる道を
日本人は選びました。

確かに
日本は豊かになりました
食べることに困ることもなく
生命の危機にさらされることもなく
生きられるようになりました。
何不自由もない時代になったようにみえますが
日本人は本当にしあわせになったのでしょうか?

周りを見ると
からだの不安、こころの不安
今を、未来を満足していきているひとが
どれだけいるでしょうか?

ものにあふれた生活が
しあわせなのではないということに
気づかないと行けないのでしょう。

まずは食生活を見直す必要があると思います。
江戸時代の食事の特徴は
①冷蔵庫がないので、
旬の食材を今日食べる分だけ買う
→新鮮、栄養豊富、エコ
②燃料費が高いので、料理に時間をかけない
→栄養を壊さないに、時短レシピが多く簡単
③料理法は切る、焼く、煮るがほとんどで
油を使わない
→ダイエットに良い、ヘルシー
④4つ足食の禁止されていたので
肉を少量しか食べなかった
→ガン予防、胃腸にやさしい。

食生活だけを現代と比較しても
現在便利になって、SODGsのような
注意点など、昔の生活を見習えば起こらなかったこと。

人間が望んだ、良きと思って発展した文明が
実はよくことを壊していたなんて
どこか皮肉ですね。

日本には温故知新ということばもあります。
現在の
ものにあふれた時代になって
大切なものを失っていたものを
取り返さないと行けない時代になったんでしょうね。

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