月別アーカイブ: 4月 2020

免疫力をつけるとは?

コロナ対策で世の中のみんな頑張ってます。
 行動規制して、自粛して、仕事を休んで
 感染が広がらないように
 感染を広げないように
 ひとりひとりが
 気をつけて過ごしています。

 そんな時
 よく聞かれるのが
 ”免疫力”を上げましょうという言葉。
 免疫力を上げる?とは
 どういうことでしょう
 
 コロナ感染に負けない、これは戦争だ
 国民全員で戦いましょう・・・など
 戦うという姿勢を鼓舞する言葉をよく耳にします
 これは戦いだから
 ウイルスをやっつけなければ
 ワクチンが薬が必要
 そして
 免疫力をつけて戦いましょう・・・・と続きます

 実は免疫力をつけることは
 ウイルスと戦う、相手に勝つことばかりではありません。
 確かに、免疫力には
 ウイルス、アレルギーなどの
 体外からの侵入者を排除する”拒絶”する力を
指すこともありますが
もう一つ
妊娠したお母さんが、非自己である胎児を
 ”拒絶”せず受け入れるように
愛で育むという
 ”寛容”という力もあります。

 今までのように
 病気にならないように
 病を、ウイルスを拒絶、排除するのではなく
 たとえ
今回のコロナウイルスのような未知のウイルスであっても
 相手の見えない病気であっても
 大きな愛で包み込めるような
 受け入れる”寛容力”をつける ことが
必要な時代に
これからは変わってくるのだと思います。

ですから医療も
これまでの闘う医療一辺倒でなく
 病を受け入れられる力をつける医療に
 相手を憎む医療でなく
 愛で包み込む医療
が求められる時代になると思います
それが
 これからの時代に必要なこと免疫力であり
そして
僕の理想とするこれからの医療。
 当院でめざし推進している医療です。

愛に溢れる社会になることを
願って活動していきます。

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いのちは地球より重い

  緊急事態宣言が出た後
 東京都と政府そして各自治体の足並みのちがい
  が報道されました。

 様々な考え方があると思いますが
  今回の報道に触れ
  現代社会の命に対する考えのちがいを
  顕してるような気がしました。

 僕は
 人間が生きていくには2つの面が
 必要であると思います。
 ひとつは
 衣食住という動物的欲望を満たす
 いわゆる生活面を重視する面「生活体系」
 そして、もうひとつは
 真善美を求めて行動する人格を形成する
 いわゆる生命を重視する面「生命体系」
この両面から
いのちは支えられていると思います。

 もう少し具体的に言うと
 生活体系とは、いのちを支えている活動のこと
 つまり
 利益や欲望を充足させるという経済法則を重視したもの
 これに対して生命体系とは
 いのちは尊いものだというような
 親子のつながり、日本で生まれたことによって
 培われた道徳的なつながりとも言えるもの

 この2つの体系、価値観の中で
 僕たちのいのちは支えられ
 生きているのだと
 改めて自覚させられた気がします。

 昭和50年代に
 日本赤軍がダッカで飛行機をハイジャックし
 身代金などを要求したダッカ事件がありました。
 その時の総理は
 「人間のいのちは、地球よりも重い」と
 様々な批判を交わして
 16億もの身代金を決断して
 乗員乗客のいのちを救ったと聞きました。
 
 今回の政府の動きは
 ダッカ事件の時とは異なり
 いのちだけでなく経済重視するあまりに
 迷い行動できなくなってるように
 僕は見えてしかたありませんでした。
 
 ダッカ事件から時は流れ
 時代は昭和から平成、令和と変わり
 その間平和で豊かな時代を過ごしすぎて
 明日の喜びより、今日のパンを求める生き方を
 してきた日本人の体質が
 決断できなくさせているような気がします。

 人はパンがなくては生きていけないけど
 パンを美味しく、そして有り難いと思える気持ちを持って
 僕たちは生きていかなければならないってことに
 気づき、その気持ちを大事にして
 これからは生きていかなければならないのでしょうね。

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おかげさま

 緊急事態宣言が発令されました。
 
しかし
 緊急事態宣言が出た今日も
 一日無事に終わることができました。
 働くことができました。
 美味しくごはんが食べれました。
 温かい布団の中で眠ることができました。

こんな危機的な状況でも
 いつものように過ごせた時
 浮かんできた言葉・・・それは
 「おかげさま」

今日こうして過ごせたのは
 家族のおかげ
 身近な人のおかげ
 役所の人の頑張りのおかげ
 医療前線で命をはって頑張ってる医療者のおかげ
 身をもってコロナ感染の怖さを教えてくれた患者さんのおかげ
 物資の生産者、物流、販売など
 命の源を届けてくれた多くの人々のおかげ。
 また、目に見えるものだけではなく
 ふとした瞬間に心を癒やしてくれる
 満開の桜、心地よい風、芽吹いている春の息吹
目に見えない自然のおかげもあります。

今生きているのは
 当たり前のことではなく
 有形無形の有り難い「おかげ」をいっぱい
 いただいているからだと思います。

今生きられるのは
 自分ひとりだけの力じゃない
 様々のおかげさまの中で生きているんだと思えたら
 全てのものに素直に「ありがとう」と言えませんか?
おかげさまと思えたら
 少々不自由なことがあっても我慢もできませんか?

今回の緊急事態宣言が
 お互いが「おかげさま」と言いあえる社会作り
 のきっかけになり
 感染が終息した先に
 誰もが平和だと思える世界が待ってること
 を願うばかりです。

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