明けない夜はない〜ついに山口県でも〜

世界で猛威を奮いつつある新型コロナウイルス。
昨日山口県でもついに感染者が確認されました。
今後山口でもコロナウイルスの不安が現実になって
大変な状況になってしまうのでしょうか?

今入院している病院でも、
新型コロナウイルス対策として
先週から外出、外泊とも禁止、
昨日からは家族との面会も禁止
予想もしなかった影響が出てきました。

でもそん大変な状況の中にあっても
僕はいつもと変わらず病院でリハビリをしてるんです。
ニュースを見なければ新型コロナウイルスも知らない状況でも
暮らしていけてるんですね
リハビリをしながら思ったんですね。
今いつもと変わらない時を過ごせるのは
「僕は病院に守られてるからなんだ」って。

世間で大騒ぎになっている
休校になったのも
イベントがなくなったのも
仕事に影響が出てきてしまった状況を
作り出したのは政治家の決断ですが
その決断があったから
今こうして生きていられるんじゃないか?
とも思えてきたんです。

今生きていること
多少不自由はあっても
文句をいいながらでも
こうして暮らしていけてるんです。
こんな状況で生きている、生きられるって
実は当たり前のことじゃないのかもしれません。
そう思うと
自分ではどうしようもない大きな力が
僕たちの暮らしと命を守ってくれている気がするんです。
政治家、病院、学校、社会ではない
もっと大きな力が守ってくれている気がするんです。
それを神というのか?
それはぼくにはわかりません。

だけど、誰かかが命を守ってくれていると思うと
多少不便であっても
不自由な状況でも
今の状況を受け入れないといけない
今の状況をうけいれると
こうして生きていることが
本当に感謝だと思えてくるんです。
守られていることに感謝なんです。

様々な思いはあるけど
今こそ生きていることに感謝して
過ごすべきじゃないかと思うんです。

緊急事態宣言はだされてませんが
現在は国難とも言える状況になりつつあると思います。
いつまでこの状況が続くのかもわかりません。
でも、“明けない夜はない。”のです。
必ず明るく温かな希望溢れる春が訪れます。
がんばりましょう。                       

カテゴリー: 真実の医療 | 明けない夜はない〜ついに山口県でも〜 はコメントを受け付けていません

患者さん目線に立つとは

脳の病気になると
脳の高次機能の評価を受けます。

様々な検査がありますが
高次脳機能検査特に認知症の検査として
有名な検査に長谷川式認知症検査があります。
この検査は、簡単な質問で手軽に認知症を評価できると
よく使われる検査です。

昨日
この検査を作られた
長谷川医師が、実際に認知症になられて
その日常を追ったドキュメンタリーが
放送されていました。

その内容は
ただ一人の老人が認知症としての
日々を送る姿を追うだけでなく
認知症を熟している医師が
認知症になったその時
発せられる言葉から
認知症の患者さんの心境、心の中をとらえていくというものでした。

そのため
とても医師としてとてもかんがえさせられる
内容でした。

認知症の時は
自分は今不確かな世界にいると
おっしゃっていました。
自分で確信することができないので
同じ行動を繰り返してしまうのだと。

とある講演会の時には
最後にみんなで歌を歌う予定にしていて
講演会の直前まで
歌は最後だよと
釘を刺されていたにもかかわらず
最初に歌い始めて、周りがてんやわんやしてしまった。

でも当の本人は
講演会の後、
最初に歌ったことで会場が和やかになったと喜んでいた。
そう言えば、講演会直前まで
歌の練習をされていて、
きっと最初から歌うことに決めていたのかもしれないと話すご家族。
段取り通りできないのは
突飛な思いつきの行動ではなく
ご本人の頑なな思いのこもった行動
なのかもしれません。

認知症の時
家族の介護の負担を減らすために作ったデイサービスの
システムをつくったのもこの長谷川医師。
でも、自分がいく段になると
面白くないと言って、ご自身が作ったシステムでも
家族の介護の軽減になるからと周りから勧めても
行くことを拒んだ長谷川医師。

初めて
患者さんの目線で
デイサービスのシステムを見れたのかも
しれません。

これらのエピソードの数々
医師が研究して
熟知していると思っていても
結局は
患者さんと同じ目線に立つことは難しい。
と行ってるようだった。

我々医師は
病気にならない限り
真の患者さん目線には立てないのか?

最後に長谷川医師の先輩の言葉が紹介された。
「 君の認知症の研究は
君が認知症になって初めて完結する 」と。

僕も今回の病気は
医師が医師としてあるために
そして医師であるまえに人として
神が与えてくれた必要な教育であるならば
この経験を大切にしっかり勉強しよう
今日もリハビリを頑張ろうと思います。

カテゴリー: 真実の医療 | 患者さん目線に立つとは はコメントを受け付けていません

英断は歴史が証明する

ニュースでは、連日のコロナウイルスの感染拡大のニュース。
政府も後手とも言われているけど
必死で感染を食い止めようとして
突然のことで混乱もあるけれど
今回の全国休校決断は
勇気ある政治的な決断と思います。

政府より先に進んでいるのは
北海道の鈴木知事の決断。
休校の判断の次は
緊急事態宣言の発令に従っての
週末の外出を控えるように呼びかけられた。

この政策に
感染を引き留めようとする
鈴木知事の強い思い、決意
そしてよく勉強されていると思う。

僕は
1918年代に世界中で起こった
スペイン風邪の時に
同様の外出禁止令を出し
感染拡大を防いだ
セントルイス市の市長の行動を
知りました。
以下その時の状況を伝える記事です。

1918年のスペインかぜの際、米国で外出 制限や大規模施設の閉鎖などを速やかに行った 都市では、死亡率に差がでました。それはセン トルイスとフィラデルフィア2つの都市の比較 で明らかになりました。
セントルイスでは、市内に最初の死亡者が出 るとすぐに緊急事態宣言を行い、学校や劇場、 教会、大型販売店、娯楽施設などを閉鎖し、集 会を禁止しました。市中発症率が2.2%時点の 早期にこれらの英断をおこなったため、一時期 に流行が集中せず、医療サービスや社会機能の 破綻もおきませんでした。

これに対して、市中発症率が10.8%になってからようやく規制 が開始されたフィラデルフィアでは、8週間にわたって大流行が起 こり、一度に多くの市民が発症したために、医療サービスや社会機 能全般が破綻し、少なくとも1万5000人が死亡しました。
死亡率は、セントルイスの0.3%に対し、フィラデルフィアは倍 以上の0.73%でした。
セントルイス市長は、経済活動などに影響するため、周囲から強 いバッシングを受けましたが、「私は市民が死ぬことは望まない」 と宣言し、制限を断行しました。
今でこそ、偉業とされるセントルイス市長の英断も、多くの困難 の中での決断でした。
このセントルイスの事例は、今も米国の新型インフルエンザ対策 の貴重な教訓として生きています。

今回のコロナウイルスの感染を防ぐために
政治家が考えるだけでなく
一人一人が
命を第一に考えて行動することが大事かと思います。
命を第一に考えて起こした愛ある行動は
必ず正しい結果をもたらすことを
歴史が証明しています。

突然のことで
きっとみなさんも戸惑いもあるとは思いますが
みんなでこの世界的危機を乗り越えられるよう
痛み、不自由さに耐え
思いを一つにして行動していきましょうね。

今日という日が
実りある1日になりますように

カテゴリー: 真実の医療 | 英断は歴史が証明する はコメントを受け付けていません

今必要な感染対策は?

今世の中も
新型コロナウイルスの感染に
対する不安が日に日に
蔓延して来ています

感染拡大を止めるために
政府は昨日
全国の小中学校、高等学校を
一斉に休校すると発表しました。

この決断は
こどもを感染から守る
愛ある決断でしょう。

でも
これで国民の不安が解消できるのでしょうか?

僕は不安を解消するには
愛情が
つまり目の前の人を思う気持ちが
大切ではないかと思ってます。

現実
コロナじゃないかと思うのに
検査も受けられず、治療もされず
自宅で待機してて
不安な気持ちで過ごしている方も
いらっしゃるでしょう。

今感染の不安を抱えている人は
どうしたらいいのでしょうか?

今現実に困っている方々の
思いを受け取って
検査などの医療体制を整える
マスク、消毒液を供給するなどの
日々安心して過ごせる環境を整える対策を
とることが大切な気がします。

目に見えない
ウイルス感染の広がりによって
起こるであろう未来に怯えている日本。
目に見えない不安よりも
目の前の不安に思っている方々に
できることをすることが
きっと今必要な感染対策であると
僕は思うのです。

カテゴリー: 真実の医療 | 今必要な感染対策は? はコメントを受け付けていません

不安な毎日を救うのは

入院すると
抑えきれない不安に日々襲われます。

病気は治るのか?
これからの生活をどうなるのか?
それどころか
今の生活をどうしよう?
仕事は?
家族のこれからは?
考えても考えても
名案などなく
どんどん不安が増すばかり。

入院中の不安の状況を
自分で払拭するのは困難なことです。

この不安を取ってくれる
唯一の感情は愛しかないと確信しています。

家族の愛
スタッフの愛
先輩、後輩の愛
友人の愛
仲間の愛。
様々な愛が不安いっぱいの僕を救ってくれました。

愛の表現は様々。
家族は、治療に集中できるよう
笑顔で東奔西走してくれました。
スタッフは、留守中の医院を守ってくれています。
先輩、後輩もクリニックに来る方が困らないように応援してくれています。
そして
友人、仲間の愛情のこもったメッセージ、手紙など
様々な真心のこもったプ有形無形のレゼントをいただきました。
そして、忘れてはいけないのは
日々の生活を24時間支えてくれている
先生、看護師さん、リハビリの先生をはじめ
病院の献身的なスタッフの方々。

みなさんの愛情ある行動に支えられ
単調で不安しかない
この困難を日々乗り越えられているのだと
確信しています。

もし
みなさんの周りに
入院している方、病気の方がいらっしゃれば
その方の今の不安な気持ちを受け留めてあげて下さい。
今の不安な気持ちを受け入れてもらうだけで
不安が軽くなるものです。
不安をうけいれると、あなたの中で愛ある行動が出てきます。
言葉となって現れてきます。
是非その愛ある行動を勇気を出して
届けてあげて下さい。
愛のこもった言葉は、単純な言葉でも
とても優しく感じられるものです。
どんな言葉でも、あなたの愛ある行動は
必ず伝わりますから。
今の思う気持ちを伝えて下さい。

僕もまだまだ入院生活は続きますが
ここまで来れたのは、みなさんの愛のおかげ。
一言みなさんにお礼を言いたくて
今の気持ち、気づきを書かせていただきました。

本当にみなさんの愛ある行動に
感謝です。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

カテゴリー: 真実の医療 | 不安な毎日を救うのは はコメントを受け付けていません

全身で春を感じる

この週末は
外泊許可をいただいて自宅で
過ごしました。

歩くことは
リハビリになるということだったので
天気もよく、温かかったので
防府天満宮に行ってきました。
参道の階段はさけたけど
スロープあり、砂利道、段差ありの
とてもいいリハビリになりました。

この時期の防府天満宮といえば
梅の花。
今年は暖冬の影響で
梅の最盛期は過ぎてました。
防府天満宮は
梅がとても似合います。

梅の花と
青い空そして天満宮。
肌で春の陽を感じ
鼻で梅の香を嗅ぎ
春の訪れを全身で感じました。
病室では感じることのない全身で感じる季節感。

もう季節は春です。
からだ全体で生命の息吹を感じ
からだに元気が溢れててきました。

からだ全体で
季節を実際に感じることが大切である
と知りました。

病気で
入院してても
状況が許す限り
外にで、季節を感じることはとても大切だと思いました。

そして
この春の喜びを留めておこうと
写真を撮りました。

カテゴリー: 真実の医療 | 全身で春を感じる はコメントを受け付けていません

生き方改革

ピンチの時に
実際は笑ってばかりは
おられません。

病気は
やっぱりからだからのメッセージ。
それをキチンと受け止めないといけません。

今回のメッセージを
しっかり受け止めて
改善していかないといけません。

生活習慣はどうだったか?
仕事のやり方はどうだったか.?
人間関係は無理してなかったか?
病気になるまでの生活全てを
見直す必要を感じました。
そして、これから元気にどう生きていくかを
考えないといけません。

ピンチはチャンスだと
よく言われますよね。

我が家も
働き方改革ならぬ
生き方改革が必要な時期に来てたんですね。

ピンチはチャンス。
病気は自分を変えるいいチャンスを与えてくれてるんです。

そいえば
世の中では
コロナウイルス感染が大問題になっています。
これもコロナウイルスによる個人的ピンチのみならず
社会的ピンチなのかもしれません。
これもただの感染症を防ぐだけを考えるのではなく
医療も、政治も、世の中も
変わるきっかけにしないといけないのでしょうね。

世の中も個人も
働き方改革のみならず
生き方改革をする時期に来ていることを
コロナウイルスが教えてくれている
今、そんな時代を迎えてる気がします。

カテゴリー: 真実の医療 | 生き方改革 はコメントを受け付けていません

人生最大のピンチ

今日午後は
リハビリをおやすみさせていただき
前々から作りたかったメガネを作るために
外出させてもらった。

2、3日前までは寒かったけど
今日は温かい。
せっかくの外出だし
自分で歩くこともリハビリになるので
時間を有効に使わないと
ということで・・・・・

メガネを作る合間に
お寿司を食べ、本屋に寄り
瑠璃光寺を歩いて散策
ケーキでお茶して
心のリハビリを行なった。

歩きながら
食べながら
3人で色んなお話をする。
そんな些細なことでも
とっても楽しいこと。

途中話は
人生最大のピンチの話になり
今病気の時期が
3人に始めてに訪れた
人生最大のピンチだということで
意見は一致した。

今最大のピンチの真っ只中なのに
3人で笑いながら話せること
お気楽家族かもしれないけど
そう笑って過ごせる家族といることがとても有り難い。

散歩しながら
この温もりある日差しが
確実に春が訪れていることを教えてくれている
そんな気がした外出でした。

カテゴリー: 真実の医療 | 人生最大のピンチ はコメントを受け付けていません

太陽の力

今の病室は
東向きに大きな窓があり
朝日から始まり
一日中太陽の光が差し込んでくる
お気に入りの場所。

リハビリを待つ間
窓辺のソファーに座って
太陽の光を浴びていると
不思議と体中からエネルギーが湧いてくる。
太陽の力って素晴らしい。
と感じる日々を過ごしてます。

太陽のエネルギーで
どんどん身体が蘇ってくる感じがしてます。
みなさんも病気の時は、全身で太陽の光を浴びて下さい。
体の底からエネルギーが湧き出し
心から元気パワーが出てきますよ

そういえば
サンタキッズ&ファミリークリニックの
サンタの意味は
サンサンと輝く太陽のように
明るく、温もりと潤いを与える医療を届けようと思って
つけた名前。

今は
もうひとつ太陽のように治癒力を与えたいという
ことも必要だと思っています。
これから
自分自身が太陽のようにかがやき
みなさんを元気にしていきたい
そのために、
今は太陽からエネルギー充電中の時期なのかもしれません。

カテゴリー: 真実の医療 | 太陽の力 はコメントを受け付けていません

3人でお散歩

リハビリ病院に転院して1ヶ月。

初めて
病院の外を歩いた。
ちょうど妻と娘も面会に来てたので
3人とリハビリ師さんの見守りで歩いた。

2月の夕方にしては
暖かい空気が心地いい。
肌いっぱいに春の訪れを感じる。
そして
3人で同じ時間を空間を
共有できるしあわせ。

1200m、30分の
短い時間のお散歩だったけど
自分の心の中にも
春の訪れを感じさせてくれる
しあわせな時間だった。

今年は歩いて
桜を見に行きたい

カテゴリー: 真実の医療 | 3人でお散歩 はコメントを受け付けていません