病気になったときに表れる課題

病気になると
特に癌などの慢性疾患になると
それまでの「健康で平和な毎日」が続くと
思っていた世界が
突然変貌し、目の前に
それまでとは様変わりした世界が出現。
つまり、様々な喪失感や不安といったものが
目の前に表れてきます。

そして病気の存在に気づいたときに
2つの課題が表れるのです

①「健康で平和な毎日が失われた」
という喪失感にむきあうこと
②「様変わりした現実をどうすごしたらいいか
そこに意味をみいだせるか」を考えること。

そしてその課題に向き合ったとき
今日一日過ごすことが当たり前でないことに気づき
感謝の念が湧くことでしょう。

病気になった後
この貴重な時間を
どのように過ごすか一生懸命考えるように
なるでしょう。

それに気づくために
人は病気になるのかもしれません。
病気はあなたを苦しめるために
存在しするのかもしれません。

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6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室

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川っぺりのムコリッタ

「川っぺりのムコリッタ」という映画をみた。
題名をみても
どんな映画?かもわからず
カモメ食堂の原作者萩上直子さんの作品だから
じんわりとした映画だろうと
正直あまり期待せずに観にいった。

見終わった後
今観とかなくてはいけない映画でした。

「ムコリッタ」とは
「ささやかなしあわせの瞬間、今この時」
をあらわした
仏教の言葉。

その題名の通り
お金がなくてても、いや
お金がないからこそ
温かいごはんが食べれる
お風呂に入れる
そんな些細なことがしあわせなことなんだよ
と映画は教えてくれる。

川とは
この世とあの世の境を表してるよう。
人は死ぬと
誰もが骨になってしまう。
その骨は何も語らないが
骨になる前には
からだの中には魂があり
死んだ瞬間に魂は、ゆらゆらと金魚のように
空に昇っていくのだと。

魂は人には見えないけど
抜け殻として残った骨を
その人の変わりとして、人は扱っている
本当はそこにはいないのに。

最近”生と死”についてよく考えるが
その生と死について考えさせられ
今を生きることの大切さを表現した映画だった。

自分では決して選ばないような
マイナーな映画でしたが
観て良かったと思えた映画だった。

これも縁なんでしょうね

 

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まわり道

“何がしあわせかわからないです
ほんとうにどんなつらいことでも
それが正しい道を進む中での出来事なら
峠の上り下りであっても
ほんとうのしあわせに近づく一歩なら
それも必要なこと”

これは
宮沢賢治作”銀河鉄道の夜”の一節。

今歩いている道が
どんなにつらくても
この道が
しあわせに続いていると
わかっているなら

この道を
通らなければしあわせになれないなら
どんなことも
がんばれるはず。

もし
この道が
あなたの夢の実現に
必要な事なら
どんな勉強でも
どんな批判でも
ごんな苦労でも
きっと
乗り切れるはず。

その苦労が
しあわせに続く道の一部で
あると分かっていれば
きっと乗り切れる。


もし、まわり道をしていると思ったら
もう一度
何がしあわせなのか
考えてみよう。

どうなりたいのか
考えてみよう。

今いる道が
まわり道かどうかは
どうなるのが
しあわせかどうかを
わかっているかどうか。

しあわせになるために
まわり道なんかはない。
この道が
あなたが信じる道なら
まわり道じゃなくて
きっと
しあわせに通じる道

 

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治っていくことに感謝して

先日来られた患者さんは
多発性硬化症のため
全身の痺れや麻痺、しびれ、めまいなど
全身の神経症状に悩み、苦しみ
不自由な毎日をすごしていらっしゃる。

治療を開始してから
めまいがなくなり
足先の感覚が戻ってきて
一歩が出しやすくなってきた
階段を昇りやすくなってくることがある
などなど
少しずつ改善傾向が現れてきました。

でもまだまだ
元気な時に比べれば
歩くことも、手を使うことも
不自由な状態が続いている。

でも
健康な人からみれば
本当に些細な変化かも
しれないけど
その改善が喜びでもあり
そして
その喜びをかみしめることで
感謝の言葉を自然に口にする
患者さん。

からだが良くなることを喜び、
そのことを感謝することで
からだ自身も喜び
感謝してもらえることに喜んでいる
そんな風に
今回診察をして感じました。

今は小さな一歩かもしれないけど
必ず治る方に向かっていると
からだに感謝すれば
からだは必ず応えてくれる。

そのことを患者さんから
教えてもらいました。

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健康とは

健康であるとはどういうことでしょうか?
この問いに対する答えは
無数に存在する気がします。

医者でさえ
“健康って何ですか?健康ってどういう意味ですか?”と
尋ねても、答えは様々だと思います。

それは、
健康に対する思い、願いは
人それぞれであることの
表れでないでしょうか。

例えば
先天的、‪後天‬的であれ、
からだの一部に
不自由な面があった場合でも、
その部分を補い、
サポートする道具や器具があって、
望んだ日常生活ができれば、
きっとその方は
健康的な日々を過ごされていることでしょう。

逆に、
五体満足であっても、
肉体的、精神的な面で問題を抱え、
人生に対して希望や夢を描けない時は、
決して健康であるという事は言えないでしょう。

健康であるためには、
からだに問題がある、なしではなく、
心もからだも元気でないと
健康とは言えないのではないでしょうか?

つまり
“心とからだ”のバランスが
とれていて初めて健康と言えるのです。

病気の原因は
からだが病んでいる場合と
心が病んでいる場合の二つがあります。

肉体が病んでいる時の治療法は
数多くあります。
特に現在主流の西洋医学は、
飛躍的な発展を遂げ、
多くの難病を治療することが
できるようになりました。

ただ残念ながら、
西洋医学はからだの悪い臓器や組織中心の医療です。

健康であるためには、
からだとこころのバランスをみることが必要です。

そのために、
これからは
目の前の患者さんの
からだとこころ全体を診る
“全人的医療”を目指して
いかないといけないでしょう

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気を遣うよりも愛を遣う

人は
仕事をして
仕事に対する報酬をもらって
生きるために
必要なものをそろえます。
仕事は生きるために
必要な事です。

でも
仕事をしていると
様々な問題にぶち当たって
ストレスを抱えてしまいます。

生きていると
色んな競争があります。
辛いこともあります。
多くの人にとって
うまくいかないとつらいのが
“人間関係”です。

人には
色んな考え方、感じ方があって
それぞれ異なります。
その人の考え方を
受け入れられずに
勘違いをしたり
イライラしちゃうことも
あります。

人の心って
イライラすると
お互いが悪い雰囲気に
なってしまいます。

その悪い雰囲気に
気がついて
相手に気を使うことで
丸く収めようとしようとしても
なかなかうまくいかず
更にイライラして
益々ストレスを感じてしまうかも
しれません。

相手に変わってもらうより
自分が変わる方が簡単。
相手に愛されるより
相手を愛する方が簡単。
自分が変われば
自分の周りの環境は
簡単に変わります。

自分の目の前に現れた人は
きっと
何かを自分に伝えようとして
現れたのだと思います。
きっと
色んな事を伝えるために
出会っている、きっと学びの対象なんです。

だから
出会ったことに
感謝しましょう。

好き嫌いを超えて
その人と感謝と愛情を持って
接することができれば
その感謝と愛の気持ちは
周りに伝わり
きっと周りから良いエネルギーが
帰ってくると思います。

そして
イライラから生まれた
悪い空気は浄化され
今まで感じてたことが
とてもちっぽけなことに
感じられるでしょう。
人と接する時
最も大切なのは
“愛”
人間関係に疲れたら
“気を使うより、愛を使いましょう

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死んだらどうなる?

どんな偉い人でも
どんなに学んでも、学ぼうとしても
生きている内に経験できないことは
死んだ後のこと。

考えても、考えても
わからないから
西洋医学は死は終わりと考え
その終わりの時間を少しでも遅らせようと
努力してきました。

死が終わりと考えるから
死を未知のものと考ええるから
人々はどんどん不安が出てくるのです。

実際
死が終わりかどうかも
本当はわからないのです。

死に対する不安も
実は取り越し苦労なこと
なのかもしれません。

死んだ後どうなるか
臨死体験をした人
死を感覚的に感じてる方が発表してる
経験で考えてみようと思います。

何度も臨死体験を経験され
その内容を紹介している
木内鶴彦さんは死後次のように
述べられています。

「死後、自分という存在はなくなって
宇宙全体に吸収されていく」と。

???よくわからないですよね。

看護師で僧侶、作家でいらっしゃる
玉置妙憂さんが
「死によって、肉体は滅びるけれど
その人のエネルギーは残っている」と書いてます。

僕も人は肉体とエネルギーでできていると
考えているのでこの言葉は
すーっとっこころの中に入ってきました。

死んだすぐは
目には見えませんが
エネルギー体として
この世に存在しているのです。

エネルギーとは
最近量子という粒であることがわかっています。
そして、すべての物には
エントロピーの法則があり
壊れて分散していく性質があるのです。

ですから
肉体がなくなって
エネルギー体として存在しても
エネルギー体を構成していたエネルギーの粒が
次第に散らばっていき
やがて宇宙と一体化するのです。

仏教では、なくなった後
初七日からはじまり
七日ごとに法要をおこない
四十九日で仏の世界に行くと考えていますが
これは
エネルギー体であった
我々の意識が
だんだん散らばって
最後は宇宙の一部になることを
言ってるのかもしれません。

そして
散らばった小さな粒はどうなるのか?

ある瞬間に
ある力が働いて
広がってた粒子が一カ所にあつまり
それまでとは異なる
エネルギー体になり
また人としてこの世に生まれてくるのではないでしょうか?

僕の想像の話ですが
生命も宇宙も
実際わからないことばかりですね。

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勝海舟の妻民子が苦しむ人に話しかけた言葉

「悲しいときは
私たちのところへいらっしゃい。
一緒に泣きましょう。

そして
あなたがしあわせな時には
一緒に笑いましょう。

さあ、勇気をおだしなさい。
・・・・
これから先の長い年月のことは考えず、
今日とという日以外には
日はないと思って
ただ毎日をお過ごしなさい。」と言った
勝海舟の妻民子さんの言葉が
残っています。

この民子さんの言葉のように

悲しいときも
うれしいときも
あなたに寄り添い
今を大切に生きていく。

医者はそう生きるべき
そう生きたいと
いつも心にとめています。

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汝の隣人を愛せれば、こころもからだもしあわせになる

聖書の有名な言葉に
「汝の隣人を愛せよ」
「汝の敵を愛し、汝を迫害するもののために祈れ」
というのがあります。

中々実行するには
僕のような凡人には難しいく
神様や聖人にしかできないことかな?
と思ったりしてました。

でも
この言葉の意味を医学的に考えると
納得できる
真実の意味があったのですね。

つまり
人を愛しているとき
オキシトシンというしあわせホルモンが
分泌することがわかってきました。

オキシトシンがたくさんでれば
自分のからだとって
いいことが多くでるのです。
つまりオキシトシンが多くでると
こころもからだもいい状態
つまり満たされた状態になります。

そして
自分が幸せいっぱいの状態になっていると
そのことが
相手にも伝わり
相手にもオキシトシンが多く
分泌されることがわかってきたのです。

人を恨んだり、憎んだり
不平不満ばかり行っていると
オキシトシンの分泌量が減って
そのために
からだの不調を訴えたり
病気になってしまうのです。

オキシトシンは
からだの健康にとってだけでなく
こころの平穏のためにも
大切なホルモンです。

また自分自身が
このオキシトシンで満たされていると
相手のことも
自分のことのように
愛したり、大切に思えるようになるのです。

オキシトシンが分泌することで
お互いに採って信頼やしあわせが
もたらされて
その結果愛と調和の世界が誕生する

神様はそのことをちゃんと知っていて
「汝の敵を愛せよ」と言ったのでしょう。

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目には青葉山ほととぎす初鰹

 目には青葉、山ほとどぎす初鰹

新緑の美しい5月。
この時期、この句が頭に浮かびます。

これは、
今から300年ほど前に
山口素堂という俳人が作られた句で、
青葉、ほととぎす、かつおと
3つも季語がはいっているという
ちょっと変わった印象深い句です。

この句を詠むと、
生命の息吹が、五感で感じられる
個人的にも大好きな句です。

ところで、昔から「緑は目に良い」と
言われていますが、
実は緑は視力を回復させる効果があるかどうかは
確認されていないのです。

しかしながら、
山をみたり、遠くの景色の新緑の緑を
意識的に見ると、
視力回復に対してポジティブな効果があったり、
リラックスできて、
目の疲れを和らげてくれます。

次にほととぎすです。
ホトトギスの鳴き声は
人によっては
東京特許許可局と聴こえたり、
てっぺん、かけたかと聴こえたり
言うのも聴くのも表現するのも
難しい鳴き声。

でも、
鳴き声が聞こえる、口に出せるってことは
聴覚が健康である証拠じゃないでしょうか。

そして最後は初鰹。
かつおは、
血液をサラサラにしてくれるEPAや、
脳の働きを活性化するDHA、
コレステロールを減らし、肝機能を高めるタウ リンが
豊富に含まれています。
さらに、
ビタミンB群・D、ミネラル成分も豊富で、
高血圧、動脈硬化、肝臓疾患などの
生活習慣病、貧血症状を予防する食材
として近年注目されています。

春は生命あふれる良き季節。
体全体でこの句のように。
五感で味わえるって、
とても健康的で、
しあわせなことだと思いませんか?

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