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中今とは夢中になること

こころに響く言葉のひとつに
「中今」があります。

この言葉は
神道の言葉であり
生きていく中心軸を
今という時間を
大事に、一生懸命生きることを
伝える言葉だと理解しています。

最近その「中今」という言葉は
もともと
「中夢 なかゆめ」という言葉から
派生した言葉だということを
知りました。

中夢
夢のまっただ中
夢の中にいること。
つまり夢中で生きると言う意味。

中今と夢中
考えてみると
確かに関係があると思いました。

何かに夢中になる時って
時間があっという間に経ちますよね。
自分の中では
一瞬に感じる時間であっても
実際の時間および
辞意分以外の人が感じる時間は
2.3時間は経っているって
よくありますよね。

浦島太郎が
竜宮城で過ごした時間が
まさに
「中夢」の時間だったと思いいます。

「中今」が
中夢という言葉から派生した言葉なら
中今は
今の時間を夢中になって過ごす。
目の前のことに没頭して
集中して過ごすことが
自分にとっての
夢の時間に思える時間になるってことですよね。

人生において
無我夢中になるものを見つけ
無我夢中の中で生きていると
「我」も消えてしまい
自分の真の人生を生きられるようになる。

そのことを
「中今」と言う言葉は
教えてくれているのでしょう。

目の前のことに
夢中になって過ごしてみましょう。

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人生区分は(年齢)×(年齢)で変化する

人生では、年をとると
時間の進み方ががどんどん早くなると思いませんか?
感覚的に時間は等間隔で進んではいかない、
と感じる人は多いことでしょう。

数学者の森毅先生が
物事の変化は時間と共に累積するという法則を
人間の一生の変化に応用されたのが
人生区分を(年齢)×(年齢)で考えていくという法則です。

人間はどんなに長生きしてもせいぜい120歳です。
11X11が121。つまり121歳までの人生を11段に分けるのです・

1x1が1歳
一生のうちで一番変化の激しい時で
表情がでてきたり日に日に人間らしく変化していく。
たった1年で急成長する時期。

2X2 4歳まで
それまでは家族中心の子育ての場から
これから社会に出ていきこれから経験するであろう
社会的事件の種を経験する時期。

3X3 9歳まで
家族や学校での庇護をうけながらも
いじめなどの疑似社会体験をして行く時期

4X4 16歳まで
多感な思春期。
内省にふけったり、性にめざめたり
一番難しい時期だとも言える

5X5 25歳まで
若さあふれる、いわゆる青春時代
一番エネルギーにあふれる時期。

6X6 36歳まで
あらゆる経験を通して、失敗をも乗り越え
自分のオリジナリティーを作り始める時期

7X7 49歳まで
これまでの努力の花が開き
世の中で認められたり、評価される時期。

8X8 64歳まで
仕事を含め様々なことに対して
責任をもつ(もたされる)時期。
だから、責任をとるために
頭を下げることもでてくることも多くなる。

9X9 81歳まで
いわゆるシルバーの時代。
考え方によっては、一番楽な時期かもしれない。
あらゆる責任から解放され
健康であれば、一番人生を謳歌できる時期かもしれない。

10X10 100歳まで
この時期は
これまで人類があまり経験したことのない時期。
これからの我々がどう感じ、生きていくかにかかっている
未知の、これからの生き方を示す宿題を
我々世代に尽きられた時期

今、どの時代に生きているかを考えると
少し生きやすくなる考え方だと思います。

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家族を思う心

生まれた時から側にいる家族は、
とても身近な存在なために、
甘えてしまって、
気がつくと
わがままばかり言ってしまう
ことがあります。

“親孝行したい時に親はなし”
という言葉もあるように
わかっていても
中々できていないのが
親孝行です。

自分の都合で
家族に迷惑をかけても、
それほど気にかけることもなく、
ましてや
感謝の気持ちを伝えることも
できないでいることも度々です。

でも、
ここまで自分がこれたのは、
家族の支えがあったからなのは、
間違いありません。

だから、
ご家族にも
素直に感謝の気持ちを伝えることは、
とっても大事です。

でも、
いきなりは照れ臭いと
思われる方もいらっしゃるでしょう。

そんな時は、
お誕生日や父の日、母の日などの記念日に
何かプレゼントしたり、美味しいものを
ごちそうするのも一つの方法です。

その時大事なのは、
金額ではなく、
相手を思う心を大切にすることでしょう。

好きなお花を買う、
一緒に好物のお料理を食べるなど、
たとえ小さなことでも
感謝の気持ちは十分に伝わります。

ご家族が遠方にいらっしゃるなら、
電話して
元気な声を聞かせてあげるだけでも、
きっと喜んでもらえることでしょう。

身近な家族こそ、
いつも感謝の心をもって
接したいですね。

 

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あなたが言うことは正しいけど

僕と同世代で
最近テレビなどでよく取り上げられている
その自由な発言が人気の
長島一茂氏と高嶋ちさ子氏が
「自分が一番常識人であり
他の人はみんな非常識人だと思っている」と
お二人らしい発言をしていた。

そう思わないと
こんなに自由奔放な生き方はできない
その考え方に納得したのだけど
自分にもそんな思いがあることにも気がついた。
自分は正しいことをしていると言えるから
胸を張って生きていけるのだと思った。

そう思った時
先日薬師寺の僧侶から聞いた
言葉を思いだした。
その言葉は
「あなたが言うことは正しい。
でも、絶対ではない」という言葉。

その言葉を聞いて
仏様から僕のことを認めてくれているけれど
謙虚な気持ちを忘れるなと言われていると思った。

謙虚な気持ちをもって
強く生きていきたいと改めて
思ったのです。

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人に喜んでもらう生き方

”こんな風になりたい”と
思えるお手本になるような人がいますか?

もし、あなたが心からこうなりたいと
思える素敵な人に出会えたら
その方から
多くのことが学べると思います。

僕が、素敵だなぁと思える人は

”何を人に与えることができるか?
何をすれば人に喜んでもらえるか?
どうすれば人がしあわせになるだろうか?”と
自分のことではなく
常にまわりの人を思いやってる人です。

そんな風に思っている人は
見ただけでわかります。

いつも
”できることはありませんか?
何かお手伝いさせてください”と
メッセージを送ってくるからです。

そのメッセージは
どこにいても、誰に対しても
いつも同じなのです。

毎日、いつもどんな時も
会う人、会う全ての人に
何ができるかを常に考えてるから
いつも同じなのだと思います。

”give and take”でなく
”give and give”で考えることが
大事なんだと思います。

giveできるものは
”もの”ばかりではないと思います。
”知恵”であったり
”アドバイス”であったり
目の前の人に喜んでもらえる”こと”
なのかもしれません。

お金でも運でも
循環する性質があります。
自分が与えたものは、
何十倍にもなって自分にまた帰ってきます。

今成功している人は
”社会からしてもらっていることが多い”と思えるから
”その分を与えているから”
成功しているのだと思います。

望みをかなえる方法は、
実はシンプル。

”今、何かしたいことがあれば
それを誰かにしてあげればいい。
そうすれば
簡単に手に入るよ”

だから
“人の喜びを我が喜び”と
感じられた人
そんな生き方が出来た人が
本当の成功を手にするのだと思います。

人に喜んでもらえるような
生き方ができるように
日々精進しようと思います。

 

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直感力を磨く

現代は多くの情報が
インターネットを通じて
多くの人が
簡単に受け取ることができます。

手軽に
情報を手にすることができるので
便利な反面
戸惑いを感じている人も
多くいらっしゃるのも
今の世の中の特徴だと言えるでしょう。

我々の受け取っている情報量は
時代ごとにに換算すると
平安時代であれば一生分
江戸時代であれば一年分の情報量が
1日に受け取ってる情報量と
言われています。

情報量はどれくらいか
わからなくとも
その量の多さは
現代人の誰もが感じていることでしょう。

現代の人々の生活は
江戸時代に比べものにならないぐらい
激しく、動いているいるので
生きていくために必要な情報量は
格段に増えているのも
確かでしょう。

しかし
全ての情報量が必要かと言えば
決して
そうだとは言えないでしょう。

莫大な量の情報のなかから
必要な情報をピックアップする能力
つまり
自分自身の直感力を
磨く必要がでてきています。

今必要な情報のひとつに
コロナウイルスに関することがあります。
ウイルスがめにみえにものであってり
まだ不明な点も多く
様々の専門家が各々の立場で
意見を述べられるので
全ての話に耳を傾けていると
文字通り目が回ってしまいます。

その情報を
自分にとって有意義かそうでないかを
ふるい分けるのが
直感力です。

直感力は
本来の自分、本質の自分に
訴え判断する力です。
その力は
自分のこれまで経験したの中から
判断するのでなく
潜在意識、超意識を働かせて
判断するのです。
脳の部分で言えば
論理的に考える左脳を使うのではなく
右脳で判断するということだと
思います。

このことを
自分自身の声、内なる声、ハイヤーセルフの声と
言えるかもしれません。

右脳に働きかけて
判断された自分の思いなのです。
その声を常識や経験に根ざした
左脳の働きで
右脳からの直感力にきずかずに
過ごしてしまうことが
多々あります。

右脳からの声は
いつも我々の耳に届いているのです。
それに
気づかないふりをして
我々は生きているのですね。

ですから
直感力を磨くために
①いつも内なる声に耳を傾ける
②その内なる声に従って行動してみる
③行動することで生まれた結果を
内なる声に従って行動した結果であると
自分の行動を納得する
と言う生活をつづけると
あなたは、直感力に従って生きられる
情報に振り回されずに
生きていけることができるのです

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運命を分けるのは②

前回のブログで出来事が起こった時に
どう解釈するかが
運命の分かれ道だという話しをしましたが
今回は
運命を分けるもう一つの考え方。

それは、何か失敗した時の
考え方というか行動。

失敗した時、2つの行動パターンがあります。
ひとつは
その失敗をしたことを隠してしまう行動。
これは、自分を守りたいという
保守的な、名誉を守りたいなどという
自分の小さなエゴを守る行動の現れ。
この場合、失敗から更に悪循環が生み出されます。

もう一つは
失敗を失敗と認め
謝ることにはあやまり、しっかり反省し
同じことをくり返さないようにする。
これは、もっと成長したいという大きなエゴの
現れだと言うことです。

失敗した時に
小さいエゴを守るか
大きなエゴをめざすかは
運命の分かれ道になるのです。

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お金の使い方

お金を稼ぐのは何のため?
生活・生きていくため?もあるでしょう。
人生を楽しく生きるためもあるでしょう。
でも
お金を手にすると
手にしたお金は失いたくなる気持ちが
あふれてきます。
そこがお金が魔物と言われる所以でしょう。

お金を稼ぐと同時に
お金を何のために稼いでいるのかを
もっていないといけないのです。

NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のなかで
こんなセリフがありました。

「そなたが鍛錬し培い身につけたものは
そなたのもの。
決して奪われることのない一生の宝。
されど宝は分かち与えるほどに
輝きが増すものと心得よ」と。

お金は決して奪われることのない一生の宝。
お金をどう使うかがやはり大事なのです。
お金は下手をすると
簡単に失ってしまいます。
金を物に変えるのもお金の使い方のひとつ。
使ったことで、輝きを増すのは
お金によって手にした体験によって得られた
力や思い出はいつまでもこころの中に残ります。

ですから
体験や思い出にという
誰にもうばうことのできない財産になるものに
使うのがいいのだと思います。

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老いを創める~年を取っても輝く~

年を重ねても輝いているためには
年を重ねても衰えることのない
内なる自分の精神力が体を支えていることを
意識して生きるということです。

ソクラテスが
「ただ生きることでなく、
善く生きることこそ最も大切にしなければならない。」と
言っています。
「善く生きる」とは
自分の中にねむっている遺伝子を
上手に開発し、それを人のために使うこと」
だと思います。

自分の中にねむっている力を引き出す。
何才になっても、今までやっていなかったことに
興味をもち、やってみることで
新たな自分を発見することができます。

年をとっても
奇跡的なことができる可能性はある。
老人でも可能性にあふれているのです。
決して使い古された存在なのではないのです。

日野原重明先生が
「老いを創める」という言葉を造っています。
この言葉は
老いを通して創造する、造り出す、
未知なる物を開発するということです」
この生き方が
老いを輝かす道につながるのです。

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大阪商人が大事にした心得

最近「宗教」というと
どこか危険な香りを感じる人は多いと思いますが
幕末までは宗教という概念はなかったそうで
あったのは「信心」だったそうです。
信心は、誰からか教わったものでもなく
強要されるようなものでもなく
お年寄りの後ろ姿を観るうちに芽生えた
神や仏に対する信仰心。

その信仰心が
目に見えるものとして
神社仏閣やお天道様につながったのです。
ここで大事なのは
最初はあったのは人間のこころ
そこから生まれたというのが信用を重んじた
商売の世界、大阪商人が大事にしたこころに通じるのです。

大阪の商人は
「始末、才覚、神信心」を大事にしたという。
すなわち
「収支を計って身を慎む」
「知恵を絞って工夫を凝らす」
これだけでは、一人前の商人とは呼べない。
「神仏に感謝する気持ちがあって初めて
真の大阪商人」
ということなのです。

そう言えば
薬師寺の僧侶から
忘れてはいけないのは
「物に栄え、こころを滅ぼす」と仰っていた。
つまり、何事も成功するためには
こころが大事であるということです。

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