今日の言葉」カテゴリーアーカイブ

死に損なった男

という映画を観た。
この映画は
仕事に行き詰まってしまい
死のうと決断し
電車に飛びこもうと決意して
ホームで電車が来るのを待っていると
ひとつ前のホームで飛び込み自殺があって
その後の電車が不通になり
自殺は決行できなかってしまった。

ただ、自分より先に自殺して人の
ことが気になって調べて、お葬式したその夜
なんとその人が幽霊となって
その人の目の前に現れて
この世に残してしまった心残りのことを
果たしてもらおうと
無理難題をもちかけて来るのです。
それに対して、主人公は
その無理難題のことに対して、どうするのか・・・
先が読めない展開になるのですが
後は映画を観て欲しいのですが

最近、この映画のように
なくなった人がリアルな幽霊として
出現する設定に違和感がなくなってきているような
気がします。この映画のように・・・

あの世の世界ながあるかどうかって
誰にもわからないけど
自然に受け止められるのは
潜在的にあの世があることを
知っているからなのかもしれないと
思わせる映画でした

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やりたいけどできないのは?

1975年
女性としてエベレストに初登頂した
登山家・田部井淳子さん。

僕も一時期
登山に心奪われた時期に
その当時、田部井さんのことを知り
当時は
高齢で、病気もあったのかもしれませんが
テレビなどで
楽しく山登りを楽しみ方を
伝える活動をされていたようで
僕も
講演会に行ったり
テレビも拝聴し、山登りの極意を
勉強していました。

世界70カ国以上の最高峰に
登頂した登山家だけど
山を愛し、人にもやさしい人柄に
惹かれていました。

そんな田部井さんが
次のような言葉を残しています。

「自分がやろうと思うことは
やろうとすれば何でもできる。
『やりたいけどできない』と
言い訳している人は
本当にそのことをやりたいわけじゃのよ」と。

この言葉は
還暦を過ぎた自分にも届く言葉です。

やりたいことがあっても
もう年だから
体力が続かないから・・・と
やらない理由をつけてるだけ。
本当にやりたいことは
やらない理由があっても
やろうとする物だと
この言葉を知って身に沁みました。

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永遠の平和をめざす

ウクライナとロシアの戦争が始まって
3年も経ちます。
どんな風に終息するのか
わからない状況が続いています。

トランプ大統領が
この戦争にどんな風にかかわってくるのか
気になるところですが
ロシア、ウクライナだけでなく
世界全体が今よりも平和が訪れるように
解決することを願うばかりです。

そんなことを考えていた時に
哲学者カントの
「永遠の平和をめざす」を言葉を思い出しました。

カントは
人間は放っておいたら
戦うような存在だと考えていました。
だから
平和であることを意識していないと
戦う状況に陥ってしまうというのです。
きっと平和だと
平和ボケっていう言葉があるように
平和が続くと、刺激が欲しくなるものです。
誰もが今現在の平和を望んでいても
今の平和だけ望んでいただけでは
平和は続かないのです。

だから本当に平和な世の中を望むなら
カントのいうように
「永遠の平和をめざす」ことが必要なのです。

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流麻溝十五号

この映画は日本統治時代が終わった
1950年代の台湾で
監獄などが置かれた緑島に
思想犯として収監された女性達の
証言を映像化した映画。

戦後の時代
中国から独立し
現在も自由を守ろうとしている国・台湾で
白色テロと言って
人々の思想教育している時代があったという
ことに驚かされた映画。
国の統治者による
思想教育が行われて、国が作り上げられるのか
ひとりの独裁者によって
国はつくられていくことを
まざまざとみせられた映画だった。

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人生には試練が必要(苦難は幸福の門)

波風の立たない人生なんて
ありません。

人生に波風が立たないことを願いがちだけど
好んで不幸の渦中に飛び込んでいく人も
少ないでしょう。

でも、どなたの人生でも
厳しい時、試練が訪れた時はあるでしょう。

しかし
人生に試練があったからこそ
いのちは磨かれ
自分以外の人にやさしくなれるのかも
しれません。

試練があるからこそ
こころは成熟し、輝きを増していくのです。
試練があるから
成長できる。
だから
苦難は幸福の門と言われるのです。

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人生そのものが芸術

下関美術館で開催中の
「グライズデール・アーツと下関
ライフパーク/人生という芸術の肖像」
を観に行った。

全く前調べもなく訪れたので
どんな体験ができるかが
楽しみだった。

会場に入ると
スープ皿に、スプーン
結婚祝いのコップなど
身の回りのものが
作品として展示されていた。
その作品から
生活自体を愛おしく、大切にしている
気持ちが伝わってきた。

次の部屋に入ると
色とりどりの布を組み合わせた
鮮やかなキルト細工が眼に飛び込んできた。

解説を読んでみると
最初にこんな作品を作ろうと
つくり始めたわけではなく
作っているうちに
まるで天からインスピレーションが降りてくるように
作品ができあがったのだと。
そして
作品は認知症の方と一緒に作った作品のようで
認知症の方の喜びも感じられた作品だった。

そして全ての作品を見終わって
人生は色々であって
ひとりひとりの生きている人生そのものが
芸術なんだと言うことを
教えてくれた展覧会だった。

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いつまでも成長続ける

人は生まれてから
まずは呼吸ができるようになり
母親から母乳をもらい
この地球で生きていく力を得る。
そして
空腹や寒さ熱さ、不快感を訴えることを
覚え幼少期を迎える。
その後徐々に社会の中で生きていくための
知識や社会性を学び、身につけ
青年期、中年期、壮年期と
自分の人生を歩むようになっていくのが
人の一生、ライフサイクルです。

しかし、壮年期を過ぎると
それまで順調に成長してきた人生だったはずが
体力が落ちていくの感じ
それまで築いてきた地位を譲ったりする
場面がでてきます。
でも、どんな時にも
健康だから乗り越えられると思っていたのに
病気をしたり、病気がちになり
人生の下り坂を感じることも
多くなってくることも増え
これから生きていくのさえ
つらくなることが増えそうで
先のことを考えると
気持ちが萎えそうになります。

もう、若い時のように
成長できないと
老年を悲観的に思ってしまいそうです。

でも
肉体的に衰えを感じても
例え病気をしている時でも
成長し続けることがあるのです。

それは、こころの成長です。

僕も5年前に脳出血を経験し
当時より明らかに肉体的な衰えを
感じています。
でも、病気をしたことで気づくことも
たくさんありました。

医者としても肉体に対しても
この肉体のは
自分を守ろうとしてくれていることに気づき
病気にならないために
いや、病気になった時も
医療そのものより大切なことがあると
教えられ、気づいた時
それまでの自分と違う生き方を歩み始めました。

この歩みが成長で有り
体力がなくなる、病気があっても
成長できることを知りました。

だから今の僕は
安心して、年をとることができるのです。

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一年後の自分からの贈る言葉

 

仕事の合間にふと
春を迎えてるのだろうかと
ちょっと訪れる春を想像してみました。
そして
未来を感じた時、
ふと一年後の自分は、一年前の自分を振り返って
今の自分をどんな風に思うことだろう。

一年後の今の自分に贈る言葉を
考えてみました。

一年後の自分はどうしているだろう?

ちょっとだけ
想像上の1年後の自分をお話ししますね。

一年後はきっと、
多くの患者さんと共に過ごし
今より仕事も増え、役も増え、
自分のやらないといけないこと、
できることが広がっている
気がしますというか
そうなってないといけない気がします。

そして、
多くの出会いもあり、
ご縁をいただき、
ブログ、SNSなどのソーシャルメディアにとどまらず
コラム掲載、電子書籍、本を出し、
ラジオ、テレビ、講演活動など
しあわせの種を巻くために
様々な仕事や思いを伝える活動が
増えていることでしょう。

多くの患者さんと向き合い
患者さん以外の家族、友人、知り合い、知人など
身近な人と生の声を聞き、
伝える機会が増えている気がします。

そして
みんなと別れる時には
僕も相手も素晴らしい笑顔の時間に
なっているでしょう。

またしあわせの種まきをするだけでなく
より多くの新たな勉強をして
知恵知識を身につけて
自分の人間力を高める
努力もしていることでしょう。

そして一年たった自分が
今現在の自分を振り返って思うことは
きっと

今踏み出すことを決心して、一歩を踏み出した
自分の勇気、行動力を持てた
今の自分に
きっと感謝の気持ちを思って
“ありがとう、よくがんばったね”と
一番に声をかけてくれるでしょう。

でも、それは
自分一人の力でできたわけじゃない。
謙虚にいつも感謝の気持ちを忘れずにいないとダメだよ。
もっと、もっと謙虚にね。

と続くでしょう

と1年後の未来の自分から
今の自分に贈る言葉を
考えてみました。

みなさんも、時間があれば
想像の羽を広げて
一年後の自分から、今の自分に
労いの言葉をかけて見ませんか?

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よい仕事をするために

誰もが良い仕事をしたいと
願っています。
あなたにとっての
「よい仕事」ってなんですか?

仕事において
結果が重要だと考えている人は
多いことでしょう。
仕事の成果として
わかりやすいのは
利益や収益で評価でしょう。

確かに
仕事で大切なのは結果であるのは
間違いないと思います。

仕事によって
利益の形は色々でしょうが
結果として利益をあげることは
重要なことでしょう。

でも
失敗したら意味がないかといえば
その瞬間は
その人を含め不利益を
生むかもしれません。

でも
その失敗があったから
考え方を変えたり、やり方を変えたり
新たな発想を気づくきっかけに
なることも多々あります。
だから、結果よりも
結果を得るまでの過程、道のりが大切です。

そして
過程を大事にするためには
どんな結果が生じたとしても
その結果を受け止める素直な心も必要です。
またくじけないためには
その仕事に対する思い、志をもっているか
どうかがポイントになります。

仕事に対して
熱い気持ちをもっているかどうかが
よい仕事ができるかどうかに関わっているのです。

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いい言葉がいい人生をつくる

常日頃から
いい言葉を使うことの大切さを感じています。

近年
ネットなどで
思いをつぶやいたり
何でも自分の思いを
容易に発信しやすい時代です。

自分の考えを
手軽に言えることはいい時代になったとも
言えるのですが
その書き込みを読むと
現状や出来事に対して
不満の言葉であふれています。

国が悪い
上司が悪い
そしてネットニュースでは
不倫していた、こんな悪いことをしていたなどと
人を激しく攻撃する言葉が
あふれています。

人間の心には
口にだすには憚れるほどの
反抗心や反発心だけでなく
人の前では口に出せないほどの感情が
渦巻いているものです。

でも、その感情は自分勝手な思いで有り
考えなすべきものであると
思い直し、理性で
口に出さないものです。

しかし言葉が怖ろしいのは
その口からでた言葉で
その人を評価されてしまうことです。
口からでたサビという言葉があるように
一旦口からでた言葉を
引っ込めることはできず
その心ない言葉によって
あなた自身を、そして周りの人を
傷つける結果にもなってしまうのです。

日頃から汚い、人を傷つける言葉をいっていると
言われた人は
あなたを遠ざけてしまい
あなたの運をも遠ざけてしまうでしょう。

ですから
きれいな言葉を使う人が
幸運を運んでくることでしょう。

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