「今日の言葉」カテゴリーアーカイブ
自分に合う仕事とは
近頃生活や考え方は
日本独自の考え方は見直され
グローバル化が進んでいる気がする。
その考え方の変化は
今の世の中の世相を見れば
その変化を肌身で感じる。
例えば、労働・仕事についても。
近頃は一度仕事に就いても
その職を全うする人は少なくなっていると
耳にすることが増えた。
年功序列、終身雇用というような
日本型の雇用システムは
すっかり壊れてしまった感がある。
力ある人、能力がある人にも
大きなチャンスを掴む可能性が増えたのは
確かにある。
ただ、一度就いたすぐ職を変える人も
多くなったという話も耳にします。
離職する理由はあ、様々でしょうが
その仕事が自分に向いていないから
自分にもっとあった仕事を探すためという
理由が多いからと聞いたこともあります。
でも
自分にピッタリ合う仕事って
どんな仕事なのでしょうか?
自分の能力を最大限いかせる
仕事に就くことができれば
確かにしあわせなことでしょう。
でも
自分の秘められた能力って
意外に自分でもわからないもの。
だから仕事に就くということは
まずはその仕事という形に
自分の形を合わせることだと思うのです。
仕事という器に合わせて、自分を変えていくこと
それが仕事をするということ。
器に合わせることで、
真摯に目の前にことと向き合うことで
苦労したり、喜びを感じることもあるでしょう。
その環状を乗り越えられるのは
それがあなたにとって天職だからなのかもしれません。
あなたが目の前に仕事に対して
一生懸命努力をかさねていけば
そこが黄金色に輝いてくると思うのです。
夫婦喧嘩は犬も食わないというけど
結婚してから一度も喧嘩をしたこと
たまにする、しょっちゅうするなど
喧嘩の頻度は様々でしょうが
一度も喧嘩をしたことがないという
夫婦はいないでしょう。
もとは他人だった二人がひとつ屋根の下に
暮らすのだから
意見の食い違い、諍い、もめ事があって当然で
ずっと平穏な日々が続くことの方が
むしろ不自然なことです。
夫婦喧嘩は犬も食わないという言葉があるように
喧嘩って冷静になると
取るに足りないことが原因なことが
意外に多いことでしょう。
些細なことが原因であっても
すぐどちらかが謝ってしまえばなかなおりできるのに
時間が経てば経つほど
謝りにくくなるのも事実。
喧嘩が長引けば長引くほど
泥沼化してしまうのも夫婦けんか。
だから
喧嘩をしたら、なるべく早く仲直りするのが大事
仲直りのコツは「挨拶」です。
喧嘩した日の朝起きて、顔を合わせたら
「おはよう」とひと声かけましょう。
この状況での挨拶の威力は絶大です。
もし、その場で
相手から挨拶が帰ってこなかったとしても
その表情をみれば
相手の表情筋が緩んでるのが
わかるでしょう。
挨拶は
人とこころを通わせるきっかけになります。
喧嘩を終息させる方法としても
有効なのです。
下手な言い訳をするより
ずっといい仲直りの方法です。
日本人に生まれたことに感謝して生きる
昨日のブログで
学生時代アメリカのひとり旅を通じて
日本をもっと知り
日本人としてしっかり生きていくことに
目覚めたという話を書きました。
それは
今思えばとても重要な決断だったのです。
イギリスの歴史学者
アーノルドトインビーが
滅亡する民族の3つの共通点を
次のように述べています。
①自国の歴史を忘れた民族は滅びる
②全ての価値を物やお金に置き換え
心の価値を見失った民族は滅びる
③理想を失った民族は滅びると。
つまり
先祖代々引き継いできた物が
僕たちの生活の中、こころの中には
血潮となって流れているのです。
今こうして生きているのは
お金や便利な物だけじゃない
ご先祖様が
こどもたちや孫達、それ以降の子孫に対して
平和に穏やかに暮らせることを願って
幾多の苦難を越えて
現在まで引き継いでくれた。
それが、歴史なんです。
こどもたちは歴史を学んでいます。
でも年号を憶えたり、人物の名前を憶えるだけに
とどまっていないでしょうか?
その時代、その人が
どんな思いで生きてきたかを
読み解くことが
歴史の勉強だと僕は思います。
今目に触れる歴史書の
真
偽という物が問われています。
歴史は、時の権力者によって
歪められるとも言われます。
ですから
歴史はその時代に生きた人の心情を読み解きながら
事実を考えていくことが
とても大事なことだと思います。
歴史の史実は
紙の上だけにあるのではなく
自分たちの魂に刻まれている。
魂を込めて
考え読み解かなければ成らないと思います。
かつての人がそうだったように
今を生きている自分たちが
過去のご先祖様から引き継いだ物を
大切に時代に引き継がなければ成らない。
これらが
トインビーの述べていた
民族が栄える法則なんだと思います。
個人主義
心より物欲に支配されそうな時代だから
今の生き方を問われているような気がします。
日本のことをもっと知りたい
医者になると決めた自分
僕は世界を股にかけて働こうと
世界を視野にいれた将来を描いていました。
でも
今は世界に出るよりも
日本の、日本人のよさを知り
世界に伝えようと思いました。
そう思ったのは
大学3年の時
姉夫婦がアメリカにいた時期があり
姉夫婦がいることを理由に
夏休みを利用して
1ヶ月の単独アメリカ旅行をしました。
ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ダラス
ロッキー山脈、イエローストーン国立公園などなど
アメリカ全土、東から西、北から南までまわりました。
旅行の計画はひとりで
地球の歩き方というひとり旅行の本を読み
旅行計画ひとりで立案し
飛行機にのり、バスも使い
ホテルも全て予約からひとりで行いました。
当時から
学校の英語は苦手ではないけど
日常会話なんて、ほとんどできません。
もちろん、今のように
翻訳アプリなどもありません。
そんな僕でも
ひとりで
時にはBOY(少年)と間違えられたり
刺された人をみたりしましたが
計画通り
歩き回って
アメリカ旅行を堪能しました。
今も英語は話せません。
今の僕にはきっとひとりで全てやって行こうなんて
思いませんし
勇気も無いです。
若いからできた経験
親も良く行かせてくれたと感謝してます。
僕の家は
もー列サラリーマン家庭で
家族旅行も
数年に1回行くかどうかの経験敷かない僕が
まずアメリカに行く
東京すら行ったことないのに
ニューヨークやワシントンに行く
これって特別なことだと
しっかりアメリカのことを知ろうと決意し
飛び立ったのを今も憶えています。
全てみようと
どこでも
歩きました、市営バスにのり移動。
自由の女神はフェリーで渡りました。
アメリカの都市の特徴はそれぞれでした。
ワシントンは綺麗だし
ニューヨークではティファニーでお買い物
なんてしゃれこみました。
帰る頃になって
アメリカを色々みて思ったんです。
ニューヨークは知ってるけど
東京も行ってない。
ロッキー山脈の自然に触れたけど
あちこち自然公園や建造物を診た経験をさせてもらった。
けど
僕は日本人なのに
日本のこと何も知らないことに気づいたんです。
アメリカにもいいところが一杯合った
日本は狭い国土だけど
アメリカにないいいところ、素敵なところも
いっぱいあるんじゃなーだろうか?
もう外国はいいや。
僕はもっと、もっと日本のことを
知らないといけないと思って
世界に目を向ける前に
しっかり日本のことを知り
日本のために日本で生きたいと思ったんです。
それから
旅行以外に
外国に行きたいと思ったことは
少しもありません。
最近
アメリカに留学したひとりの青年の
エッセイを目にしました。
そこには、こう書かれていました。
「外国の人はお国自慢が得意です。
自分の国に誇りを持っています。
そして彼らは自国の歴史や文化にも誇りを持っています。
わたしは、高校を卒業していままで
日本で誇れるものを
何一つ学んだことはありません。
自分の国を語れませんでした。
外国の方に対して
私は日本人であることを語れず
なんとなく世界平和を願っているなど
半端な会話で過ごしてました。
今思えばなんと恥ずかしいことだと思ったと
そして、彼は日本に目覚め始めたと」
書かれてました。
まさに
僕がアメリカ旅行から帰国したときの
気持ちも同じでした。
それからは
外国に住もうなんて思いません。
留学しようという気持ちもありません。
日本を知り
日本に生まれたことを誇りにできるように
生きていこうと決意しました。
実際
今当時のアメリカ旅行を振り返り
日本人であることに目覚めるために
アメリカ旅行に行ったような気がするのです
みんなの願い
星新一さんの
「ショートショート」を引き継いで
星新一さんが全国から寄せられた
膨大な作品の中から編んだ
「ショートショート みんなの広場」の中から
八塚顔高さんの「みんなの願い」という作品を
今日は紹介します。
神様の使いが
地球にやって来て
みんなに呼びかけました。
「地球は誕生から
宇宙時間の一周期に達したので
これをお祝いして
神様がみんなのひとつの願いごとを
叶えることになりました。
1週間後に、神様に向かって
自分の願い事を一つだけ念じてください。
その中から一番多かった願い事を
一つ神様が
叶えることになってます。
みんなそれぞれ懸命に考え
1週間後のその日
それぞれの願い事を心に念じました。
神様の使いが再びやってきて
その結果を発表しました。
神様が叶える願い事は
人間以外のほとんどの生物の願いである。
『人間を地球上から
消滅させて下さい』というものに
決定しました。
皆様、次の1周期を目指して
地球を大切にして下さい。
それでは、ごきげんよう。
人間達が
最後に聴いたのは
動物たちの歓喜にも似た喜びの声でした。
これを読んでどう思われましたか?
人間は
いかにも地球上の支配者であるかのように
我が物顔で
動物たちを殺し
地球という環境を破壊し
まだまだ自分達の利益追求に
走っていませんか?
こんな時に
コロナウイルスが登場しても
まだいのちと経済を両天秤にかけ
周りの状況
これまでしてきたことを顧みようともしない人間。
ひょっとして
コロナウイルスは他の生物には広がっていません。
このショートショートのように
動物たちの願いによって
登場したウイルスかもしれません。
ちなみに
人間はたったひとつ叶えてくれる願いに
皆が迷い、一致することもなく
バラバラだったのです。
まさに
我々は、自分のことだけでなく
周りの人が
こどもが孫のこと
そしてこの地球全体の生物のこと
更には
宇宙全体のことも
考えて行動しないといけない
時期になっているのではないでしょうか
勝海舟からの言葉
勝海舟が以下の様な言葉を紹介します。
「世の人は
首を回すことを知っている。
回して周囲に何があるか
時勢はどうかを見分けることはできる。
だが
もう少し首を上にのばし
前途を見ることを
覚えないといけない」
という言葉を遺しています。
我々は
世の中を見て
今何をすべきかを
直感として見極める力がある。
だけど
その能力は
目先の利益、自分自身の思いだけで
進んでいくと
大きな落とし穴にはまってしまうかもしれない。
下ばかり見ていると
その落とし穴に意外と気づかないもの。
だから
ちょっと首を伸ばして
視線を高くして、遠くをみてみましょう
視線が広がったことで
これから進むべき道が、ゴールへ通じる道が
目の前に広がってくるでしょう。
勝海舟の言葉の様に
自分の進むべき道がはっきりすることでしょう。
これからの迷わず進むために
ちょっと先を見ることが
大事なポイントなのです。
能について
福岡市の警固町に能舞台があると
テレビで紹介されていた。
能楽師さんが作った
能楽堂で
昭和40年に北九州から
福岡市に移転したという。
北九州にあったと言うことに
またびっくり。
その番組の中で
能について説明してくれていた。
能は、見えない世界を舞台に表現していると。
つまり、舞台は室町時代。
そして舞台で演じているのは
鎌倉時代の人。
能面で神や幽霊が乗り移って
喜怒哀楽を表現していると。
そう、人間の、日本人の
ずっと持ち続けている
こころの内面を表に出して
表現している。
能は
世阿弥が完成してから
新作を作ることは認められなかったけど
この能楽堂の能楽師森本氏は
地域の話から4つの新作を発表したと。
そして、能はミュージカルともいっていた。
短いインタビューだったけど
能に触れたくなった。
きっと、日本人としての
こころが揺さぶれる気がした。
落ち込んだ時にかける言葉
人生は順調な時ばかりではない
つらい時もあるし
悲しみの時もある。
そんな時、心がけていただきたい言葉が
3つあると
欽ちゃんこと萩本欽一さんが
教えてくれた。
その3つとは
「威張らないこと」
「親切にすること」
「いつも以上に気を遣うこと」
と仰っています。
確かに、どんな時にも
この言葉を忘れなければ
きっと運の神様も味方になってくれるだろう。
そして、元気がでて
周りの仲間と喜びと笑顔があふれてくる
と思うのです。
そして、この言葉は
誰よりも
自分が一番つらい時、大変な時、疲れている時に
意識して使う言葉だと思うのです。
不易流行
これは、松尾芭蕉が遺している教えです。
「いつまでも変わらない本知る的なことを
しっかり軸に据え、新しく変化を重ねなさい」
ということです。
要は、流行を追うことを怖れるなと言うことです。
私たちは
生きていく年を重ねていくと
若い時に比べて
体力が衰えたとことに気がつく人も多くなるし
なかなか眠れなくなったと
嘆かれる人も多くなります。
そんな時、よく口にされるのは
「若い時に比べて・・・・」とか
「若い人について行けない・・・」など
日進月歩で変化する世の中の流れに
ついて行けなくなったと自覚してしまい
なんだか元気が削がれてしまうことが
あることも増えてくるでしょう。
年をとると
時代の流れについて行けないと
諦めてしまい
どこか孤独やさみしさを感じてしまうことも
多くなることでしょう。
最後まで
活き活き生きた松尾芭蕉が諭してくれているのです。
可能な限り流行を尊重し
流行を人生に取り入れると
日々の暮らしに色がつき
さみしさなどが遠ざかり
明るく元気になるのではないのでしょうか。