父と僕の終わらない歌(お盆期間も診療します)

アルツハイマーの父を
家族でサポートするが
病状は次第に進行し
疲れ果てる家族。

でも
以前と異なる姿を見せることが多くなっても
合間に見せる
昔と変わらない父親の愛にふれ
家族も父を愛し続けていることに気づく家族。

でも
どうしても病気に日々襲われ、悩む日々。
そこで
父親の若い頃からの夢を叶えようと
イベントを企画する。
その企画を
なんとか行うことができたが
その後父親が本当に望んでいたことが
明らかになる。

たとえアルツハイマーになっていても
心の奥には
アルツハイマーになっても変わらない
深い愛の姿が表現されていた映画に涙した。

平均寿命は伸びたけれども
人は老いるもの。
僕の父もそうでした。
劇中で父親役を描いた寺尾聰が父に
そうして
寺尾聰が息子役の松坂桃李が
自分に重なって
父親がそばにいる気がして
涙が自然にあふれてきた映画でした。

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