江戸時代は泰平の時代というように
歴史的にみても
平和な時代だったと言われています。
その平和な世をつくったのは
初代将軍徳川家康のの考え方に
よると思います。
徳川家康が大事にしたのは
「筋を通す」こと。
家康は「筋を通す」ことが
人と人との信頼を生むと考えたのです。
3代目将軍家光を決める時に
世継ぎ争いが起こったが
家康は長幼の序を明確にし、
世継ぎが家光に決定したという逸話が残っています。
つまり、長子がその家を継ぐという伝統を作り
その後に家督争いは起こらなかったのです。
この考えは
将軍家のみに関わらず
一般の家庭にまで浸透していっています。
このように
ぶれない、筋を通すという考え方が
家康が戦国乱世を生き抜き
江戸幕府という盤石な体制を築く上での
大きな指針になったのです。
この話しは
何も遠い江戸時代の話しではなく
現代にも通じる話。
一度決めたらぶれない生き方が
信頼を得る生き方です。