今年の冬は寒かった。
冬だから寒くなくてはいけないけど
大雪だ、梅の開花が遅れた・・・と
寒さを伝えるニュースが耳ついた冬だった。
今年の夏はどうなる?
昨年以上の暑さになるのか?
天気予報の技術は進んでいても
誰も現時点での確証はもっていない。
科学が進歩して
その日の天気予報はかなり進化して
かなり予報の的中率は上がっていると思うけど。
科学文明はどんなに進んだといっても
自然の前ではまだまだ力が及ばないと
全く無力。
その証拠に
地球のどこかで自然災害が起こっている。
地震、豪雨、山火事、台風、雪崩、火山噴火・・・
自然災害の前では科学の力も及ばない。
自然災害の報道をみる度に
地球が起こってるような気がしてくる。
そして、そう感じる度に
人間は地球の居候なんだと思ってしまう。
人間は地球の居候。
だから
居候しているということを意識して
あるじの機嫌をそこなわないように
気を使いながら暮らすのが
居候の守るべき分であろう。
それなのに人間は
居候であることを忘れ
我が物顔で好き勝手にいきていないだろうか?
山を削り、森の木を切り刻み、海を埋め立て
川、空、海を汚し続け・・・
自分たちの都合のいい哲学を大義名分に
暴れている気がする。
幼い時
祖父が夫と言っていた言葉を思い出す。
「非科学的な所にこそ哲学がある」と。
頭だけで考えるだけでなく
こころの目で見て、考える
時期に今きているのかもしれない。