年末の診療は12/29(月)で終了します。
12/30(火)から1/4(日)まで休診になります。
来年1/5(月)から通常診療になります。
ご迷惑をおかけしますがご了承ください。
年末の診療は12/29(月)で終了します。
12/30(火)から1/4(日)まで休診になります。
来年1/5(月)から通常診療になります。
ご迷惑をおかけしますがご了承ください。
今日は仕事納めでした。
仕事納めとはいっても
いつもと変わらない朝で、いつものように
決められたルーチンを行った。
いつものように歯を磨き、顔を洗うと同時に
ひげそりをする。
なるだけ肌を痛めたくないので
仕事のない日は
髭剃りだけはしないことが多かった。
だから休日明けの仕事前は
無精ひげになったのを
きちんと剃らないと
休日ボケと思われないように
念入りに髭そりをするし
特に今日は、仕事納めなので
いつもよりも気持ち時間をかけて行った。
髭剃りは
歯磨き、洗顔以上に
僕にとって気合いを入れてくれる面がある。
そんな髭剃りなのだけど・・・
最近、シェーバーの具合が悪い。
以前はジョリジョリと
髭がされる音が心地よかったけど
髭が剃れている音が小さかんじて
そり跡の手触りも
ザラザラした感触。
刃を替えてみても
以前のようなすっきり感のそり心地がしない。
長年使ったシェーバーだけど
替え時かと
思い切って髭剃りを替えてみた。
早速新しいシェーバーで
剃ってみた。
ジョリジョリと威勢のよい、ちょっと懐かしい
髭がそれ音。
そして
そり終わった後の
顔を触ってみてびっくり。
つるつるしてるのだ。
髭剃りの後
鏡に映った自分の顔を見ると
新しくどこか生き返った気がして
元気がいっぱいでてきた。
今インフルエンザの流行など
小児科医として忙しい時期だけど
忙しくても、どんな病気が流行っていても
患者さんにいい医療を届けられるという
自身がみなぎっている顔になっていた。
僕が最近見つけたささやかなしあわせです。
みなさんには、どんなしあわせがありましたか?
みなさんは今年どんなしあわせなことが
ありましたか?
僕は、みなさんからいっぱいしあわせを頂き
至らないことも多々あったと思いますが
みなさんの広い心に支えられ
無事仕事を納めることができたことに感謝です。
一年間ありがとうございました。
境雅人、井川遥主演の
「平場の月」という映画を観た。
中学時代の初恋の相手同士が
時を経て再会し
これまでの人生をまた振り出しに戻して
生きようとするが
それまでの生き方や
その時の健康状態、経済状態などが
トラウマになって・・・
中々先に進めないのが
おとなの恋愛状況。
そんなおとなの男女のこころの機微を描いた
映画。
小説を読んでいるかのように
言葉を選んで語られるセリフ。
その時カメラが映し出す月、花、
些細な生活現場が
多くのことを語ってくる映画。
堺雅人の最後に見せた涙。
堺雅人の熱演がグッとこころに残る映画だった。
幼い時の経験が
その後の人生に確実に影響を及ぼすことをも
教えてくれる映画だった。
人を気持ちよくほめることで
その場の雰囲気はぐっと和らぎます。
ほめ上手の人は
やわらかな空気感を生み出すのです。
そしてコミュニケーションが
よくとれるようになります。
ですから
ちょっといいなと思ったことは
こころの中で済ませず
ちゃんと口に出すようにされるといいです。
褒め言葉を
ちゃんと口にすることを
日常的にできれば
人間関係もスムーズになっていくはずです。
佐々木蔵之介の一人芝居を観た。
この劇は旧約聖書で語られる予言者「ヨナ」を
モデルにした劇。
ヨナと言えば
神を疑い背き、クジラに飲まれた逸話が有名で
そのエピソードがモチーフになっている。
漁師の主人公が
クジラに飲み込まれ
暗闇のなかで、感じる思い
母を慕い、どうしたらでられるのか
どうしてここにいるのか
葛藤を佐々木蔵之介の独白で語られ
このまま年をとっていくのか
しかし、その時現れたのは
生きる希望の光・・・
主人公はヨナがモデル
そしてこの主人公は僕のこころの中。
どんな八方塞がりの状況であっても
希望が救ってくれると
教えてくれた。
人はいつ死ぬかわからないから
今という時間を
楽しむことができるのだと思う。
でも、今という時間に
悔いを残してしまうことも
あるかもしれない。
そんな危険が
今の時間をどのように過ごすかに
潜んでいる。
どのように
今を過ごせばいいのか?
その方法は
やはり
誰にも最後には訪れる死を
普段から意識して生きていくしかないのだろう。
桐島聡といえば
昭和の過激派のメンバーで
昭和の時代から指名手配されていたが
ずっと捕まらずにいた。
駅などに指名手配写真などで
黒縁メガネをかけ
どこか不適な笑みを浮かべた姿が
どの指名手配犯よりも印象に残っていた。
それなのに捕まらない。
どこか海外にでも逃亡しているのかと
時々想像力を働かしていた。
そんな桐島聡が捕まった。
彼は末期の胃癌で入院中。
その間際に自分は
桐島聡だと告白し
数日後に亡くなったのです。
どんな逃亡生活をしていたのか
どんな心境で暮らしていたのか
とても興味がある人物でした。
そんな彼をモデルにした映画
「桐島です」が公開され観に行った。
桐島聡は
内田洋という偽名を使い
住み込みも工務店でひっそりと
文字通り息を潜めて暮らしていたのです。
その生き様は、映画によると
真の平和主義者だった。
純粋に真の平和な世界を望んでいた。
だから、
表面的な言葉を並べる二枚舌の政治家に激怒し
一生懸命生きようとしている外国人を擁護し
人のためになるなら、気づいたら
自分でできる限りの手を尽くす。
そこに利害を考えない。
そんな姿が描き出され
本当に日本のそして世界の平和を願って
いたのだろう。
同志が捕まったり、死亡したニュースに触れると
思いを同じして戦った戦友に
盃を捧げていた。
そんな彼の楽しみは
酒場でのいっぱいのビールと歌だった。
偽名で生きてきたが
ずっと変わらない桐島聡としての
こころ、魂を潜めて生きてきたのだろう。
だから最後は桐島聡として
死んで生きたかったのだろう。
劇中歌「時代遅れ」が痺れた
「目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめ続ける
時代遅れのおとこになりたい」
最近この歌の歌詞を知り
必ず訪れる死についての思いを感じた。
「さよならの時の 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんな同じ
はじまりの朝の 静かな窓
ゼロになるからだ 充たされていけ
海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしの中の 見つけられたから」
「いつも何度でも(作詞 覚和歌子)」
千と千尋の神隠しの主題歌
この歌詞のように
死の瞬間にはこのことの真実を確信するのだろうか?
東郷平八郎、松下幸之助、稲盛和夫
そして最近では大谷翔平にも
影響を与えたメンターとして有名な
中村天風が
「寝る前には神さまとなって、眠りなさい」と
言っています。
どういうことかというと
「寝床で考えない」ということ。
もっと、具体的に言うと
ベットに入ったら
昼間、どんなにつらいことがあっても
悲しいこと、腹の立つことがあっても
そのことは、明日朝起きてから
考えるようにしなさい。
もし、その日の負の感情のまま
眠れなくなってしまうから。
寝ると言うことは
昼間消耗したエネルギーを回復させるために
大切な行為。
いつも僕たちを守っている
宇宙からのエネルギーは
僕たちの持っている力を蘇らせてくれる。
だから、とても睡眠は大切。
その大切な睡眠を妨げる
今抱えている負の感情を持ったままでは
あなたのからだだけでなく、こころも回復してくれる
力を奪ってしまうのです。
キリストの有名な言葉に
「あんたの敵を愛し、迫害する者のために
祈りなさい」と。
これを実践することなのです。
だから眠る時には
あなたが今日どんな風に生きていても
安らかに眠れる瞬間をいただいたことに感謝して何です。
あなたを苦しめた人や者をも感謝して
神さまになったように休めば
明日朝は、あなたは新たな自分になっているでしょう。
この本は
加藤登紀子が夫藤本敏夫しとの
出会いから、その死までを綴った本。
加藤登紀子といえば
日本を代表するシャンソン歌手そして
東大卒のインテリジェンス歌手。
そんな知的な女性が
学生運動のリーダとして活動し
何度も逮捕された男性と結婚。
そして彼が獄中の時に結婚した女性。
なぜ・・・・そんな過激な男性と
過酷な運命を共にしたのか・・・
僕にとってずっと疑問に思っていた。
この本で
二人の夫婦としての
硬い硬い絆を知った。
破天荒な彼に
自分の生き方を守った女性だから
しあわせな日々ではなかった。
二人ぶつかり合い
離婚の危機も何度もあり
その危機で
それまで考えていた夫婦のあり方
理想を改め二人の生き方を見つけていく。
彼女夫婦に必要なことだったように
二人の絆が深まっていく。
そして
最後にやはり死という別れが訪れる。
死んだ後
彼の志、エネルギーを引き継ぎ
始まりを感じたと加藤登紀子さんは書いている