2025年度インフルエンザワクチンについて

サンタインフルワクチン2025②

10/6からインフルエンザワクチン接種開始しています。
今年から経鼻ワクチンも導入し
注射が苦手なお子さんにお勧めです。

カテゴリー: クリニック | 2025年度インフルエンザワクチンについて はコメントを受け付けていません

安心して予防接種を受けられるために

この週末、予防接種のセミナーに出席しました。

最近予防接種が増えて
治療法のなかった病気を
防ぐことができるようになりました。

はしかは日本での根絶が宣言され
ポリオは世界的に根絶目前までになり
その他にも
27の病気が防げるようになりました。

予防のためのワクチンは
過去、現在を含めて最も成功した医療技術だといわれています。

これからの予防接種は
感染症だけでなく
アレルギー疾患、自己免疫疾患、癌治療
アルツハイマー病など
様々な分野の病気の予防そして治療薬として
益々発展していくでしょう。

でも、医療者の病気を防げるようになった
喜びとは反面
予防接種に抵抗感を持たれる方も増えています。

薬や注射などの治療をする場合
どんなにその治療が有効でも
安全じゃないとダメ。

患者さんは
有効で安全だとしても
安心できないと受け入られません。

それは、予防接種でもいっしょ。

予防接種は
よく効き、効果が永く保つように
医学的に安全なアシュバンドと呼ばれる物質を
混ぜています。

でもその物質が入ってることで
有効で安全な治療になっても
患者さんが不安に思うこともあります。

この物質が入っていないと・・・

例えば
インフルエンザワクチンでは
アシュバンド物質が入っていないので
効果が弱くなってしまい
インフルエンザにかかることもあるので
またまた、不安にさせてしまってます。

医学が科学が進歩したと言っても
誰もが安心できる完璧なものは
現時点ではありません。

今回学会に出席して
日夜研究、努力されて
誰もが安心できるワクチンが
実は開発されようとされてます。

まだまだ、安心なワクチンが完成するために
実用化されるには
時間はかかります
・・・といっても
その間も
病気にかかってしまう人がでてきてしまいます。

はしかも風しんもおたふくかぜも、インフルエンザも
予防接種のある病気は
実はとっても怖い病気。
合併症でいのちを落とすこともあります。
おたふくかぜ難聴のように、
一度合併症が起こると
治せない病気ばかりです。

みんながみんなではないけど
合併症、重症化して
いっぱい苦しんでる人たち、こども達を
僕ら小児科医はたくさん診てきました。

だから
病気にかかって欲しくない
苦しむ姿、重病になって
後悔してもらいたくないと思いを
いっぱい持って、願って
注射をしています。

不安があったら
その不安をそのままにしないで
僕たち小児科医に聞いてください。
少しでも不安が解消され
安心して受けられるようにお話ししますから。

予防接種の技術は
現代の車社会と一緒だと思います。

車はとっても便利。
歩くよりも早く目的に行くことができます。
でも、ひょっとして
事故にあって目的地に行けないかもしれません。
自動運転などの技術は進んでも
事故は無くなりません。
それでも
みんなは車を乗ることはやめません。

予防接種は
車よりもずっと安全だと思います。

予防接種のリスクを恐れるあまり
その大切ないのちが失われないよう
そして
みんなが安心して
健康で笑顔で暮らしていけるよう
僕たち医療者は努力していきます。

☆ 月曜日山陽小野田倫理法人会の設立式典に
お祝いに行ってきました。新しい単会設立うれしいですね。
本当におめでとうございます。

設立式典の懇親会では、新しい仲間が増えたことが嬉しくて、
料理も美味しくて、豪華なフルーツを目の前にして
一緒に行った防府市倫理法人会のメンバーと一緒に
かぶりついてしまいました。
こんな風に写真を一緒に撮れるメンバーが大好きです。
ありがとう

この週末は、台風の進路が気になりますね。
選挙もありますが、無理されずに事故のないよういい週末を。

カテゴリー: 真実の医療 | 安心して予防接種を受けられるために はコメントを受け付けていません

毎日しあわせだったら、しあわせなの?

毎日がしあわせだったら
そのしあわせをしあわせだと
認識できるだろうか?

しあわせなことしか
身の回りにない時に
それをしあわせだと思えるだろうか?

不幸なことがあって
それと比較することで
初めてしあわせの位置が
決まるのではないだろうか?

自分たちは
いつもしあわせだけを
喜び、感謝し
しあわせであることを望んでばかり。
でも、大事なことを教えてくれて
成長させてくれるのは
「悩み」「失敗」「病気」などの
望んでないこと。

それに対して
感謝の気持ちを持つことを忘れてはないだろうか?

不幸せなことだ思えることに
感謝する気持ちがもてれば
必ずしあわせは近づいてくるはず

カテゴリー: 今日の言葉 | 毎日しあわせだったら、しあわせなの? はコメントを受け付けていません

偏食

秋は実りの秋。美味しいものがいっぱいです。
そして、食欲の秋です。
でも、この時期になると
「内のこどもは食欲がありません」とか
「好き嫌いが多くて困ってます」とか
食にまつわる悩みを耳にすることが
多くなるような気がします。
それは、そうですよね。
食事は1日に3回あります。
そして、毎日のことですから。
そこで、今日は
偏食であわてないようにです。
”食べる”という行為は
自然の恵みを収穫し
それを料理して、自然の恵みを楽しくいただくという
一連の行為のことです。
ですから
”食べる”ことは楽しいことなんです。
食べることが楽しければ、それでいいんです。
食べることが楽しくなかったら、それは問題なんです。
まず、楽しく”食べる”ことを目指してみて下さい。
でも、食べないと心配になりますよね。
最初に定義ですけど
”偏食”とは摂取できない栄養素があること
肉は食べれないけど、お魚は食べれる。
固いものはだめだけど、柔らかくすると食べれる。
野菜は食べられないけど
細かくしたり、ジュースにしたら大丈夫
などは
別の手段で栄養分がとれるので
”偏食”でなく”好き嫌い”ってことになるんすね。
偏食っていっても
お肉がだめなら、魚でタンパク質を補えばよい
野菜がだめなら果物で栄養分がとれれば
大丈夫ってことですね。
好き嫌いがあっても
食べ物の好みは、年齢とともに変わります。
年齢が進めば
食べ物の美味しさに気がつくかもしれません。
小さい頃から、食事を言いすぎると
食事を摂ることが嫌になってしまいます。
食べることが嫌になってしまいます。
嫌いなものがあってもの
「ちょっと食べてごらん、嫌いだったらぺっと出していいから」と
すすめてみて下さい。
口から出しても、少しは食べれたことがとっても大事なこと。
人には、それぞれ得意、不得意があるように
好き嫌いもあるのだと思います。
それも個性だと思うといいですよね。
好き嫌いをなくす食事から
楽しく食事をすることの方を目指しましょう。
そして
こども達に伝えたいことは
お皿に上に載っているものが
自然の恵みであること
多くの人の手によって食べられていること
そして
お母さん、お父さんの元気で育ってもらいたいという
願いが込められてることを
伝えることが大事だと思います。
感謝の気持ちを持てるようになり
楽しい食卓から、一歩進んで感謝の食卓になると
素晴らしいですよね。
カテゴリー: 子育て | 偏食 はコメントを受け付けていません

人生3万日

人生80年を生きる日を
日数でいうと約3万日ということになり
5千日ごとにその年齢に応じた役割があるのです。

生まれてから14歳までの5千日は
ひたすら「感謝」のこころを育てる時期。
次の27歳までの5千日は
がむしゃらに「学ぶ」時期。
更に41歳までの5千日は
学ぶことを「実践」する時期。
それから55歳までの5千日は
己の人生を「構築」する時期。
その次に訪れる68歳までの5千日は
今まで得た集大成を後に続くもの達へ
「還元」する時期。
そして、80歳までの5千日は
ここまで生かしてもらった社会に対する
「奉仕」の時期なのだというのです。

こういう区切りを頭に置いて生きると
人生の生きる目的が見つかりやすいですね。

カテゴリー: 今日の言葉 | 人生3万日 はコメントを受け付けていません

医学と量子力学

ナチュラルメディカルセンターで行ってる治療を
説明するためには
アインシュタインに触れないといけません。

アインシュタインは偉大な物理学者。
アインシュタインの提唱した量子力学は
今までの考え方を覆すものでした。

これまでの物理学とのちがいを
僕なりの言葉で言うと
これまでの物理学は
目に見えるものの法則性を見つける科学
量子力学は
目に見えないものの法則性を見つける科学

医学界は
これまでは、「人間機械説」という考え方のもと
人間の体は、機械のように部品でできている
だから、病気の時は
機械の部品を修理するように治せばいい。
そして、科学はどんどん進歩し
部品事態を取り替えるようになり
再生医療が花盛りになりました。

一方で
アインシュタインが提唱した量子力学の観点にたてば、
私たちは絶え間なく動き回る
分子、電子、素粒子で構成されています。
そして
肉体からそれを構成する最小単位の素粒子に至るまで
すべてのものがエネルギーを持っているのです。
言い換えれば、
人間の体も、すべてのものも
純粋なエネルギー体だということ

そして
自然治癒力をエネルギーとして
捉えられるようになったのです。

これまで、
エネルギーは目に見えなくても
感じていたと思います。

ヘトヘトに疲れると
病気に対する抵抗力が弱まることは
誰でも知っています。
エネルギーレベルが低下しすぎると、
筋肉から免疫系や心に至るまで、
あらゆる部分が緩慢になって、
ベットからでるのが
つらくなることもあったでしょう。

つまり、エネルギーは
あなたの基本的な生命力です。

プランクトンから人間まですべての生き物は、
エネルギーを持ってます。
病気の時にはエネルギーが低くなっています。

エネルギーを回復させることも
医療なんです

ナチュラルメディカルセンターでは
メタトロンとオステオパシーによって
そのエネルギーを調える治療を行っています。

☆今日午後は、クリニックはお休み。
午後の山口で収録が終わっての一枚
ホッとした瞬間、写真を撮られました。
いい時間を過ごせたことに感謝です。

カテゴリー: 真実の医療 | 医学と量子力学 はコメントを受け付けていません

黒川の女達

    この映画は

    1930~340年代、政府の国策のもとでおこなわれた 

    岐阜の黒川村から満州の地に渡った開拓団が

    生きて日本に帰るために

    18歳以上の未婚の女性に接待をさせた。

    みなが生きて帰るために

    文字通り体を派って、辱めにも耐えて

    生きて日本に帰ってこれたのに。

    彼女に待ち受けていたのは

    差別と偏見の目立ったのです。

    彼女達も

    生きていくために

    当時のことは封印し生きてきたのです。

    でも、当時のことを

   「なかったことには

    できない」と

    当時の事実を語ったドキュメント映画。

    事実は小説よりも奇なりという。

    まさに

    今平和で生きていけるのは

    出征した兵隊さんのおかげだけでなく

    歴史の闇に葬られた

    このような女性の戦いもあったことを

    忘れてはいけない。

    この秋

    これからの国のリーダーになる人の

    演説を機会が多くあったけど

    いつも

    靖国神社の参拝が取り上げられる。

    そこにはA級侵犯だから・・・とか

    そこを問題にしているが

    もっと、もっと大きな広い目で

    日本のためにいのちを捧げた人々に

    純粋に感謝の気持ちで

    手を合わせないといけない

    と思う映画でした。

カテゴリー: 今日の言葉 | 黒川の女達 はコメントを受け付けていません

悟るとは?

前回のブログで
太宰治は「パンドラの箱」の中で
人間は死によって完成されると
書いてあることについて
書きました。

同じ文豪であられた
正岡子規が病床にいたときの
日々の思いを書き留めていた
「病床六尺」の中で
悟りについて書かれた箇所があります。

「悟りといふことは
いかなる場合にも
平気で死ぬること思っていたのは間違いで
悟りといふことは
いかなる場合にも
平気で生きていることである」と
書いています。

つまり
悟りとは
自分がどう生きていくべきかを
何か修行をして気づくことではなく
日々の生活の中で気づくこと
今を生きること
すなわち、今を生きていること全てが
悟りなんだと思う。

悟りとは
何を悟るのか?
生きている日々の中で
何を感じたときに悟ったと思うのだろう?

僕は
悟りは学ぶものでもなく
人から教えてもらうものでもなく
こころで感じるものではないのかと思う。
こころで感じたものは
きっと魂が学ぼうとしたもの
現世に生まれてきた目的
そして魂の学びを感じられたときに
悟ったと思うのではないのでしょうか。

僕も
病気をして
全てを失ったときに
自分の生活、生き方に向き合い
「愛」の大切さを知りました。

「愛」を学ぶために
この世に生まれているのだと思います。
だから
今もこうして思い、感じたこと
つまり僕の感じた小さな悟りを伝えたくて
毎日ブログを綴ってえるのだと思います。

今の生活、今生きている瞬間
全てが悟りの瞬間なんです。
そんな悟りの時間を
大切に愛を込めて過ごすことで
自分の生きていく道、つまり悟りの道が
広がっていくのだと思います。

カテゴリー: 今日の言葉 | 悟るとは? はコメントを受け付けていません

心豊かに過ごすためにできること

11月になると
朝晩は冷え込む日も多くなりました。

診療のある日は
日が昇る前に家を出て
神様にごあいさつと
日の出を拝んで一日をスタートするのが
僕の日課です。

でも、休日は
時間に縛られることも少ないので
少しのんびり起きて
家族の予定に合わせて
ゆっくり朝食を食べ
それから
神様のお参りに出発します。

いつもは
まだまだ暗く
すれ違う人も
まばらな感じで
みなさんおそれぞれのルーチンワークが
あるのでしょう
黙々とおつとめをされている感じで
すれ違っても
挨拶さえ、はばかれそうな気がします。
でも
休日にすれ違う方は
お散歩を楽しまれる余裕もあるのでしょう。
すれ違うと
あいさつはもちろんのこと
ちょっと立ち止まって
ひと言、二言雑談をすることもあります。

お互い気持ちに余裕があるからでしょう
飼い主がリラックス為ているからでしょうか
一緒にお散歩しているわんこも
尻尾を振ってあいさつしてくれます。
お互いとても心地よく
別れ、お散歩が続けられます。

これは休日だからではなく
気持ちの余裕を持って
一日のスタートができれば
その日はきっといい一日になるのでしょうね。

休みの日だけでなく
仕事の日も
気持ちの余裕を持って
行き交う方々とあいさつしようと思います。

そんな些細や心がけ一つで
その日が心豊かな一日に変わることは
間違いないと思います。

カテゴリー: 心の調べ | 心豊かに過ごすためにできること はコメントを受け付けていません

死によって完成する

生きるとは何か
死ぬとは・・・・
この永遠の命題について
昔から
多くの哲学者を始め知識人が考え
各々の考えを残しています。

昭和の文豪太宰治は
著作「パンドラのはこ」の中で
こんな風に語っています。

「人間は死によって完成せられる
生きているうちは
みんな未完成だ。
でも、虫や小鳥は
生きて動いてるうちは完璧だけど
死んだ途端にただの死骸だ。
完成も未完成もない
ただの無に帰る。
人間はそれに比べると
まるで逆である。
人間は死んでから、1番人間らしくなる
というパラドックスも成立するようだ」と。

つまり
今生きているのは
何か目的をもち
自分を成長するために生きていると
太宰は考えたのだろうか?

死は終わりではなく
死をもって生きて経験したことが
意味をなす。
肉体以外に魂があること
魂の成長のために
生きているのだと言っているのか?

太宰治は
破天荒な人生を生きた方のように
僕は思うのが
何かの成長を意識して
生きてこられたのかもしれない。

太宰治が
魂のことを信じていたかどうか
確認する術は
今の僕にはないが
きっと人は
魂を持ってこの世に生きていて
死ぬと、肉体は死骸だけれど
魂はその後もいきると
考えていたのかもしれない。

太宰治の話を聴くことができるなら
是非きいてみたい。
あなたは、魂の成長を意識していきていたのですか?と

カテゴリー: 今日の言葉 | 死によって完成する はコメントを受け付けていません

遠い山なみの光

人は希望と夢を持っているから
生きていけるだ。

ノーベル賞作家カズオイシグロ原作の
映画をみた。

カズオイシグロは長崎出身である。
過去の長崎と現在のイギリスとを
人生を描きながら話しを進んでいく。

長崎で原爆を経験した
二人の女性のその後を描いた人生。

被爆地にいたことで
原爆の恐怖、周りの偏見、将来の不安を
抱え生きている二人の女性。
新しい希望を描いて
外国で生く決断をした二人。
しかし、そこでも苦しい現実が待っていた。

戦争が
どんなに深く傷跡を残し
運命を変えてしまう。
でも、生きていかないといけない現実。

平和について改めて
考えさせられた映画だった。

カテゴリー: 今日の言葉 | 遠い山なみの光 はコメントを受け付けていません