10/6からインフルエンザワクチン接種開始しています。
今年から経鼻ワクチンも導入し
注射が苦手なお子さんにお勧めです。
2025年度インフルエンザワクチンについて
才能を伸ばす考え方
秋は、学校では様々な行事があります。
勉強だけでなく、多くのことに取り組むことで
こどもの中に秘めていた才能が
開花してくれればと願うばかりです。
だから多くのことを体験してもらいたいと思います。
その時体験したことを
どう取り組んだかという思考パターンで
その後の行動が大きく変わってきます。
一つ目の思考パターンは「成長マインドセット」。
これは「能力は経験や努力を通じて向上される」という
考え方。これが身につくと、何事にも失敗を怖れず
挑戦できるようになります。
逆に「能力は才能によって決まる」という思考パターンだと
失敗を怖れて挑戦できなくなってしまいます。
結果主義がいきすぎるとこの思考パターンに陥りがちです。
順位など目標を掲げることは、悪いわけではありませんが
ただ目先の結果だけでこどもたちを評価するのではなく
努力している過程に注目して信じて見守ることが大切です。
そうすればきっと、こどもは努力すればもっと成長できる
という強い心が芽生えていくのです
早期発見早期治療
「早期発見早期治療」が大事ということは
医者であっても
患者さんであっても
みなさんも耳にたこができるくらい
聴いてるし
理解もされていることでしょう。
でも
早期でも
病気は病気。
本当は病気になってしまってからでは
つらい思いをするのは一緒だと思います。
病気は突然なるわけではなく
元気でいられるのは
日々からだの悪影響を
免疫力や自己治癒力で
知らず知らずのうちに
からだ自身が守ってくれているからです。
自己治癒力”治る力”があるから
元気でいられるのです。
そして
自己治癒力が無くなった時に、
病気になってしまいます。
早期であっても自己治癒力が破綻したから
病気になってしまったのです。
ですから
病気になる前に
自己治癒力
つまり”治る力”をを高めておくのはとても大事。
ナチュラルメディカルセンターでは
”治る力”を高める医療をしています。
日々の喜びをかみしめて過ごす
11/20のブログで
希望は持つな
遠い未来に対して
あれこれ思っていてもしかたが無い
それよりも大事なことは
今だというをお話しました。
僕も入院した当時は
からだが動かない現実を知り
これからどうなるのか
わからない未来のことを思って
不安に思っていました。
僕が不安な気持ちにいるときでも
からだは一生懸命、一途に
僕を、僕のからだを守って
くれてたんです。
入院して1週間ほど過ぎた
ある日、朝目覚めると
少しだけだけど
それまで全く動かなかった
左手が動いたんです
そして、短い時間の間だけど
手を水平に上げて
短い時間でしたが維持もできんです。
わずかな動き、そしてほんの瞬間的な時間だし
支えはいるけど
以前のようにはいかなくても
動かしたい方向へ動きをわずかでも
動こうという動きを示してくれる。
本当にうれしかったですね。
特別ななことをしたわけでもない
動かす薬を飲んだだけではない。
いうならば
自分の意志とは形で
僕のからだは治ろう、治すという
僕のために治そうという
慈愛に満ちあふれた力を感じました。
動かなかった手が動く
それが小さい動きであっても
僕にとっては
大きな大きな喜びでした。
そしてその喜びが大きな希望になりました。
喜びが希望になりそして心も明るくなり
不安な気持ちも吹き飛ぶんですね。
希望は持たなくてもいい
不安など払拭しようとしなくてもいい
からだは見放さず
しあわせの方向に導いてくれる
今を信じて、今生きていること、起こっていることを
ただただ喜べばいい。
日々喜びをかみしめて過ごせば
希望持とうと思わなくても
自然と希望が湧いてくるんでしょうね。
裸坊の明けた朝は
昨日は
防府天満宮の御神幸祭でした。
このお祀りは
太宰府より防府に還り留まられた
菅原道真公の御霊に
毎年毎年「無実の知らせ」をお伝えし
お慰めするため、
縁深い勝間の裏まで渡御する壮大なお祭。
白装束に身をかためた
5000人あまりの裸坊が
この行事にご奉仕する
西日本一の荒祭として有名なお祭です。
いつも静かな防府の町が
町全体が
「兄弟わっしょい。兄弟わっしょい・・・」の
声があふれるのです。
僕はこのお祭には
荒々しく危険が及ぶことも希にあるので
傍から手を合わせている派ですが・・・
お祭が終わった翌朝
いつものように神社参りをしていると
いつもと違う空気感を感じる。
キリッとして空気。
町はひっそり寝静まっているけど
耳を澄ませば
「兄弟わっしょい」の木霊が聞こえてきそう。
いつもと
異なるキリッとした空気は
きっと昨日の裸棒達の
お清めいただいたおかげなんでしょう。
これも
菅原道真公の福なんだと
有り難さと
ささやかなしあわせを感じた朝でした。
みなさんはどんなしあわせを感じましたか?
薬
薬は
病気の治療には欠かせないもの。
コロナパンデミックが終息できたのも
ワクチンが早急に開発され
多くの人が接種してくれたおかげ。
このように、ワクチンを含む薬は
我々の健康にとって貢献できる
一つの武器です。
でも
ここで考えなくてはいけないのは
薬に頼りすぎていないか?
ということなのです。
薬を飲めばいいと安易に考えて
自分のからだからの声に
耳を傾けてない傾向にないですが?
確かに
病気を治すのは、薬の力だけでなく
忘れてはいけないのは
自己治癒力がないと
病気は治らないと言うことです。
薬が病気を治しているのではなく
薬も
自己治癒力を高めるために
役立っていると思って下さい。
頭痛やけがをしたとき
鎮痛剤を使うのは
安静を保つため。
痛みを取って、動き回るためではないのです。
熱があるとき
解熱剤を飲むのは
熱を下げて、働くためではないのです。
熱でつらくて、眠れない、水分がとれないなど
からだをリラックスした状況になれないからなんです。
そして
病気の状況であっても
少しでもリラックスできた状況を作り
その間の自己治癒力を高めるためなんです。
薬を飲んで
自己治癒力を高めるために
服用するのです。
薬を飲めば病気が治るわけではない。
という訳ではないということを
忘れないで下さい。
ならどうして
病気は治るのでしょうか?
そのためには
病気にどうしてなうかを考えないといけないですね。
その話は
次回のブログで
リーダーの素質
最近
日本では初の女性総理大臣が誕生しました。
総理大臣だけでなく
世の中には多くのリーダーがいます。
そこで
リーダーについて
少し考えてみたいと思います。
リーダーとは
人の上に立つ指導者です。
人の上に立つということは
みなさんのことを理解する
つまり全てのことを
理解しなければならない立場にいます。
全てのこととは
文字通り全てのこと。
経済などの
目に見える物質的なことだけでなく
人の気持ち
ものを動かす力
地球、宇宙のエネルギーなど
全てのものを構成するメカニズムなど
目に見えない力との調和も
考えていかなければならないのです。
物事の道理、真理、真髄を理解し
自ら行動し、人々を引っ張っていくことが
リーダーになる人の大きな役割だと思います。
真理を理解し、行動を
くみ上げていかないと
どこかで必ず失敗しかありませんし
そんなリーダーが作った組織には
不満しか残りません。
そんなうわべだけの行動で
真理に促さない行動をとっている場合は
いくら知恵を絞っても
よい知恵、良い結果はえられません。
これは
地方自治体だけで無く
国家においても同じです。
真理を考えの原点とし
考え方を変換することが
国家をも安定させることになります。
つまり
リーダーこそ
意識革命が必要なんです。
真理に反した行動を続ければ、続けるほど
もがけば、もがくほど
地獄に落ちてしまいます。
世界中のリーダーと言われる方に
知っていただきたいのは
私利私欲を優先した行動をしないで下さい。
真理を無視して
自己満足優先、自我意識で運営していては
世界はよくなりません。
何も変わりません。
もし、一見経済が復活したとしても
今回のような
パンデミックが起きたり
新たな天変地異が起こるやもしれません。
子や孫、子孫に残すものは
財や名誉ではなく
今いる地球、
変わらない宇宙、世界のはずです。
この世界を守るために
リーダーの意識革命が必要だと思うのです。
希望を持つな
人は
苦しい状況になると
よく希望を失わないように・・・など
希望をもつことが
大切だと良く言われますし
僕もそう思って
希望は失わないように・・・なんて
よく口にしていました。
でも
今回入院したとき
希望をもつということ
希望を持とうと思えば
自分を苦しめることになりました。
例えば
来月は、3ヶ月後には
今までのように
歩いたりできるんだばどと
希望をもとうとすればするほど
現実とのギャップを感じ
希望の大きさに比例して不安を大きくなったんです。
苦しい時に
希望を持つ、もとうとすることは
決してしないといけないことじゃないと
今では思っています。
退院して
入院していたときのことを振り返って
なぜ、希望がこころの支えにならなかったが
わかったので
今回のテーマは、「希望をもつな」です。
希望をもったとき
自分の目線がどこを観ているか考えてみると
どこか遠くに視線を移し
遠い未来を観ていないでしょうか?
つまり
希望をもつということは
現実を見ずに未来を見ている。
現実を否定し、未来へと逃避することなんです。
希望を持つとは
今は良くないので
未来に期待しようという考えなんですね。
でも
未来を期待したからといて
現実の今は全くかわっていません。
人は
期待に裏切られてしまうと
希望もないといってしまいます。
期待が強い人ほど、絶望感が増し
そして最悪の場合
自殺してしまう人が出てきてしまうのではないのでしょうか
希望をもっても
今を変えることはできません。
もし何か現実のことから落ちこぼれた状態になった時
希望を持とうと思うより
落ちこぼれたって言いじゃないか、失敗しててもいいじゃないか
これから、こうしてみようよ
と考えたり、諭してあげる方が
希望をもとうと遠くの未来のことを考えるより
ずっと心が楽じゃないでしょうか?
病気になったときに
「絶対良くなるから、頑張れ」と
今頑張っている人に対して
もっと頑張れとムチをうちようなことに
ならないでしょうか?
それよりも
「病気になって良かったよ
このまま頑張りすぎてたら、もっと大きな病気になってたよ
ゆっくりね」と
言われた方がどんなに楽でしょう。
希望を持とうと
未来を想像するのは
現実から逃避してしまうことですが
希望をもつよりも
思ってはいけないことは
今を拭こうだと思うことです。
今不幸な状態にあると思うのは
世間や他人と自分を比較しているからなんです。
困難に陥ったとき
失敗だったな、今は反省しようなどと
いまの状況を受け入れることが
心にとっての療養になります。
病気をすると言うことは
反省する、考え直す時間をくれてるんですね。
あなたを苦しめるためではありません。
病気で気づいたことを大切に
これから生きていきましょう。
それが
本当の希望をもつことなんだと思います。
思い出のクマは何処に
僕は小さい頃からぬいぐるみが
好きな男の子でした。
それも、クマのぬいぐるみが大好きで
おもちゃやで
お気に入りのぬいぐるみの熊ちゃんを見つけた時は
母におねだりをしていました。
最後に
熊のぬいぐるみを買ってもらったのは
小学校の4年生時に
当時大流行した
パンダのぬいぐるみです。
小学校4年だったので
さすがに両親とも
パンダのぬいぐるみを買うのに
反対したのですが
これが最後だと・・・説き伏せて
パンダのぬいぐるみをゲットしたのです。
そして
約束通り
それが最後の熊のぬいぐるみとなり
実家を離れるまで
ずっと一緒の状態でした。
こんなに熊のぬいぐるみが好きでも
実際に熊を見たこともなく
日本の山の中にいるだろうけど
それは架空の動物に近いかわいい存在でした。
そして
住んでいた九州には
月の輪熊がいたけど
ほぼ絶滅したという話しを耳にしていたのですが
最近
熊の出没のニュース
熊に襲われたという被害のニュースが
毎日のように報道され
熊が怖ろしい野獣としての目で
見られるようになったのです。
山は
植物を底辺に
植物を食べる草食動物
草食動物を食べる肉食動物を頂点とする
三層のピラミッド構造になっていると
昔から考えられてきました。
そして熊はこのピラミッドの
どこに位置づけっれたいるというと
日本人は昔から
この三層の山のピラミッド全体を
「神聖な山」と考え
日本人は熊を山の神と考え
他の動物と次元の違う存在ど認識してきたのだ。
だから
人里に現れて、人を襲って来た熊に対して
駆除する行為に賛否両論が出てきたのである。
熊が人里に下りてきたのは
気候変動による餌不足
人間による環境破壊も影響しているのかもしれない。
今この状況を打破し
かつてのような
平和なピラミッドに戻すことが
人間の使命となるだろう。
この危機を乗り切って初めて
新たなピラミッドが形成されるのです。
安心して予防接種を受けられるために
この週末、予防接種のセミナーに出席しました。
最近予防接種が増えて
治療法のなかった病気を
防ぐことができるようになりました。
はしかは日本での根絶が宣言され
ポリオは世界的に根絶目前までになり
その他にも
27の病気が防げるようになりました。
予防のためのワクチンは
過去、現在を含めて最も成功した医療技術だといわれています。
これからの予防接種は
感染症だけでなく
アレルギー疾患、自己免疫疾患、癌治療
アルツハイマー病など
様々な分野の病気の予防そして治療薬として
益々発展していくでしょう。
でも、医療者の病気を防げるようになった
喜びとは反面
予防接種に抵抗感を持たれる方も増えています。
薬や注射などの治療をする場合
どんなにその治療が有効でも
安全じゃないとダメ。
患者さんは
有効で安全だとしても
安心できないと受け入られません。
それは、予防接種でもいっしょ。
予防接種は
よく効き、効果が永く保つように
医学的に安全なアシュバンドと呼ばれる物質を
混ぜています。
でもその物質が入ってることで
有効で安全な治療になっても
患者さんが不安に思うこともあります。
この物質が入っていないと・・・
例えば
インフルエンザワクチンでは
アシュバンド物質が入っていないので
効果が弱くなってしまい
インフルエンザにかかることもあるので
またまた、不安にさせてしまってます。
医学が科学が進歩したと言っても
誰もが安心できる完璧なものは
現時点ではありません。
今回学会に出席して
日夜研究、努力されて
誰もが安心できるワクチンが
実は開発されようとされてます。
まだまだ、安心なワクチンが完成するために
実用化されるには
時間はかかります
・・・といっても
その間も
病気にかかってしまう人がでてきてしまいます。
はしかも風しんもおたふくかぜも、インフルエンザも
予防接種のある病気は
実はとっても怖い病気。
合併症でいのちを落とすこともあります。
おたふくかぜ難聴のように、
一度合併症が起こると
治せない病気ばかりです。
みんながみんなではないけど
合併症、重症化して
いっぱい苦しんでる人たち、こども達を
僕ら小児科医はたくさん診てきました。
だから
病気にかかって欲しくない
苦しむ姿、重病になって
後悔してもらいたくないと思いを
いっぱい持って、願って
注射をしています。
不安があったら
その不安をそのままにしないで
僕たち小児科医に聞いてください。
少しでも不安が解消され
安心して受けられるようにお話ししますから。
予防接種の技術は
現代の車社会と一緒だと思います。
車はとっても便利。
歩くよりも早く目的に行くことができます。
でも、ひょっとして
事故にあって目的地に行けないかもしれません。
自動運転などの技術は進んでも
事故は無くなりません。
それでも
みんなは車を乗ることはやめません。
予防接種は
車よりもずっと安全だと思います。
予防接種のリスクを恐れるあまり
その大切ないのちが失われないよう
そして
みんなが安心して
健康で笑顔で暮らしていけるよう
僕たち医療者は努力していきます。
☆ 月曜日山陽小野田倫理法人会の設立式典に
お祝いに行ってきました。新しい単会設立うれしいですね。
本当におめでとうございます。
設立式典の懇親会では、新しい仲間が増えたことが嬉しくて、
料理も美味しくて、豪華なフルーツを目の前にして
一緒に行った防府市倫理法人会のメンバーと一緒に
かぶりついてしまいました。
こんな風に写真を一緒に撮れるメンバーが大好きです。
ありがとう
この週末は、台風の進路が気になりますね。
選挙もありますが、無理されずに事故のないよういい週末を。
毎日しあわせだったら、しあわせなの?
毎日がしあわせだったら
そのしあわせをしあわせだと
認識できるだろうか?
しあわせなことしか
身の回りにない時に
それをしあわせだと思えるだろうか?
不幸なことがあって
それと比較することで
初めてしあわせの位置が
決まるのではないだろうか?
自分たちは
いつもしあわせだけを
喜び、感謝し
しあわせであることを望んでばかり。
でも、大事なことを教えてくれて
成長させてくれるのは
「悩み」「失敗」「病気」などの
望んでないこと。
それに対して
感謝の気持ちを持つことを忘れてはないだろうか?
不幸せなことだ思えることに
感謝する気持ちがもてれば
必ずしあわせは近づいてくるはず
