2025年度インフルエンザワクチンについて

サンタインフルワクチン2025②

10/6からインフルエンザワクチン接種開始しています。
今年から経鼻ワクチンも導入し
注射が苦手なお子さんにお勧めです。

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義経伝説①しずやしず しずのおだまきを 繰り返し

この歌は源義経に愛された女性の一人として
有名な女性の一人である
静御前の読んだ和歌で
このあとに
「むかしを今に なすもよしもがな」と
続きます。

この歌が詠まれた背景は
源義経が、兄源頼朝から
討伐の対象になり京から追われた後
白拍子であった静御前が
源頼朝の前で舞を披露した時に
詠んだ歌です。

静御前はこの歌を
頼朝が敵とする義経を思う気持ちを歌い
とても美しい舞を披露したと言われています。

この歌の現代訳は
「静や静、としず布を織るおだまきのように
愛しい人が
繰り返して私を呼んだ昔が恋しい。
今があの頃であったらよかったのに」

兄といえでも敵の前で
これだけの愛の歌を歌った静御前の愛の強さ。
それほどの魅力が義経に合ったのでしょう。

男としても武将としても魅力的な男だったから
現代でも多くの人々に愛され
様々な伝説、伝承の残る人物です。

僕も
こどもの時の牛若丸の話しを
母の膝の上聞いた時
牛若丸とともに弁慶という大男をも魅了した
魅力の訳を知りたく思ったものです。

そして
その義経に魅力を探る旅は
今でも続いています

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防府市でもインフルエンザ発生

今週に入って
中学生のインフルエンザの患者さんの
来院が増えています。

この週末
学校で行事があり
その行事の4ために生徒たちは頑張って、無理をしてしまい
そこに
急激な気温の低下、乾燥とが相まって
インフルエンザが広まってしまったと思います。

近年インフルエンザの流行は、コロナ感染流行後
年々流行が早まっています。

ただ、インフルエンザの集団発生は
例年12月から1月にかけてがピークなので
この感染がを一日も早く終息に向かうように
しっかり診断、治療して
こども達が安心していつもの生活を送れるようにするのが
僕の医師としての役目。

現在インフルエンザの予防接種期間です。

ワクチンを検討している方は
早めの接種をお勧めします。
そして、これからの時期は
手洗い、うがいの励行など感染予防をしっかりするとともに
そして睡眠、栄養をとって、しっかり健康管理を行い
来る冬を元気に過ごすための準備、心構えをしていきましょう。

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蒙古斑

【あわてない育児 62 : 蒙古斑】
背中に大きな青あざがあるけど消えますかね?
と娘さんのあざを心配しているお父さん。

どうも蒙古斑のようだ。
日本人だから誰でもある
おとなになると消えるとわかっていても
消えるまで心配な蒙古斑。

そこで、今日は蒙古斑について。

「ケツが青いのにツベコベ言うなぁ」なんて
日本人の未熟さを象徴する
黄色人種に見られる青あざが蒙古斑。

蒙古斑は
黄色人種の8割以上、白人の1割
黒人は目立たないけど9割以上に見られます。

蒙古斑がどうして出来るかは
よくわかっていませんが
メラニン細胞が皮膚の深い部分に
集まってできたあざです。

お尻、太ももの外側、腰、背中に
出現し
多くの場合6歳ごろには、
自然にきれいに消えてしまいます。

治療も必要はありません。

どうして蒙古斑ができるのか
全く医学的にはわかりません。

アイヌ語で蒙古斑のことを
“カムイラッコ”神様からの贈り物と
いわれています。

蒙古斑ができるのは
お母さんのお腹の中で
妊娠30週を超えた頃に
お尻の部分から表れてくることがわかっています。

ひょっとしたら
もう自力で生きていける青信号
そして
この世に生まれてくる時
神様が押してくれた名残、
誕生の祝福の証なのかもしれません。

ですから、
蒙古斑に慌てることなく
生まれてきてくれたことを喜ぶ
ことが大事なのかもしれませんね。

☆ 週末は大阪でセミナーに出席。
学び終わった途端に、目標が生まれて
また学ばないといけないことに気づく。
まだまだ、学びの日々が続きます。
そして、その学びを通じて、学ばなかったら 会えなかった
であろう人々に会い、笑顔の輪を広げることができる
ことに気づいた。
だから、僕はまだ、まだ学び続けるんだと思う。

明日はお昼からKRYラジオの放送。
楽しくお話ししてきます。

写真は、セミナー卒業後の懇親会で
唯一撮った写真。
多くの同期仲間と先輩と先生と出会えたことに感謝です。

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戦争を怖れていた

戦後20年立った昭和40年
僕は生まれた。
生まれた時は日本は戦争を放棄し
戦争することはない平和な国になったと
教わって育ってきた。

確かに戦争をしないように
日本憲法は規定しているが
世界中では戦争が勃発している状況で
日本も戦争にいつ巻き込まれ
自国防衛のためにまた戦争を起こすことも
あるかもしれない。

太平洋戦争も
周りの国から石油などの資源が停止されたことなど
追い込まれて開戦したとも聞く。
また追い込まれ、戦争を迫られたら・・・
日本はどのような選択をするのだろうか?

僕はこどもの頃から
なぜか徴兵制に怯えていた。
今、年を取りからだも不自由な状態で
きっと戦地に行くことはないだろうが
こどもや孫の世代が戦地に出向いて
あるはずの未来が失われてはいけないと思う。
そして
その気持ちは当時戦争に巻き込まれた人々の
思いは変わらないでしょう。

先日「海風」という映画を観たが
そのなかで「海風」の艦長が戦後の日本国に望んだ
ただ普通の国であることを守らないと思う。

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安心して予防接種を受けるために

予防接種が増えて…
治療法のなかった病気を
防ぐことができるようになりました。

はしかは日本での根絶が宣言され
ポリオは世界的に根絶目前までになり
その他にも
27の病気が防げるようになりました。

予防のためのワクチンは
過去、現在を含めて最も成功した医療技術だといわれています。

これからの予防接種は
感染症だけでなく
アレルギー疾患、自己免疫疾患、癌治療
アルツハイマー病など
様々な分野の病気の予防そして治療薬として
益々発展していくでしょう。

でも、医療者の病気を防げるようになった
喜びとは反面
予防接種に抵抗感を持たれる方も増えています。

薬や注射などの治療をする場合
どんなにその治療が有効でも
安全じゃないとダメ。

患者さんは
有効で安全だとしても
安心できないと受け入られません。

それは、予防接種でもいっしょ。

予防接種は
よく効き、効果が永く保つように
医学的に安全なアシュバンドと呼ばれる物質を
混ぜています。

でもその物質が入ってることで
有効で安全な治療になっても
患者さんが不安に思うこともあります。

この物質が入っていないと・・・

例えば
インフルエンザワクチンでは
アシュバンド物質が入っていないので
効果が弱くなってしまい
インフルエンザにかかることもあるので
またまた、不安にさせてしまってます。

医学が科学が進歩したと言っても
誰もが安心できる完璧なものは
現時点ではありません。

今回学会に出席して
日夜研究、努力されて
誰もが安心できるワクチンが
実は開発されようとされてます。

まだまだ、安心なワクチンが完成するために
実用化されるには
時間はかかります
・・・といっても
その間も
病気にかかってしまう人がでてきてしまいます。

はしかも風しんもおたふくかぜも、インフルエンザも
予防接種のある病気は
実はとっても怖い病気。
合併症でいのちを落とすこともあります。
おたふくかぜ難聴のように、
一度合併症が起こると
治せない病気ばかりです。

みんながみんなではないけど
合併症、重症化して
いっぱい苦しんでる人たち、こども達を
僕ら小児科医はたくさん診てきました。

だから
病気にかかって欲しくない
苦しむ姿、重病になって
後悔してもらいたくないと思いを
いっぱい持って、願って
注射をしています。

不安があったら
その不安をそのままにしないで
僕たち小児科医に聞いてください。
少しでも不安が解消され
安心して受けられるようにお話ししますから。

予防接種の技術は
現代の車社会と一緒だと思います。

車はとっても便利。
歩くよりも早く目的に行くことができます。
でも、ひょっとして
事故にあって目的地に行けないかもしれません。
自動運転などの技術は進んでも
事故は無くなりません。
それでも
みんなは車を乗ることはやめません。

予防接種は
車よりもずっと安全だと思います。

予防接種のリスクを恐れるあまり
その大切ないのちが失われないよう
そして
みんなが安心して
健康で笑顔で暮らしていけるよう
僕たち医療者は努力していきます。

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しあわせ艦隊「雪風」

太平洋戦争中に
南方の激戦地に赴き、戦禍を乗り越え
生き残った駆逐艦「雪風」
雪風が凄いのは
戦争の前線に出向しておきながら
大和などの艦隊を援護しただけでなく
撃沈された艦隊から命からがら生き延びた
船員を助け、日本まで送り続けた。
戦地と本国の橋渡しをし続け
「しあわせ艦」と言われた。

艦長や船員の思いは
戦争を始めたことに疑問をもつものの
始めたからには
日本国のために戦い、日本本土を守ろうと
自らのいのちを惜しまず敵と戦う姿に
涙が止まらなかった。

艦長の精神を支えたのは
同じく海軍学校で学んだ同志の思い
そして武士道の精神。

武士道とは
死ぬこと、戦うことではない
今を生きることを教えているという。
そしてこれからの日本に願うことは
毎日笑顔で家族と食卓を囲み
こどもが生まれ、孫が生まれたことを喜ぶというような
普通の国になることだという。

今の日本は
どこかギクシャクしているような日本国。
当時の人々が感じている国になっているだろうか?
たとえどんな国になっていたとしても
空から笑顔で見守ってくれていると思うのは
僕だけでしょうか?

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遺伝子に組み込まれた生きる力

人類史上、
突然多くの方のいのちが
失ってしまう出来事がありました。…

古くはヴェスヴィオ火山の噴火で
ポンペイの町全体がのみこまれたり
日本でも、最近
東日本大震災などの自然災害で
多くのいのちが奪われてしまいました。

そして
中世ヨーロッパでは
ペストの大流行で総人口の1/4の方が亡くなり
20世紀では
スペイン風邪と呼ばれるインフルエンザの大流行で
6000万人の方が亡くなり
感染症が猛威をふるうこともあります。

でも
多くのいのちが奪われることって
病気や天変地異ばかりではありません。

先の第二次世界大戦のような戦争
原爆投下、テロ事件など
人間同士の欲望、争いによって
尊い多くのいのちが奪われています。

いのちが失われた悲しみは、
生き残った人も亡くなった方も
ずっとその悲しみが心にきざまれてしまいます。
だから、自殺も含め
全ての人のしあわせを奪う行為は
絶対にいけないことだと思います。

これらは歴史に残っている
不幸の歴史のひとつですが
有史以来、歴史に残っていないけど
最も多くの死の原因は
“こどもの死”です。

いつの時代も
多くのこども達が亡くなっていました。
病気になることもある
天変地異が起これば、かよわい命の炎は
たちまち消え去ってしまうことも多い。

“生まれてすぐ亡くなってしまう
“自然死“のこどもたちは
歴史には残ってないけど、とても多いのです。

だから、
赤ちゃんの体の中には
が生き残っていくための力が
備わっています。

口におっぱいが触れれば
必死で吸おうとする反射があります。
おっぱいを飲む時には
お母さんの目をじっと見つめます。
手に触れればに握ります。
笑いかければ、ニコってします。
低体温にならないように
赤ちゃんには熱を産生する
褐色細胞があります。

これらは
赤ちゃんが
生きて残っていくための
愛されるための
反射、仕組みです。

そして
この反射は、おとなににつれて
なくなってくるんです。

でも、
反射、仕組みは消えても
その生きていく術は
遺伝子の中にちゃんと残って
次の世代の赤ちゃんに
引き継がれて生きます。

僕たちの体の中には
生きていくための力が
神様からもらい
先祖代々から受け継いがれ
生きていく力が備わっているです。

その素晴らしい生きる力を大事にして
いのちを大切にして
生きていくことが
健康であることに
つながるのだと思います。

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人はパラレルワールドに生きている

今生きている世界は
日々何も変わらないようだけど
知らず知らずのうちに
時間とともに変わっていっています。
そして
気がついたら
年を重ねたことに気づき
今までの歩みを振り返り
後悔したり
戸惑ったりすることってないですか?

この世は
変わってないようで
刻々と変化していることを
日々意識すべきだと思います。

自分自身のからだも
毎日、毎時毎分毎秒分裂を繰り返し
3年も経てば
今までの自分のからだと全くちがう
肉体として生きています。

今までのあなたの肉体は
いったいどこにいってしまったのか?

今ここにいるあなたは
以前のあなたが生きていた
全くちがう世界にいるのかもしれません。

その世界を
パラレルワールドと人は言います。
少し前に大ヒットした映画
「君の名は」まさに
パラレルワールドの世界を表現していました。
その世界が受け入れられているから
あの映画はヒットしたのでしょう。

人はみんな
時間と空間を越えた
パラレルワールドの世界に生きている。
最近の物理学も
このことを現実のこととして
少しずつ暴いてきています。

パラレルワールドの先に
魂の世界
そして
神の世界が存在していると

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バベルの塔の失敗を繰り返してはいけない

科学は、これまで
世界で起こることの
様々の現象、姿、法則を
明らかにする学問として発展してきました。

でも
近代科学は
細部にこだわり
詳細に突き詰めて行くにしたがって
この世界の裏に潜む
人智を超えた神の偉業
を解明しようとしているように思えます。

医学の世界でも
人工授精など
最も神秘的な命の誕生に
挑戦して
神の領域に踏み込もうとしているかのような
一面ももっていないでしょうか?

現在
全世界がコロナウイルスワクチンの
誕生を心待ちし
全世界の医学者が
懸命に努力しています。

しかし
できるどころか
あちこちで聞こえる
治験中止のニュース。

このことも
ある種の人類に対する
ウイルスからの警告のような気がするのです。

科学の進歩は素晴らしく
喜ばしいことだと思う。
でも、今の科学至上主義の
行き過ぎの現状をも危惧してしいます。

こんな時たまたま
聖書にある
バベルの塔の話を読む機会がありました

バベルの塔の話では
かつて、人類は
神様に近づこうと、思い上がって
高い塔、つまりバベルの塔を作って
神様に対して挑戦したことありました。
その時神様は
未熟な人間の
その奢った人間の心を戒めるために
バベルの塔を
ことごとく破滅したのでした。

これをただの物語
歴史神話として読んではいけない
気がします。

バベルの塔を作ったときのように
人類は今
地球をそして人の命ですら
自由にコントロールできると
自分の力を過信し
奢った気持ちを持っていないでしょうか?

人間は
僕は肉体と魂とから成り立っていると
考えられます。
医学が進歩して
肉体のことは解明できた来たけど
魂については、まだまだ
その存在すら証明することもできていません。

人間の知恵は・・・・
まだまだというか
全然神様には及んでいないのです。
だから
科学の進歩があって
世界全ての人々が賞賛するようなことが
できても
決して奢らず、謙虚に生きていかなくては
いけないことを
バベルの塔の神話は
現代社会に忠告しているのだと思います。

自分の力に奢ることなく
謙虚に生きていかなくてはいけませんね。

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