子育て」カテゴリーアーカイブ

偉い人はどこに

最近のこども達の
尊敬する人の調査で上位に上がってくるのは
スポーツ選手、アーティストや
母親、父親、先輩、友達など
頑張っている身近な人に
尊敬や憧れをもっていることがわかる。

僕がこどもの時とは、ちょっと違和感を感じる。
僕たちの時は
聖徳太子、アインシュタイン、ヘレンケラー
野口英世、エジソン、徳川家康などで
こどもの時
その人物の伝記をよく読んだ記憶があります。

尊敬できる人物は偉い人。
お父さん、お母さんも尊敬してても
偉い人?と考えてしまったのかもしれません。

日本人にはお金持ちや成功者とは別に
「偉い人」という分類があったと思います。

今も偉い人はいるはず
何をもって偉い人と考えたかというと
どんな困難ことがあっても、揺るがない
「志」や「心意気」をもっている人物なんだろう。

こどもたちに
「志」や「心意気」を伝えるために
偉い人としてこどもたちに
生き方を教えていたのだと思う。

目に見えるお金や名誉、地位を得ることだけが
成功なのではなく
こどもの時、先生から学んだ
自分なりの「志」を果たすことが
人生の成功者、偉い人と言うことを
今のこどもたちにも伝えたい。

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礼を尽くせば人間関係トラブルを回避できる

人間関係のトラブルを回避するために
大事なことは
「礼儀」であり
相手に対して礼儀を尽くすことだと
最近やっと気がつきました。

トラブルを振り返った時に
トラブルになったのは
礼を尽くさなかったためだと
反省しています。

あの時
感謝の気持ちをこめていれば
相手も気持ちを静めてくれただろう。

あの失敗を反省しておけば
トラブルにならずに済んだだろうに。

親しい友人に対しても
もっと敬意の気持ちをもって
過ごしていれば
争うこともなかっただろう
など
人間関係に起因するトラブル回避するために
礼儀を尽くしておけばと今になって
反省しています。

礼儀とは感謝」と「反省」と「敬意」の
こころをもつことだと思うのです。
もっと具体的に言うと
素直に「ありがとう」と口にし
謙虚に「すみません」と反省の気持ちを込めること。
そして、相手に言われたことは
「はい」と気持ちよく返事をして受け入れる。
「はい」の語源は「拝」であり
おがむように相手に敬意を表すのです。

このように相手に対して
礼儀をわきまえていれば
人間関係のトラブルは
回避できるでしょう。

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自分のやりたいことの見つけ方

今、自分は医師として働き
しあわせな生きるための生き方を考え
自分の生きてきた様を振り返り
自分の生き方がみなさんの生きる方法の
ひとつになればと思い
毎日ブログを書き、本を出し
今もこうして執筆に励んでいます。

今自分は
幼い頃からやりたかったことをして
生きていることに
感謝しています。が
今日々こどもや若い人・・・だけでなく
働き盛りの方、主婦の方だけでなく
老若男女、多くの人が
自分の生き方に悩まれている。
特に
自分のやりたいことを模作している方が
年々増えているように思います。

今は情報化の時代
悩みがあれば
インターネットを開けば
多くの情報がでてきます。
でもPCの前にどれだけ座っていても
自分にあったことなど見つからないと
嘆いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

人間は
目の前に多くの選択肢があればあるほど
決定回避してしまうものなのです。

ですから
何をしたらいいか悩んだ時には
まず
他人がやっていることに注目するのではなく
自分の外側でなく、内側を見るべきなのです。
つまり自分の中に選択基準をもっていること
自分自身の得意なこと、大事にしている価値観を
自分自身がわかっているかがポイントです。

その上で
今やっていることに問題を感じたら
今そのことが自分自身の興味にある事柄かどうかを
考えてみましょう。
興味がある問題なら、その問題を深掘りすることに
意味があるのです。

今やっていること、やろうとすることに
楽しさを感じることができるか?
ということも大事なんです。
今つらいと思っていても
楽しいと思う瞬間があれば
深掘りしていい証拠です。
楽しいと思えることって
実はその人の得意なことだったり
大事にしている価値観とリンク
している証拠だからです。

あなたのもっている価値観と
今起こっている問題
これからやろうとしていることが
リンクしていれば
誰に何を言われても
進むべきことです。

そうすれば
必ず道は切り開かれていくのです。

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人生色々を応援

最近政治家が
高校無償化をどうするかという
議論をしている報道を
耳にする。

中学校までは
義務教育だから
給食費をただにするかどうかの
議論とはちょっと異なる気がする。

というのは
自分のクリニックでも
学校に行けないこども達の受診が増え
中学生だけでなく
小学生など低年齢化も気になっている時に
みなが高校にいくのが、
全てのこどもに必要かどうか立ち止まって
考える必要はないだろうか?

まず、こども達の中には
必ず勉強嫌いのこどもがいるということを
わかってあげないといけない。

勉強は嫌いだけど
野球、バスケットなど運動したいから
高校に行きたい。
それは立派な進学理由だから
おとなは、しっかり応援してあげたい。

勉強は嫌いでも
何が好きなものがわかっているだろうか?

ケーキ職人になりたいなら
高校に行くよりも
有名なパティシエの元で修行。
お笑いが好きなら
落語家の師匠に弟子入りする
漫画が好きなら
漫画家のアシスタントから始める
映画がすきなら
映画現場のアルバイトをする
などなど
夢がはっきりあるならば
高校という、おとなの考える学歴と言う枠で
遠回りするよりも
もっと、自由な道を選ぶことを
親をはじめ周りのおとなが力を貸すべきでは
ないでしょうか?

高校無償化だけを議論していることに
なにか虚しさを感じてしまうのです。

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外見を整える

先日お茶の席に
立ち会わせていただきました。

その時、お点前をされた方の
ふすまの開け方、歩き方、お茶の出し方など
その所作のひとつひとつが美しく
感動しました。

その所作をされた方が、
初めてお会いした人でしたけど、
とっても魅力的に感じました。

行動も、所作も
心からでるんだと思いました。

外見を整えることは
大事なんですよね。

外見は
100%自分でコントロールできるもの。
でも
僕がいう外見は容姿容貌では
ありません。

外見は自分の姿。
”かっこいい”と思わることを
目指すのではないのです。
”かっこいい”と思うのは
自分の判断でなく
自分が見た人が判断するので
一定の判断ではないと思います。

だから
容姿容貌の良し悪しは
自分でコントロールできません。

自分自身で作り出す自分の姿が
自分自身の外見です。

ですから
お茶の席で感じた所作は
まさに
誰にも美しいと感じさせる
美しい外見の姿ではないでしょうか。

ですから
いつでも、どこでも、どんな時でも
相手が誰であり
相手に敬意を示して
礼儀正しく接することは
相手にも必ず伝わります。

きっと
あなたを美しいと感じてくれるでしょう。

あなたの心の状態が
あなたの相手に対する気持ちが
必ず
あなたの行動にでます。

外見は、
内面から来るような気がします。

心が磨かれは
外見も磨かれる。
でも、
外見を磨けば、
周りから好印象を持って、
誉められばうれしくて、
心も輝きだすような気がします。

ですから
どんな人にも
心穏やかに、礼儀礼節を重んじて
接すること。

外見を整えること
それは
自分でコントロールできる
自分磨きの方法だと思います。

礼儀礼節と所作を
整えていきましょう。

 

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人と付き合うこと

以前から

以前から座禅をしています。
座禅は、自分と向き合う時間です。
そして、
機会があれば
禅問答を通して
老師と向き合うことで
今の自分を評価してもらっていました。

だから老師は僕にとってメンターです。

そして僕の周りには、
今までであった人の中には
僕を成長させてくれる人
気づきを与えてくれた人がいます。

実際にお会いしたことがない人でも
いつまでも医師として
素晴らしい活動をしている日野原先生。
心のあり方を
教えていただいている渡辺和子さん。
そして
なぜか心惹かれる良寛さん、空海さん。
みんな自分を成長させてくれる
メンターなんだと思います。

そして、メンターとは逆に
ライバルという人もいます。
ライバルって
僕にとって気になる人
今の自分に刺激を頂いている人
じゃないかと思います。

つまり
自分のするべき、なすべきことを
ちゃんと持って進んでる人。
そう考えると
今出会っている頑張ってる人は、
みないい意味でのライバルです。

本当にいい刺激をもらって、
彼らにいい刺激を与えようと
切磋琢磨している気がします。
それが自分にとっての
ライバルなんだと思います。

そして最後に
応援したくなる人もいます。
その人は
頑張ってる人。
患者さんもそう、
友達でも、
知り合いでも、
たとえ実際にあったことがなくても
ニュースで知ったような頑張ってる人。
頑張ってる人を応援したくなります。

そして家族も。
その人達に
応援できるやり方は、
みんな同じじゃないし、様々。
だから、
あなたにいつも応援している、
大事に思ってますという気持ちを持つこと。
そのサインは、身近にいてもいなくても
必ず通じるものだと思ってます。

誰と付き合うにしても
お互い成長することで
自分もまわりの人も
もっと輝き、、喜びを
持っていただけたら
こんなにうれしいことはないです。

気持ちがある限り
お互いの関係は
更に発展するものだと
信じています。

自分の付き合いのポイントは、
ズバリ信頼です。
この根本が、
お互いの絆を深めて行くのだと思います。

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褒めて育てるために覚えておくこと

昭和の時代に育った自分から
今のこどもたちの教育方針は
かなり変わってきたと思う。

自分たちは
しごきなどと言われるような
歯を食いしばって
愛のある指導をうけて成長してきた。
しかし、現代の多くの教育方針は
褒めて育てるという。
親も先生も指導者も叱ってはいけない。
自分たちの時代は愛ある鉄拳も日常茶判事だったけど
今は、どんな理由があろうとも
全て暴力と捉えられてしまうらしい。

そして
指導を受ける側も
「僕はは褒めて伸びるタイプなので
叱らないで下さい」という
こどももいるようです。
その言葉を聞くと
さすがに違和感を感じるのです。

褒められることだけを
相手に望んでいると
褒めると伸びるどころが
いつも自分の殻から抜け出せない
こじんまりとした人生になりそうで
ちょっと心配になります。

褒めるにしても
何から何まで褒めるというのは
ちょっと違うと思うのです。
ですから、褒め方にに注意なのです。

例えば
何から何でも褒めていると
褒められることが当たり前になり
ほめられないと
不満や不安を感じるようになってしまいます。

注意しないといけないのは
何かをさせるために、褒め言葉をくり返すだけだと
自信過剰に陥って
予想外の失敗を経験した時
失望がとても大きくなってしまいます・
だから、必要以上の褒め言葉が
おだてになってはいけないのです。

また
何か褒めることを探した時に
外見のことばかり褒めていると
自分の内面がわかってもらえない
と自身喪失に繋がってしまいます。

褒めればいいというわけではなく
褒めるリスクもあるのです。

それでは、どう褒めればいいのでしょうか?
それは、「すごいね」「えらいね」という
相手を評価する言葉ではなく
自分が感じた素直な気持ちを
伝えるのがいいのです。

勉強頑張ってくれるし
いい子でいてくれるから
いつも笑顔で過ごせるからありがとう。
とか
ごはんも残さず食べてくれるから
料理作りがいがあるわ・・・など
気持ちを素直に自分の言葉で伝えることが
いいと思うのです。

そのあなたの素直な気持ちが
一番の褒め言葉なんです。

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こどもは宝だけど

今も昔もこどもは宝だというのは
変わらない事実です。
そして
こどもにはしあわせになってもらいたいのも
親の願いだけでなく
社会の願いだけでなく
社会の役割なのも現代も過去もかわりません。

でも
そのやり方や考え方は
今と昔は異なってきていると思います。
今はこどもが成長に必要な
食料や教育を不自由なく提供できる
社会になるように
こども手当という
お金を給付している政策。

お金のばらまきだと
非難されることもある。
確かに子どものいる家庭
特にこどもの多い家庭には助かるし
実際にそういう声も聞かれるけど・・・
これが少子化対策になるかというと
疑問に思う。

小児科医として
30年以上働き
こどもの病気は減らないものの
こどもが亡くなるという
最悪の事態を招くことは
激減しているのを感じ
これは医療の進歩だと
喜んでいいことだと思います。

現代は
こどもはおとなになるのが
当たり前のことになっている時代に
なっているから
こどもの将来に対して
思いや願いを込めるご家族が
ほとんどだと思う。

しかし
昔はこどもは
元気におとなになることは
当たり前のことではなかったので
今よりもこどもの今が続くことを
祈り、願って
子育てしていたことだと思います。

その意識の現れが
コロナ流行期のマスク着用の意識に
現れていたと思います。

もちろん、コロナにかからないために
こどもたちにもマスク着用をすることが
求められましたが
実際、今でもそうですが
老人の方が
コロナの直接の影響を受けて
いのちを落とすことがわかっていました。

そして
老人はこどもよりも
これから先生きている時間は短く
いのちを落とす可能性が高くなるので
老人のいのちを守ろうという考えが
無意識下で働いていたような気がします。
こどもはマスクして不自由しても
感染はいつか終わるし、その後の人生は長い
でも、老人はコロナを乗り越えても
いのちは短い。
老人を守ろうという考えに
シフトしていた気がします。

いのちは平等で、尊いものなのは
今も昔も
どんなに医学が発展しても、社会が変わっても
変わらない事実です。
どんな世の中になっても
おとなもこどももいのちが輝いている
世であって欲しいと言う思いが年々強くなってきたのです。

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人事を尽くして天命を待つ

桜が開花の時期になりました。
桜が咲き始める頃になると
出会いと別れがあるなど
我々の生活環境が大きく変わることを経験します。

特にこどもたちにとっても
卒業、入学など
新たな一歩を踏み出す時期になります。
そして
この時期新聞を開くと
○○中学校、何名合格
△△高校、何名合格
□□大学、何名合格 など
いわゆる俗に言う学校に入った(入れた)ことを
謳う広告をみて
ふと、思ったのです。

ここに名前が上がっていない
学校に合格した人もいるだろうし
がんばったけど
落ちてしまった人もいるだろう。

実際にあった人はいないけど
その喜びを謳う広告をみて
様々な表情の顔が浮かんでは消え
・・・・
しばらくして
これは「人事を尽くして天命を待つ」という
言葉の真意に触れた気がして
そのことを
ブログに書こうと思います。

今生きている世界には
因果の法則があり
自分がある結果を求めて
一生懸命取り組まないと
結果はでないと言う法則があるので
人は、頑張り
いい結果が出るように願ったりします。

それなら
一生懸命やったのに
結果が出ないのは、失敗なのでしょうか?

僕は一生懸命やった先にある結果は
成功であれ、失敗であれ
きちんと受け入れる
受け止めることが大事なんだと思います。

人は
魂が成長するためにこの世に生まれてきて
そのために、なにを経験すべきかを
決めてこの世に生まれてきたと言います。

ですから
どんな結果が出るかは
生まれる前から決まってたのかもしれませんし
その結果を踏まえて
どう過ごすかが
魂の成長につながるのだと思います。

少しスピリチュアルな言い方をすると
自分の行った行動から出た結果が
どんな結果であっても
それは神様が自分のために必要な結果なんだと
言うことに気づくと
どんな結果も受け入れて前に進むことができますよね。

自分のやった結果にこどわらず
目標にむかって
心や体全体でありったけの
知恵と勇気、力を振り絞って
自分が願う、思う世界を描き
努力して最善を尽くす。
その後
描いたとおりの結果が
例え手に入らなかったとしても
それは、神様いえ、自分の決めた道なのだと
受け入れましょう。
結果に囚われ、心奪われないことが大事なんです。

と言うことを
「人事を尽くして天命を待つ」の
真意だと思うのです。

受験生のみなさん
ほんとうにお疲れました。
みなさんが頑張ったことは
ご自身が、そして神様は
ちゃんとわかってくれています。

だから
望む、望まない結果に関わらず
胸を張って、笑顔で歩いて言って下さいね。

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人生には旬がある

子育てをしている時
忘れてはいけないのは
人生には旬があるということ

生まれて死ぬまでの間
生まれてからすぐは
生きていくための
循環、呼吸、神経、内分泌など
生物として
大袈裟に言えば
地球上に生きていく
力を付けていかなければなりません。

その後
少年期には
人として生きていくための
社会性、道徳性などを身につけ
今後生きていく術を身につけていきます。

そして、青年期は
少年期に身につけたものを
更に伸ばすために
様々な経験し
自らの力を伸ばし
その力を使いつつ
自ら生きていく場を整えていきます。

社会の場で生きていく内に
生きがい、生きる意味など
精神的成長を続けていくのです。
そして
成長していく内に
老年期に入ると
今までの人生で身につけたことを
次世代に伝えることも
大きな役目になってきます。

そして
死が訪れた時に
自分の人生で学んだことを
伝えきって終えるのでしょう。

このように
その時、その時代で
やるべきこと、旬があることを知って
生きていくべきだし
これは子育てをしている時も
頭に置いておかねばならないてっんだと思います。

人生には旬があると言うことを。

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