境雅人、井川遥主演の
「平場の月」という映画を観た。
中学時代の初恋の相手同士が
時を経て再会し
これまでの人生をまた振り出しに戻して
生きようとするが
それまでの生き方や
その時の健康状態、経済状態などが
トラウマになって・・・
中々先に進めないのが
おとなの恋愛状況。
そんなおとなの男女のこころの機微を描いた
映画。
小説を読んでいるかのように
言葉を選んで語られるセリフ。
その時カメラが映し出す月、花、
些細な生活現場が
多くのことを語ってくる映画。
堺雅人の最後に見せた涙。
堺雅人の熱演がグッとこころに残る映画だった。
幼い時の経験が
その後の人生に確実に影響を及ぼすことをも
教えてくれる映画だった。
