平安時代から明治時代にかけて
寺子屋で使われてきた「実語教」
という教科書があります。
この中に
「山高きがゆえに貴からず。
樹あるを以て貴しと為す。
人肥たるが故に貴からず。
智あるを以て貴しとす。」
という一節があります。
知識があることで
貴いのだということです。
人は見た目でではない。
人はお金を持っているかどうかではない。
人は学問をすることが貴いのだと言うことを
こども達は教わってきて
勉強して来たのです。
忙しいこどもたちに
勉強する意味を失いかけているこどもたちに
この言葉を贈りたいと思います。
